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Blue Sky's Memory  作者: めちゃんちゃ
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襠side

私はあいつのことが好きだ。

そう気づいたのは今。

こんな感情に気づいたのも今。

――――まさかこんなに嫉妬するなんて...。


*


「おい、チビ!」

「チビじゃない!」

「チビだろ。俺より小せーもん。あーそれよりこれ。前に借りてた本。返す」

「あーこれ!探してたんだけど!」


見慣れた背の高さ。いつもと変わらない口喧嘩。


「まーまーやめなー」


それを泊めてくれる友人。いつもと変わらない日常。

昨日まで通りに出来てるかな?

けどあいつ―――洋人とは今日一度も目を合わせてない。

合わせられない。


私は昨日、あいつが――洋人が好きだったんだと気がついた。

けど気付くのが遅すぎた。


あいつには彼女がいる。

私とは比べ物にならないくらい綺麗な同級生と付き合ってる。

告白したってあいつは私を振るだろう。

苦しい恋だなんてことはわかってる。

けれどもうどうしようもない。

私の心で生まれた甘酸っぱい感情は蔦のように心を捉えて苦しめる。

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