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鉄薫る世界にて  作者: キャバルリー
第五章:決別 ~ナンバー3編~
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プロローグ

───私はただ怖くて逃げ出した。

己の宿命から、己の罪から背を背け、かつての暖かい世界へ逃げ込んだ。

しかし元から逃げることなんて不可能だったんだ。

あの街から立ち去ってから、今までずっと私は過去から迫り来る者と向き合ってきた。

それはあの街にいたときと何も変わらない、殺戮の繰り返しだった。

唯一つ違うことは、守りたい人達が出来たこと。

その人達は私を暖かく包んでくれた。血に染まりきった私に優しさを教えてくれた。

お前の事を無視して逃げ出した私のことを、許して欲しいなんて図々しいことは言わない。

たがどうか頼む。私の守りたい人達だけは傷付けないでくれ。

あの人達は私のせいで生きる道を狂わされただけなんだ。

私のことなんてどうでもいい。今すぐその銃で裁きを下しても構わない。

あの時、私はお前に私の全てを委ねた。それは今も同じだ。

さぁ、殺したければ殺せ。罪深き私を罰してくれ。

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