表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
回転  作者: たらば
53/61

53回転目

ホスピタルまでバイクを飛ばしながら考える。

あの大グモを倒すことが出来たショットガンの回転、アレは普段と比べると普通じゃなかった。

何が原因か考えると色々考えたが最終的に思い至ったのは『歯車』だった。

アレはどうやって出てきたんだろう?バイクを操りながら考える。


結局ホスピタルに着くまでに歯車を出す方法には至らなかった為、気持ちを切り替えて紹介して貰った人物へ会いに行く。


「ここかな?」


看板を見て確認すると『薬師サボ』と出てる。紹介文の店名とも一致するし住所もここだろう。


「こんにちはー」

「はい、いらっしゃい……連絡のあった人達かな?」


背負ってるキャシーを見ながらこちらへ質問してくる。


「えっと、ホープのお医者さんからこの紹介文を頂いて来ました。毒グモに詳しい人を紹介していただけると……」

「ああ、叔父さんから聞いてるよ。毒グモというより毒の専門家って言ったほうが正しいんだけどね」


そう言うと店主であろう男性は一度奥に引っ込み何かゴソゴソとやっている。

暫くすると布袋を抱えて戻って来たかと思うとソレを此方へ渡しながら先方の住所を教えられたので其処へ向かう。

なんでもこの布袋に入ってるのは向こうの人にキャシーを診て貰う対価だとか。

別途で金を渡す気だったが最初の医者に払った額が大きすぎるからと言われた。

そんなに高い物だったのかと思いながら足を進めると、さっきの店よりも少し大きめの家が見える。

店でも何でも無かったのでちょっと戸惑いながらも玄関先でドアノックを叩いて反応を待つ。

すると1分もしない内に中から返事があった。


「は~い、今あけま~す」


中から出てきたのはオレンジ色の髪に赤目のメイド服を着た15歳位の女の子だった。


「えっと薬師ザボから紹介されて来たんだけど……」


すると女の子はキャシーを暫く見た後、扉の奥へ引っ込み叫ぶ。


「御主人~~~!!お客さんですよ~~~!!」


暫く女の子は家の奥に居る主人とやらと会話していたのだろう。何度か家の奥に向かって叫んでいると再び扉を開けて手招きをしてきた。


「ささっ、入っちゃって下さいな」

「えっと、良いのかな?」

「良いから、じゃないと背中の女の人を診れないじゃないですか。こっちこっち」


そのまま家の一室に案内されてキャシーをベッドへ寝かせる。


「じゃあ直ぐに家の主人連れてくるんで待ってて下さいな」

「あ、はい」


扉を閉めてメイドさんが出て行くと何やら2階でドタバタとやってる音が聞こえる。

紹介されて来たけどちょっと不安になってきたぞ……。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ