41回転目
身体を捻って相手の攻撃を避けると同時に反撃、避けれない攻撃は防御。
防御と同時に相手へPSIを流し込む。
PSIを受けた相手は強制的に回転して体制を崩す、そこへ直ぐ様殴る蹴るなどして追撃。
それを10分もやれば周りの雑魚は全員片付いた。
残るは赤ハゲゴリラだけ。
「どうしたゴリラ、おめーは来ないのか?部下に任せて高みの見物か?」
ゴリラが俺を睨んでたかと思えば大声を出しやがった。
「アッピオ!!手前の言ってた話と大分違うじゃねか!!どういう事だコレは!!!!」
……??
「し、しかしゴウリキさん、確かにアイツはデバイスとか持ってなくて……」
「現にあの野郎は魔法を使ってやがるだろうが!!!!」
ゴリラのコブシがテーブルを叩き、粉砕する。
おいおい、店の備品を壊すなよ。
ついにアッピオとゴリラが口論しだしたぞ……話進まねぇから帰ろうかな。
取りあえずキャシーをジェスチャーで呼んでからバイクを渡す。
「すまん、ちょっとコイツ持って外で待っててくれ。直ぐに行くから」
「随分と大事にしたわね、まあいいんだけどさ」
キャシーの予定と違うって事なのか?どういうつもりだったんだろ……。
「それじゃ、外で待ってるから早めにね。日も傾いてるから早く町を出ないと帰り着くのが夜中になっちゃうから」
「ん、OK」
キャシーが出口に向かうのを見てからゴリラの方を向くとまだアッピオと喋ってやがった。
「あ~、お二人さんよ。魔法がどうとかって奴なら俺が答えてやるよ」
周りに散らばっている皿、コップ、瓶等、辺りに散らばっている物を片っ端から回転させながら宙へ浮かせる。
二人はそれを「ギョッ」と目を見開いて見ている。
「答えは簡単、コレって魔法じゃないんだよね」
二人に答えた瞬間、二人目掛けて浮かせていた物を顔面へシュート!!
アッピオの方は普通に投げただけだが、ゴリラの方はしぶとそうだったので、例え割れても回転は解かない。
結果、アッピオはただの気絶で終わったが、ゴリラの方は…………顔面に多数の裂傷が出来てた。
まあ自業自得って事で一つ。
ついでにアッピオの方からは懐にあった物を全部拝借した。どんだけの価値があるか知らないけどファイトマネー位は貰っておかないとな。




