10回転目
ばごん!
怒りに任せて壁を殴ったら、殴った腕が壁を突き抜けてた。
「なんじゃこりゃー!!」
自分のやった行動の結果が余りにも予想外過ぎて混乱していると、何時の間にか女が近寄り俺の肩にガンタイプの注射を打っていた。
直ぐに立ち上がろうとした時にはその効果は現れた、唐突な眩暈でベットへ倒れこむ。
視界が歪み思考も纏まらない。女が何か言っている。
「うん、貴方は色んな意味で興味深いわ。もうちょっと頭を弄くって、従順にしてから本格的に改造しましょうか」
身体が痛い。腕も、足も、頭も痛い。酷い匂いがする中、俺は目が覚めた。
暗闇の中で目を覚ました俺は体の痛みに耐えながら目を凝らす。暗闇に慣れてきた目に映った光景は死体の山だった。
しかも普通の死体じゃない。
ある者はまるで動物の様な、ある者はまるで昆虫の様な身体をしている。
趣味の悪いテーマパークを見ているような感覚。生臭い匂い。
顔を顰めながら暗闇に慣れた目で自分の体を見下ろすと、そこには俺の体は無かった。
無数の鱗に鉤爪。手足から生えた機械部品。流れ出る青い血。
痛みに耐えて立ち上がる。
人外の身体頭に生えた角、オマケに尻尾まである。
余りの衝撃に痛みすらふっとぶ。
死体の山を踏みしめながら歩くと光が見えて来た。まるで誘蛾灯に集まる虫の如く、ふらふらとその光へ近寄る。
光に誘われるまま足を運ぶと、眼下にに泉が広がっていた。
気が抜けたのか一気に足から力が抜ける。
あっというまだった。
淵に立っていた俺はそのまま脚を踏み外し泉へ真っ逆さま。
何度か岩に身体をぶつけながら転がり落ち、泉に落ちる。
ああ、こんな意味の分からないまま死ぬのか。
身体も動かず、水は冷たい。
息が出来ずに苦しい。
何でこんな事に……。
サクサクと進んできたこの小説。
ここがターニングポイントになります。
ちょっと世界観がふわっとしてるので固めて生きたい!(誤字じゃない)
世紀末系かファンタジー系かSF系か。
とりあえず勢いだけは失わないで行きます。




