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回転  作者: たらば
10/61

10回転目

ばごん!


怒りに任せて壁を殴ったら、殴った腕が壁を突き抜けてた。


「なんじゃこりゃー!!」


自分のやった行動の結果が余りにも予想外過ぎて混乱していると、何時の間にか女が近寄り俺の肩にガンタイプの注射を打っていた。

直ぐに立ち上がろうとした時にはその効果は現れた、唐突な眩暈でベットへ倒れこむ。

視界が歪み思考も纏まらない。女が何か言っている。


「うん、貴方は色んな意味で興味深いわ。もうちょっと頭を弄くって、従順にしてから本格的に改造しましょうか」




身体が痛い。腕も、足も、頭も痛い。酷い匂いがする中、俺は目が覚めた。

暗闇の中で目を覚ました俺は体の痛みに耐えながら目を凝らす。暗闇に慣れてきた目に映った光景は死体の山だった。

しかも普通の死体じゃない。

ある者はまるで動物の様な、ある者はまるで昆虫の様な身体をしている。

趣味の悪いテーマパークを見ているような感覚。生臭い匂い。

顔を顰めながら暗闇に慣れた目で自分の体を見下ろすと、そこには俺の体は無かった。


無数の鱗に鉤爪。手足から生えた機械部品。流れ出る青い血。


痛みに耐えて立ち上がる。

人外の身体頭に生えた角、オマケに尻尾まである。

余りの衝撃に痛みすらふっとぶ。

死体の山を踏みしめながら歩くと光が見えて来た。まるで誘蛾灯に集まる虫の如く、ふらふらとその光へ近寄る。

光に誘われるまま足を運ぶと、眼下にに泉が広がっていた。

気が抜けたのか一気に足から力が抜ける。

あっというまだった。

淵に立っていた俺はそのまま脚を踏み外し泉へ真っ逆さま。

何度か岩に身体をぶつけながら転がり落ち、泉に落ちる。


ああ、こんな意味の分からないまま死ぬのか。


身体も動かず、水は冷たい。

息が出来ずに苦しい。

何でこんな事に……。

サクサクと進んできたこの小説。

ここがターニングポイントになります。

ちょっと世界観がふわっとしてるので固めて生きたい!(誤字じゃない)

世紀末系かファンタジー系かSF系か。

とりあえず勢いだけは失わないで行きます。

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