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学園まるごと異世界転移~よくあるモブ軍団のお話~  作者: つくも神
ようこそ異世界へ
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知彼知己百戰不殆

サリネンを知り自分を知ればほとんど大丈夫

研究キチを知りレアスキルを知られればほとんど恐怖

教信者を知り入信を強要されればもう逃げるしか無い!!!


「いやあ今日は不思議な物がいっぱい見れて嬉しいよ。君たちは変だね!」


変な職員に変人扱いされたくねーな。


「そういえばさっきも良いスキル持ちが来ていたよ。君達のお仲間だよね?」


どうやら先生組は先に教会(教会って言って良いのだろうか?)に来ていたようだ。

まあ俺達は買い物してたしな。

……ん?でもどうやって会話するんだ?他にも翻訳機持ってるやつが居たのかね。


「フッフッフッ、どうやら気がついたみたいだね。そう!このシンボルは神の加護により会話を可能にしているのです」


そういって平らな胸を張ってペンダントトップをアピールしてるサリネン30歳(予想)。


「今信徒になるとこのネックレスや神の加護がついた祝福の聖水がもらえる~~」


……無言で教会を出た。


「ちょ、いいんスかアニキ!アレがあれば会話できるんスよ!?」

「一時の感情で宗教に手を出してはならない!!」パーン!「フゲェ」


演劇のような立ち回りで健児の頬をはたいた。おおアンドレ!


「なんで叩いたんスか?」「ノリだ」


「奴は今ならネックレスや聖水をとテレビショッピングばりな怒涛の展開を見せてきた。あの空気のまま商品を買うと家に届いた後なんでこんなの買ったんだろ?ってなること請け合いだ」

「ああ、ウチのカーチャンのウォーキングマシーンッスね」

「そうだ。結局5分程度で飽きてスペースを取る粗大ごみだ」


「でもアレは翻訳っすよ、会話出来るんスよ」

「ペンダントトップをあげるとは言ったが翻訳機能がついてるとは言っていない」


「………?でも会話出来てたじゃないっすか」

「それはあの職員の正式な加護がついたネックレスだからだ。布教用にそんな加護付けてたらやってけんだろうよ。翻訳機売ってる方も、ネックレスに付与してる方も」


「……それが本当なら詐欺じゃないっすか」

「ネックレスや加護の付いた祝福の聖水って言ったんだ。”ネックレスや”だ。騙される方が悪い」


消防署の方から来ましたって言う手口と一緒だな。


「もし仮にありがたい翻訳機能付きを貰えるとしても今度は何かしらの信者活動が待ってるだろう」


そっかー学会や和姦民のような洗脳されるかもしれない。コワイ!

大体信者って何すんだよ?あぐらで空中浮遊すればいいのか!?


「お前も恐怖でおかしくなってんじゃねーか!」


ゆーじが後ろから蓮を抱きしめる。ウホッ良い身体!


「え?なんでレンレンがきゅーにパニクってんの?今ドヤ顔で説明してたじゃん」


「こいつ中学の時宗教新聞勧誘にあってな。断って終わりだったんだけどその信者が面白くてさ。鳥の糞かかるわ車に泥撥ねられるわで散々だったのにありがとうございまーすって叫んでてさ。運が悪い男だなって思ったら興奮して血走った目で路上講演会しだしたんだ。たまたまそういう奴に出会っただけなんだろうけどその後も別の奴がありがとうございまーすって横で叫んでる奴が居て……あれは俺もビビったね」


今でも肩が震える。心霊現象の方がマシに思える。

信仰は精神を別の方向に導くのだ。良い意味でも悪い意味でも。

一揆や自爆テロのように。


「……すまんな、大分落ち着いてきた。何が言いたいかというとどうせなら他の奴に入信させて観察してからで遅くはないって事さ。好き好んで危ない橋を渡るな」


人柱は何人いてもいい。スキルなんて言う”見えない武器”を知られてるんだ。これ異常弱みを握られたくもないし。

そう思うと教会に行くのは失敗だったか?……いや、自分を知る事は最優先事項だ、これでいい。

ドームの様なアイテムボックスのような”空間”……色々と活用できそうだ。


「蓮ってちょいちょいゲスいよね」


……安全マージンが高いと言え。

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