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学園まるごと異世界転移~よくあるモブ軍団のお話~  作者: つくも神
ようこそ異世界へ
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怕不辣、不怕辣、辣不怕




「コレうめーな!身がぷりぷりしてる」


「エビ食ったようなコメントw」


「新鮮だから甘みがあるな」


「だからエビ食ったようなコメントをすんなw」


「タルタルソースが欲しいな」


「エビフライに変わった!」



異世界?別次元?もう異世界でいいや。にいるかもしれないと解ったのに呑気にバーベキューをしている。


こいつら頭おかしいんじゃねーか?と思うかもしれないがそうでもない。


ろくに会話もできない第一村人?と同じ釜の飯を食いコミュニケーションを図っているのだ。


そして異世界の食事が安全なのか美味しいのかも試せる合理的な考えだ。(今考えたとはいえない)


更に更にもう警察関係には連絡しているので後は待つだけだ。


尤も待った所で”じゃあ日本に帰れます~”っとはならないだろうけどな。



「ぬーがらのかいもめーべがな!くーのたれがうっしょ」


「ああ、醤油か?こっちにはね~のかな?納豆とかも日本人しかくわんしな」


「腐った豆とか腐った豆を使った調味料とか腐った女とか」


「おい最後w」


「くーのたれがうっしょ。わーがたれががってみがえ?」


そう言って小さな壺を持ってきた。


この壺はいいものだ。ってそうじゃなくて中身か。


からそーな臭いだな。香辛料か?


「あ~。俺辛いのは駄目なんだ。舌が受け付けね~。平田使ってみて」


味覚には辛味というものはない。痛みを辛味と勘違いしているだけだ。


と学術的に論破したが単純に辛いのが嫌いなだけだ。


キムチも辛いだけのは食えず唯一食えるのがスーパー極上シリーズの旨味成分たっぷりの奴だけ。



「これ一味っぽい感じw唐辛子あんのかなwうけるwww」


一味はもってきてねーな。俺が辛いの嫌いだからな。


「今度学校から辛いの持ってくるよ。七味とかならあるだろ」


「ウチのカレーは甘いのしか作らないしね~」


「蓮はマジ駄目だからな」


「中華料理は殆ど好きだが虫とか辛さとか意味わからんのは駄目だ」


四川人は辛さを恐れず、湖南人は辛くとも恐れず、貴州人は辛くないのを恐れるなどと言うが要は味覚障害だ。


舌が機能しなくなったので刺激を求めているのだ。(暴論)


中華料理と聞くと油でギトギトしてて辛いだけのゴミに思うかもしれないがソレは違う。


本場の料理店に行くとあっさりとした旨味のある料理が食べられるだろう。


中途半端な店に行って偏見を持つのは良くないって事だな。



などとくどくど解説していたのだが誰も聞いていない。


いつものテンプレートの様になっているからな。



「そこまで嫌わなくてもいいのにな」


「そうだぞ。別に辛くてもいいじゃねーか。発汗作用とかあるし」


「じゃあお前らその使用量を砂糖や塩に変えてみろよ」




私は甘さを恐れず、甘くとも恐れず、甘くないのを恐れる。

成人病じゃねーか!




私は塩分を恐れず、塩辛くとも恐れず、塩辛くないのを恐れる。

脱水症状待ったなし!



「頭イッちゃってるだろうが!」



「何でそこまで目の敵にしてんだよ?」


「前生放送したゲームのヒロインが業務用唐辛子粉末をどばどば入れたカレー出してきてな」


主人公が気合で食ってて萎えた。付き合っていくつもりなら無理なものは伝えるべきだ。


しかもその後ずっとトイレに篭ってケツヒリヒリする描写されてた。


同じもの食ってるんだからヒロインがヒリヒリしてるんだろうか?


くそヒロインってなんだよ?ゲロインよりひでーや。




「個人的な恨みじゃねーかw」


「あ~~。そういうのよくあるよな。泡拭いて倒れるやつ」


「救急車コースなのに普通に看病するだけのな」


「殺人罪が辛い料理作っただけってのは酷い」



「ぬーがらゆたらだっと?」


「ん?飯食ったら村行くつもりだよ。食糧難だしな。こっちの金も稼がないとな」


「ぐらきっとぼっこすよーいとえんでけ?」


「グラキットだっけ?そこそこ。ノートとか売れるかな?」


「だっとばくろすばてごじきんだいきっさ」


「ごじきん?おおありがとうな。ついでに欲しいのあったらやるよ」


「ほっかどーげんてー」


「お。ミルクコーヒー気に入ったのか。俺もコレ好きで自販機連打するんだよ」




「………あれ?蓮会話してね?」


「今カメラの文字見てねーよな?」


「まだ翻訳されてねーのに」


「すげーっすアニキ!」






釣り小屋の親父クロスと打ち解けた一同。




異世界だと判明するも現状解決には至らず当面の生活の為に村に行くのだった。



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