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カッコいいスキル パイ投げ

生クリームタップリのパイを召喚できる

投げたパイは自動的に相手の顔面にぶつかる

痛みはないが視界が確保できず嫌な気持ちになる


つよそう!…ツヨそう?



2月23日



朝に弱い蓮はいつもの様に遅く起きた。


皆は既に朝食を終えている。


起こされない限り中々起きないのだ。





飯を食いながら飯に毒入れたらいいんじゃね?と思っていた。


何も鼠だけの為に毒団子を作る必要はない。


毒といっても普通に売ってるホウ酸やワルフェリンを食べ物に混ぜるだけだ。


小麦粉でもチョコでも良い。


ここにはペットは居ないが間違って食べられると危険だから注意が必要だ。


更に死骸を放置すると病気の原因になるので自分の行動範囲だけでしっかりやらないといけない。



「蓮~。また電波入らないみたいだよ~」



「あ~。台風の目終わったからな、通り過ぎるまでは不具合あるんじゃね」


今日はまた雨が降っている。このまま台風が通り過ぎるまでは何日か雨だろう。



「しかし又雨か、しばらくやることねーな」


「それなら誰がカッコいい武器作れるか勝負しね?」


「カッコいい武器ってなんだよw釘バットとか?」


「そういう感じで。メジャーじゃない方が高得点」


「いいっスね。パイ投げとかっスか?」


パイがもったいないだろ。




しかし武器作ってもバッタとか鼠に効果的なのはもう発案されてるしな。


……いや、あのデカイカエルとかが来る可能性もあるのか?


そう考えるとエアガンじゃ意味ねーな。面白い。



「いいな。どうせ復旧作業手伝うまで暇なんだ。色々とやろうぜ」


まだ地震や台風のせいで今後の予定も何もないんだ、面白そ~なことしないとな。



こうして俺達は面白い武器開発をするのだった。




~次の日~



のんびりと起きようかと思っていると珍しくゆーじに起こされた。


朝が弱いのを知ってるのに珍しい。


「ん~~。なんかあったん?」


ぼーっとした頭で尋ねると複雑そうな顔でゆーじが答えた。


「なんつーか、体育館の方の奴が朝に来てよ。外がおかしいんだと」


「は?そりゃ雨降ってるわかたつむりも降ってくるわでおかしいだろ」


デカイカエルのニュース見てねーのか?


「いや、おかしいのは知ってるんだけどよ。鼠に噛まれた奴らが高熱で倒れて薬足りなくなりそうだから応援を呼ぼうとしたんだと。


んで車で外出たら道が途切れてて林だったらしい」



「全然意味わからん」



「それだけじゃなくて暴動起こしてた奴が立てこもってるらしい」


「勝手に引きこもってろよ。自衛隊来てたんじゃねーの?」


「あれは医療班だからな。鍛えてはいるけど避難民殴り殺したりしたらマズイでしょ」



「たしかに?鼠で寝込んでるのも自衛隊のせいにしてニュースに流されそうだな」


「報道の自由だからな。守るはずの自衛隊が殴ってますなんて煽りで視聴率稼ぐんだろう」


「そりゃ殴れんわな。で?どうしろと?」



「蓮におさえて欲しいんじゃねえの?いつもの”二階堂なんだから”って奴」



「んじゃいつも通り”断る”」


「まあそれが正解だろうな。余計な事に首突っ込んでもろくな目に合わねえ」




「しかし林ってなんだろな?裏山の方にはあるけど…迷ったんか?」


「正門からか?冗談だろ。真っすぐ行ってコンビニとスーパーあんだぞ」


「だよな。まあいいや、飯にしようぜ」




「おう。今朝はチーズドリア食いてぇ。後ピザ」




「サイゼかよ。でも冬のカニピザ食いてぇな」





林の話を気にしながらもピザの話で盛り上がりながら食堂に向かうのであった。



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