カイザーキングエンペラーゴッドジェネラルオークロード
飛び散る汗(体液)
スーパーヴァンダミングアクション行くぜぇ!!
屋内演習場から戻った蓮達は城壁に汚れが付いてるのを見つけた。
「どうやら壁に飛びつく習性は一緒みたいだな」
壁のあちこちに液体や破片がこびりついている。
水堀は川をそのまま利用してるので、下に死骸はなかった。流れてったようだ。
「壁の成分にフェロモンとかあるんじゃないっスかね?」
「そんな感じじゃね?後は殿様バッタキングとかが産まれたとか」
「殿様バッタキングwww殿なのに王www」
「カイザーキングエンペラーみたいに言うなやw」
「カイザーキングエンペラーのゴッドジェネラルオークロードだっけ?」
「つければいいってもんじゃねーぞw」
「王なのか神なのか将軍なのか」
「殿の中の王って事ならまだいいんじゃね?殿だって一杯いるだろ」
「虫生50日~」
わいわいと壁を見ながら話してると門の向こうから管理者の渡辺がやってきた。
「あ、蓮様お帰りなさいませ。今日はどうやら虫が大量発生してるようです。」
「ああ、さっきバッタが群がってきたよ」
「そちらもですか。門はまだ綺麗ですが農業用地に作った電気柵の周りは少し汚い事になってまして」
「あ~~。ソレな。そのまま残ってるときもちわりー事になってそう」
きっと死骸が積み重なって夥しい光景だろう。
つまり大量の臭いと液体と死骸って事。
頑張って清掃してくれ。ブル(ブルドーザー)とか使ってもいいよ?
おれは清掃する人の光景を思い浮かべながら心の中で頭を下げた。
「とりあえず風呂いこー。後できかせてくれー」
「畏まりました」
「かしこまられました」
「かしこまられましたってなんだよw」
渡辺に見送られながら大浴場へ向かうのであった。
ー大浴場ー
………のシーンはカット!
さっぱりした俺達は食堂に集まって渡辺から話を聞いていた。
「なるほど、ネズミですか。飛蝗に蛙に鼠、蝸牛。何か対策した方がよろしいでしょうな」
「対策ってなにすんだ?」
「とりあえず外観はそこなわれますが、防虫ネットを張ったりですな。後は虫の嫌がるハーブを周りに植えたりしましょう」
なるほど、まあ外観は元々城モドキなんだからあったようなもんじゃない。ってか俺ら意外見ないし。
虫の嫌がるハーブってのも虫除けスプレー等に使われる種類の花とかだな。
「そこら辺は任せる。自由にやってくれ」
そういうと渡辺は後ろのボーイに指示を出した。
「後は~、鼠か?っつっても建てたばかりの場所にいるわけねーか」
「そうですね。ですが普通のネズミなのか疑問もあるので、いつでも対応できる準備だけはしておきましょう」
「どういう事っすか?」
「ただの大量発生ではなく誰かが持ってきた可能性があります」
「………なるほどな。あんなにでかいのは流石におかしい。ソレに各地でカエルやらが出てきている。何かの実験場で研究してた物だと?」
「あくまで可能性の一つですがね。天変地異が続いて自然と変わったかもしれませんし」
まあそのへんはいいや、興味ない。
つうか防虫ラケット持ってない時にこういうの来てもな。いやアレを殴ったら飛び散りそうだから逆に助かったけど。
なんかそういう対策しないとな。
室内用に石鹸水の水鉄砲でも作るか。
アワで呼吸できなくなって駆除するタイプだ。
「水鉄砲をしよう。虫をキレイキレイしましょ」
「え?なに?wwwどっからそこにいった?」
「エアガンでいーんじゃねーの?飛び散るけど」
「てか水鉄砲で倒せんの?羽が濡れて終わりじゃねーかな?」
「これだからお前らは愚かなのだよ、蓮くんは”キレイキレイしましょ”と言った、つまり石鹸水なのだよ」
「あー。でも石鹸水で倒せんの?混ぜるな危険のが良くね?」
「室内で混ぜたら危険だって自分で言ってるだろ」
「てか、それなら野菜用の虫除けのとうがらし?とかもいいんじゃね?」
「んじゃそれも使おう。エアガンだと飛び散って一々汚れるからダルい」
『うーい』
こうして俺達は気持ち悪い虫を駆除するために動き出すのだった。
キレイキレイしましょとは商品名ではなく発言なのでセーフ(*´ω`*)




