↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
強欲エルフの最強街道  作者: ルケア


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

38/194

38話 商人との遭遇、3連続こんなこともある

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

 今日もゴブリン狩りを行いました。……結果は65体。前回よりも増えた。時間で増えたのか、場所で増えたのか解らんなあ。まあ、冒険が出来ればよし。


 まだ森の中なので、遭遇戦ワンチャンあるかなーっと思っていたら森の出口です。街道沿いはそんなにゴブリンも見ないだろう。……ん?


「そこにいる奴、出てこい!」


 あー。人がいるのか。はいはい。私は盗賊ではありませんよ。一応武器を倉庫に仕舞って両手をあげて出ていきましょう。これが正しいのかは知らん。けどまあ、武器を構えて行くのが正解じゃないだろう。


「お前、そこで何をしていた!」


「冒険者です。ゴブリン狩りをしてました」


「……武器はどうした?」


「収納系統のスキルに仕舞ってあります。もう帰る予定だったので」


「……どうします?」


「どうするって、先を歩かせるしか無いだろう? 後に置くのは怖いし、盗賊の先兵の可能性もある。ここは前を歩かせるのが上策だろう」


「そう言う訳だ。お前は馬車の前を走れ。着かず離れずだ。解ったな?」


「それに不服はありませんが、魔物と戦闘になった場合はどうしますか?」


「お前は戦わず駆け抜けろ。戦闘はするな。武器も持つんじゃないぞ」


「解りました。逃げに徹します」


 そんな訳で、商人さんの前を着かず離れず走る羽目に。……歩くよりも微妙に速くて、走るよりも遅いんだもん。微妙な調整が必要なんだけど。


 まあ、慣れるしかあるまい。信用第一冒険者。危険があるわけでも無いし。俺は盗賊では無いからな。……盗賊とエンカウントしたらどうするのが正解だろうか。逃げるのは間違いだよな。流石に。


 かといって、信用ならん第3勢力がいてもなあって感じだよな。出会わないのが一番いいんだけどさ。こういう時に限ってエンカウントするもんじゃんね。主人公ならと括弧書きがつきますが。


 まあ、俺は主人公属性持ってますし、転生者ですし、強職業ですし、エンカウント大歓迎なんですがね。盗賊さんの持っているスキルも貰えるわけですし、どんとこいですよ。……ここまでフラグを乱立させたら折れるだろう。


 しっかし、ちゃんとした馬車なんだよなあ。幌馬車じゃない。荷物の上に布は掛けてあるが、幌馬車は警戒しろと言われたが、普通の馬車はどうしたらいいんだろうね?


 都市までの距離的に30分は走らないといけない訳ですが、どうするんだろうなあ。体力は持つけど、休憩は入れたりするんだろうか。……聞くのは不味いよなあ。下手に警戒させるなとも言われているし。


 向こうは冒険者かハンターかが6人組ですし、どうするんだろうなあ。盗賊とエンカウントしたら本当にどうしよう。俺は戦って倒したいんだが。スキルが欲しいし。


「前の奴! 止まれ! おい、お前ら何もんだ!」


「俺たちは冒険者だ。――――――」


 ああ、同業者をまた捕まえたんですか。……いや、第4勢力が出来たのか。俺も判断が難しくなったぞ。どうするよ。とりあえず、間を詰めるのは間違いだろう。様子を見て居よう。


 ……俺の時はサクッと決まったのに何してんだろう。かれこれ10分くらい足止めしてるぞ? 不味いんじゃ無いかなあ。本物の賊なんじゃ無いかな。冒険者らしき人種は3人組だな。


 ハーフリングと獣人2人だな。揉めるのは良くないよ。平和的に行こうよ。一応周囲の索敵は行っています。感知系統や索敵系統のスキルを使いつつね。スキルレベルは低いけど。


 決まったようですね。こっちに歩いてきます。声を掛けた方がいいんだろうか。どうするのが正解だ?


「よう、同業者さんよ。お前さんもつかまってた所為で散々だったぞ」


「こっちに非を向けられても困りますがね。間が悪かったんでしょう」


「違いない。俺たちはお前の前を走るように言われたからな。後からバッサリはごめんだぜ?」


「善良な冒険者ですので、問題ないですよ。そちらこそ、これで足止めは完了ですか?」


「はっ言いよる。さっさと行こうぜ」


「よろしくな! 先に走るぜ」


「よろー。先に行くよ」


 ……さて、先行者が増えたんですが、これはどう判断したらいいんだ? どのくらいの距離を詰めるのが正解だ? 解らん。誰か解答をお願いします。


「お前ら! ペースが速い! 少し落とせ!」


 後から指示が飛ぶ。復唱した方がいい感じですか?


「速度落としてくださーい」


「聞こえてるよ!」


 ペースが落ちる。……これ、商人ごとにペースが違う感じか? マジで? 面倒なんだけど。また暫く走っていればいいか。


「おい、お前ら止まれ! そこにいる奴、何もんだ!」


 はい。第5勢力の登場です。……めんどくせえ。先に帰っちゃ駄目なのか? 日が暮れるんだけど。早く帰りたいなあ。


「おう、今日の商人は良く釣り上げるな。これで3組目だ」


「見事な釣り士だな」


「めんどくさーい」


「……一応、パーティーは違う訳ですが、話していてもいいんですか?」


「情報収集は基本だぞ。何かをポロリとすることもあるんだからな」


「成る程、互いに信用ならん同士、友好を深めようと。そう言う訳ですか」


「そう言うこったな。もしこのまま帰れても互いを信用するなよ? おとりが冒険者に紛れているなんて事もあり得るからな」


「それはそうでしょうね。盗賊が冒険者に成れないなら違いますが、成れてしまいますからね」


「そう言うこったな。信用できるのはパーティーだけだ。……長く組んでいると注釈が付くがな」


「俺たちは5年の付き合いだからな」


「割と長いんですよー」


「こっちはソロですね。パーティーが性に合わなくて」


「そう言う奴もいるんだよなあ。まあ、効率どうこうじゃ無いんだよな」


「ですねー。こればっかりは仕方ないんですよ。……ところで、武器の手入れなんてやってます?」


「手入れか。まあ適度にはな。冒険者してると血糊で武器が使えなくなるからな。拭いたり砥ぎ直したりはしてるさ」


「俺は自前の爪を使うからな。体洗うのと一緒だ。獣人だからよ。そういう職業にも就いてるしな」


「同じくー。爪と牙、この2つがメイン。でも牙は普通は使わない」


「あー、ゴブリンを噛みたくない訳ですか」


「俺は噛むのは性に合わねえ」


「生肉を噛むとお腹壊す。職業はその辺の融通が利かない」


「お腹を壊さない耐性を貰わなかったんですか?」


「そんな選択肢無かったな」


「自由枠は他に使った。こんなことになるなんて思わなかった」


「迷宮の魔物はどうなんですか?」


「さあ、知らねえな」


「あっちのはお腹壊さない。だから噛み主体の獣人は探索者やってる」


「ハーフリングにはそんな職業出ないですよね?」


「あ? 知らねえな。出てないからな。研究者でも無いし。エルフには出たのか?」


「いえ、出てないですね。……お? 今度は早いとこ纏まったようですね」


「そのようだな。順当に行けば俺らの前だろ」


「3組目だから早いー」


「……成る程、2組目が一番時間がかかると」


「そうだろうなあ。2組目をどうするのかを決めたら3組目からは一緒の対応すればいいわけだからな」


 歩いてこっちに来たな。4人パーティーですか。


「俺たちが一番前だ。他は付いてきな」


「この馬車は他よりも遅いぞ。その辺気を付けろ」


「あ? マジかよ。遅えのか。面倒くせえなあ」


 頭を掻きながら前に出ていった。……第5勢力はどうだろう。問題ないといいけどな。しかし、列になって走るのは面白いな。笑えて来るな。一応警戒せにゃならんのですが。


 しかもちらっと情報を拾えましたね。この馬車は遅いのか。成る程な。……まあ、この時間に走っているところを考えるとさもありなん。速いのはもっと先に着いてるか。


 その後は何事もなく、無事に門まで着いた。……護衛依頼が来れば報酬が発生したのかもしれないが、発生しなかったからな。今回の商人に付いた冒険者かハンターの人が戦うなと言ったもんな。


 報酬が減るからとかの理由なのかな? なんでなんだろう。緊急護衛依頼が来ると思っていたんだけどなあ。まあ、無事に帰れたのでいいけどね。


 さっさと精算して帰りましょうね。明日も頑張らないとな。……その前に手入れがあったか。今回も血糊がたっぷりだからな。面倒だなあ。でもやらない訳にはいかんしな。はあ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] ああ、収納系とか魔物が持ってないスキルを育てるのには人間相手にするほうが効率いいのか。 今更気が付いた。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。