バベルの塔にて
《バベルの塔》
双天使六角竜三魔王会議の舞台で、トゥルカ帝国の中心にある。(ダイヤ家から車で10分)
「…ではこの件はうちの部下に任せますよ…」
「さて、会議は殆ど終わったな、ルシフェルさん?」
「…。」
「そうだな…では、そろそろ終わるとするか。」
「揉め事は…面倒だからな」
「…」
「私達は本土を守りに帰るとするよ」
「では…解散‼︎」
ババッ
「…ふふ」
「見事に帰ったなあ」
「『魔王』よ…これなら、邪魔が入らなくていい…」
「そうですね…」
「パラレルを止めるつもりかもしれないが…ミカエルにも、竜どもにも、決して邪魔はさせん…このルシフェルを王にさせないという邪魔はな…」
「私もそのつもりです…」
「ルシフェル様」
「おお来たか…我が最強の部下エリュシオンよ、待っていたぞ。」
「遅くなり申し訳ありません」
〔おでましか〕
「では、迎え撃つとするか」
「御意」
「2人にはとても感謝している…」
「君達無しではこの計画は成り立たないからな」
「そんなやめてくださいよ…感謝なんて」
「私はルシフェル様の仰せのままに…」
「いつでも従うだけです」
「ありがとう…そうだ『魔王』よ、頼みたいことがある、【皇帝】は君が持っておいてくれ。」
「え…なぜ⁉︎【皇帝】は、ルシフェルさんが王になるのに必要なのでは…?」
「ああ。だが、君の方が早く死ぬだろう?」
「…!」
「私の寿命は君の25倍あるし…なんなら引き延ばすことも出来る。そう思うと、私から見てもうすぐ死ぬ君には、一番のお礼がしたい」
「【皇帝】は、死ぬまで君の物だ」
「あ、ありがとうございます」
「エリュシオン」
「君には私からの『忠告』をやろう」
「ありがたき幸せ」
「君の武器…レイピアは使うな」
「それは、どうしてですか?」
「使うと負けるからだよ…」
「君のレイピア剣術と魔法は、既に攻略されている」「あの中の誰かにな」
「君の詳しい過去は知らんが…」
「使っても見切られるだけだ」
「今は君の『勝ちのイメージ』より」
「今このバベルの塔の玄関に来た奴らのうちの誰かの『絶対的な自信』の方が強い」
「だから、全員生け捕りにしろ、これは命令だ」
「…」
「…はい。仰せの通りに」
「それより」
「『玄関に来た』というのは、本当ですか?」
「ああ…そろそろ配置についてくれ」
「2階に『魔王』、8階にエリュシオン、10階に私だ、何度も言う様だが、『全員生け捕り』だ。殺そうとするな。ただし、ダイヤとかいう小僧だけはここに来るまで放っておけ。」
「御意」
〜階段〜
「魔王様、ご協力頂きありがとうございます。」
「ああ…」
「私は、貴方の事を『ルシフェル様の紹介』だからではなく、本当に信頼しております。私たちの力で、計画を成功させましょう」
「そうだな…」
〔パラレル…恐ろしい絶対魔法だが、味方になっておけば特に問題は無い〕
〔ここは、何としてでもルシフェルの計画を成功させ、王座を手に入れる!〕
「では、8階ですので」
〔あのエリュシオンは…下剋上や出世、報酬すら狙っていない…一体何がしたいのかわからないな。〕
「…2階か」
エンカウントまであと5分




