メィプル
するべき事は、
《邪宝石持ち魔王のどちらか》
《邪宝石持ちのルシフェルの側近天使1名》
《堕天使ルシフェル》を倒すこと、
《パラレル》を食い止めること、
【皇帝】を破壊することの三つ
「では、発表する」
「VSルシフェルは、わたし、ダイヤ」
「VS魔王は、アシュラ、ヤマト」
「VS天使は、メィプル、チェリィ」
「そして、アイにはまた別の重要な事を頼みたい」
「後で話す。」
「?はい。」
「まず、ルシフェルが騒ぎを起こしたらあの【バベルの塔】には3名しか残らない」
「チェリシュ持ちのわたしが来るのを最上階(会議室)でルシフェルが待ち、他2名は見張りをしているはずだろう」
「だが」
「《ルシフェルの部下天使》はルシフェルの側にいるとしても、《魔王》までは一緒にいないはずだ」
「3人で叩くにはバベルの塔は狭いからな」
「そこで、アシュラとヤマトは先に魔王がどちらかを確認し、報告後すぐに残り4名も突撃する。」
「そして各自殲滅し、最上階で集合する。」
「了解」
「決行は、今が夜10時だから…おそらく9時間後の朝の7時の会議開始から、作戦も開始すると思ってくれ。それまでは、家でくつろいでいてくれ。体調万全で挑むように、解散!」
……
〔やはり…眠れないな…〕
〔みんなはぐっすりのようだけど…水でも飲むか…〕
「なあ」
「‼︎」
「おっとすまん。驚かすつもりはなかったんだ」
「すこし話したいことがあってな…」
そういって夜更かしをしていたのは、
第2回戦の相手、メィプル。
「?」
「俺とチェリィが戦う《部下》のことなんだが…」
「うん」
「おそらく、」
「俺たち2人は、ずっと奴を追っていたんだ」
「魔法を発現させるずっと前から」
「!それは…どうして?」
「詳しくは言えない」
「だが、あの大会に参加したのはそういうことだ」
「『景品』が必要だった。あいつを倒す為に」
「倒す…か」
「絶対に勝てる」
「本当に?」
「ああ」
「生まれてすぐからあいつを倒すことだけの訓練をしてきたし、善宝石を貰ってからも、そうしてきた」
「でも、相手は天使だ」
「天使だろうが」
「神だろうが」
「俺たちは絶対に許さない」
「打ち勝つまで、諦めない」
「メィプル…」
「?」
「君らの過去は知らないけど…」
「決着をつけなければならないのは解る」
「でも、今の君らでは、倒せないよ」
「⁉︎」
「君達は、それに縛られている」
「何かに縛られたまま何か出来る人なんて…」
「存在しないんだよ」
「だが…」
「『自分』だけじゃない。周りには仲間がいる」
「それらに頼ることもないと、破滅するだけだ」
「ミカエルがくれた一番の景品は『仲間』だということを、忘れるな。」
「…うん。ありがとう。」
「良し、じゃあ、寝るか!」
「そうだな!」
エンカウントまであと約8時間




