《待機組》
「あ、忘れてた」
「?」
「今回の『ルシフェル討伐』だが…」
「全員生存する為に、ある助っ人を呼んである…」
「この2人だ、来てくれ」
「いやー忘れんなよなー」
「全くだ、せっかく来たのに」
「失礼ですよー」
部屋の奥から出てきたのは、
バイル・アクシアとイカロス。
そして、謎の獣人の少年だった。
…あれ?
ダイヤ、助っ人は二人じゃないのか?
もう1人いるが…あの子も助っ人か?
「え、誰だお前」
知らないのかよ
「ああ!レンが付いて来てる!」
「あ、本当だ」
「おいこらアジトで待ってろっていっただろ?」
「お前はいくら強くてもまだ10歳だ」
「戦闘経験が足りない。おとなしくしてろ」
「嫌です!」
「二人が珍しくちゃんと装備してるから凄い戦いになるんでしょう?僕が参戦せずにはいられない性格なのは知ってるくせに…僕を止めないで!」
「いーーーーーーーーや絶対ダメだ。」
「おい」
「どうした」
アシュラが、少し怒った声で指摘する。
「何をしている」
「なんでこんなガキを連れて来ている」
「これは真剣な戦いじゃなかったのか」
「ああ…すまない」
「すぐに家に帰らせる」
「嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ!」
「そいつ、俺からみればただの…」
「『楽しみたいだけの野郎』なんだが?」
「俺がいた方が絶対成功するもん!」
「虎のにいちゃんより強いもん!」
「…はあ?」
「俺より…強い…だと?」
「寝言も大概にしろ小僧‼︎‼︎」
レンはビクッとした!そしてアシュラはどなる!
「人の努力を踏みにじるような事を言いやがって…」
「なんでてめえのワガママで時間を喰わなきゃいけないんだ言ってみろ‼︎」
「俺は自意識過剰野郎が一番大嫌いなんだ‼︎」
「この中でお前が通用すると思うな‼︎」
「あ、アシュラ、そのぐらいに…」
「確かにこの中では通用しないが、」
『勘違い』するぐらいの実力はあるんだ…」
「許してやってくれ。」
「…ったくしゃあねえなあ」
「虎のお兄さん…すいませんでした」
「なら、『待機組』にいろ」
「?」
「だよな?ダイヤ」
「ああ、その通りだ」
「まず、『待機組』を作ろうと思う」
「決戦の行なわれる会議の塔より飛んでくるであろう『流れ弾』から地上を守る為のな」
「成る程」
「アシュラはなんだかんだ言って子供に甘いな」
「これに割く人数は、レン含め5名だ」
「多くない?」
「そう思うかもしれないが、範囲が広いからな…」
「トゥルカ帝国に何か落として死人がでれば大変だ」
「でも、いざという時には『塔』に入ってもらう」
「メンバーは、弥生、キュウ、それと助っ人の3人だ。キュウが中心で回復、他の4人はそれぞれ360÷4で90度ずつ担当してくれ」
「了解」
「では…塔の中の作戦を発表する!」




