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兄の想い 2 彼女と元カノ

彼女のことが好きだった。年上のくせに、すごく純粋で、可愛くて仕方なかった。泣かせなくなんてなかった、いつも笑っていてほしかった。

だけど、その反面どうしても元カノと比べてしまった。というか、我ながら酷い話だと思うけど、彼女と付き合っておきながら、ずっと元カノのことが忘れられなかった。

彼女の純粋な僕を想う気持ちを知りながら、彼女との行為に元カノを重ね続けた。

彼女と唇を重ねながら元カノとのキスを想像し、彼女の体を愛撫しながら記憶の中の元カノを抱いた。彼女の甘く可愛らしい喘ぎ声にさえ、元カノの喘ぎ声に変換した。


そんな僕の元カノへの未練に気付きながら、それでも彼女は一途に僕を愛してくれていた。彼女の純粋に僕を想う気持ちに応えられないのに、彼女を手放すことも出来ずに、偽りの愛の言葉で彼女を縛り付けた……。

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