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黒銀の魔眼剣士  作者: 神名一葉
第2章:学院三年生
68/124

魔法大会1回戦

sideレイア


魔法大会とは、『魔法による戦闘』ではなく、『革新的魔法の運用、又は新魔法の披露』だ。

割合的には運用と新魔法で6:4、だが出場者はアリシアとソフィだ。

恐らくは新魔法を切り札にしてくるだろうな。

正直アヴァールがこっちに出ないのが残念だ。アヴァールは掛け持ちさえ出来れば出たいと言ってたしな。


『さあ、やって来ました魔法大会‼︎

司会は私が先日に引き続き務めさせて頂きます。

まず、今大会のルール説明を行います。

今大会は創作大会とは違い、お題はありません!自分が最もしっくり来る物をお使い下さい‼︎

攻撃魔法、防御魔法、支援魔法、結界魔法。属性問わずお使い下さい‼︎

但し固有スキルにあるような魔法は禁止させて頂きます‼︎

大会出場者は創作大会と同じく12名、最初は各国の代表が被らないようになっています!

2回戦に進めるのは上位2名のみです。

それでは皆様お楽しみください‼︎』


この大会はやっぱり祭りの要素が強いなぁ。

俺はボーっとしながらも【鷹の目】を使ってアリシアとソフィを探す。

見たところ、アリシアしかいない。ソフィは別の場所でやってるようだ。

まあ、ここでいいや。アリシアを応援しよう。


最初の1人は【土魔法】で皿を大量生産していた。

細工も細いけど、どっちかっていうと創作大会系だな。


2人目は【風魔法】の結界で、範囲内の生き物の声を盗聴する魔法だ。

これは発表途中に問題ありと判断されて連れてかれた。

毎年2人位居るな、ああいう犯罪に使えちゃう危ない魔法発表しちゃう子。


『それでは次は王国代表、アリシア・フォン・イーストラル王女‼︎』


お、アリシアの番だ


「はい!いきます・・・・」


この大会、魔法の発動時間は関係ない。

だから好きなだけ構築時間が与えられるが、あまり長かったり一度失敗したら終わりだ。


そしてアリシアの魔法が完成する。

アリシアの魔法適性は【火魔法】と、滅多に使わないが【闇魔法】だ。

後はそれをどう組み合わせるか。


「『〜〜〜。』発動、『黒炎雨≪こくえんう》』」


アリシアはかっこ悪いとか、悪そうだからとかで【闇魔法】は全く使わないが、流石に大会では容赦なく使うようだ。


黒い炎がアリシアの掌に構築された魔法陣から出た。

次の瞬間、炎は高く飛び上がり、用意されていた的を焼き尽くす。

的は鎧だ、それを溶かしてしまう辺り、【闇魔法】の特性が働いてるな。


魔法には特性がある。

【火魔法】は『燃焼』

【風魔法】は『感知』

【土魔法】は『造形』

【水魔法】は『癒し』だ。

そして【闇魔法】と【光魔法】だが、こに2つは特別だ。

【光魔法】は『癒し』と『浄化』

【闇魔法】は『侵食』と『破壊』

これらの特性を持っている。

この2属性だけが、2つの特性を持っているのだ。

『癒し』が二つあるが、特に違いはない。

『破壊』と『浄化』は難しく、俺も『浄化』は使えない。


アリシアのあの魔法は【闇魔法】の『侵食』で炎をコーティングしたもののようだ。


『おーっとアリシア王女‼︎【火魔法】の範囲攻撃魔法に【闇魔法】の『侵食』を付けたようだ‼︎

2つの属性を合成する高等テクニックを見せて頂きました‼︎』


それから1人が発表し終わって、結界発表だ。


『さあ‼︎お待ちかねの結果発表です‼︎

Aブロック1位は・・・・









アリシア・フォン・イーストラル王女‼︎

見事に2つの属性の特性を混ぜて見せました‼︎

2位は・・・・・』


それから技術国、神聖国、帝国の順番だった。

勿論盗聴の子はドベ、つまり帝国だった。


さて、アリシアの所に行こうかな。










「アリシア、1位通過おめでとう」


「ありがとレイア、1位だったけど内約聞くと2位の技術国と僅差なのよねぇ。

やっぱり油断できないわ」


そもそも2年生で油断もくそもないと思う。


「じゃあ、俺はソフィの方を見てくるよ。

多分通過してるでしょ」


「ええ、ソフィによろしく伝えておいて」


「わかった」


今年から来年にかけて受験勉強をするので、しばらく連載が止まることがあります。

2年後までにはこの作品が完結するかどうかです。


大変ご迷惑をお掛けします。

神名一葉

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