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黒銀の魔眼剣士  作者: 神名一葉
第2章:学院三年生
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ワイバーン狩り

sideレイア


やって来ました夏休み(地獄の日々)。

実を言うとエッジの姉、『ルーナハイト・スチール』さんには会ったことがない。

だが強いというだけで十分興味の対象になる。つまり・・・


「少し、ワクワクしてきたな」


「落ち着けレイア、もう少し、もう少しで『竜の谷』だ。

まずはワイバーンをオードブルとして狩ろうじゃないか」


「アリシア、どうしましょう。お兄様が戦闘狂になってしまったわ」


「大丈夫よソフィ、国王になれば丸くなるわ。だから貴女は早く兄離れしなさい」


「お断りです!」


・・・和やかだなぁ。やっぱり夏休みはこうじゃないとねぇ。

こうして数十分馬車に乗っていると、ついに到着した。

霧がかかった数キロある谷、少し目を凝らせば見えてくるワイバーン、

そしてワイバーンの巣や中にあるデカイ卵。

ここが『竜の谷』だ。


ワイバーンは竜種の中で最弱で、最も特徴がない事が特徴だ。

何と言っても体は灰色の鱗で覆われ、頭もツノが生えてる訳でもなく、

特別大きい訳でもなく、小さくもない。丈夫な訳でもない。

竜種の基準で言えばそんなものだ。もっと言うなら【ブレス】すら吐いてこない。


「「よし行こう。すぐ行こう」」


「まて戦闘狂共。俺はカーススキルがあるから爪位なら『喰える』。

けどお前らはそうもいかないだろ。しかも今はソフィにアリシアがいる。

この谷では後方支援は難しいだろう。何か作戦を立ててくれないと行く気になれないぞ」


ベルゼはなんだかんだ言いつつも元暗殺者だ。知識は別としても知力はそこそこ高いんだろうな。


「ふむ・・・では依頼の内容からして1匹のみ狙う。

先ずはアリシア、ソフィ、アヴァールに遠距離攻撃をしてもらって他のワイバーンのいない所に誘い出す。

その後は魔法攻撃に便乗してエッジの弓で目を潰す。

最悪片目が潰れれば良い。クラリスはアリシア達の側で他の魔物が来た時などに備えて待機。

その後は別の場所に待機していた私、レイア、ベルゼで接近戦に持ち込む。

そこからはアリシア達の攻撃も終了し、私達の所まで来て治療による援護。

ワイバーンは私達が仕留める。レイアは余裕があれば回復もして欲しい。


これで良いか?」


「エンヴィ・・・お前頭良いな」


よくよく考えたらこいつ欠点が殆どないぞ。

頭良いし、強いし、性格も良いし、顔も良いし、できない事とか欠点とかあるのか?


「俺は賛成だ」


「私も良いわよ」


「俺も賛成だ」


「あたしもさんせー」


「・・・・私も」


「・・・・・お兄様、魔力の方は大丈夫なのですか?

もし足りないようでしたら、ネックレスを・・・」


「いいや、大丈夫だ。俺は元々スキルを多用しない。特に強敵相手にはな。

だからそれはソフィが使いなさい」


俺はネックレスを外そうとしているソフィを富めり


「わかりました・・・・お気をつけて」


「あぁ、行ってくる」


さぁ、ワイバーン狩りの始まりだ。










ソフィの【風魔法】とアリシアの【火魔法】、アヴァールの【凍結魔法】の中級魔法がワイバーンの内1匹を襲う。


「グルァアアアアア‼︎‼︎」


ワイバーンは怒り狂い、アリシア達の方へ飛んていく。

それでもアリシアとソフィは魔法攻撃を止めず、加えてエッジの弓がワイバーンの目を穿つ。


「グルァアアアアア‼︎⁉︎」


そしてワイバーンが俺たちの潜む場所まで飛んできたら・・・


「今だ‼︎」


俺たちは隠れていた全員でワイバーンに襲いかかる。


「【堕星】!」


「【悪食之剣】!」


「【神聖剣】【斬光波】!」


俺たちは手持ちの中でも強力な技を使い、ワイバーンに攻撃する。

魔眼で確認してみるとワイバーンのHPは2760/4200になっていた。

腐っても竜種、全体的にステータスが高い。攻撃力は2050もある。

後衛だったら一撃で死にかねない。

だが今後衛のみんなは上から攻撃し、ワイバーンえお飛べないように抑え込んでいる。


「なんか、あっさり片付きそうだな。【スラッシュ】」


「そう言うな。一対一でやるにはレベルが足りない。【一刀両断】

また強くなってから私的に来れば良い【剣舞】」


「あー、俺もうキツイ。【ダークインパクト】。

これ以上【悪食】使ったら胃が破裂するわー【ダークバインド】」


全員軽口叩きながらワイバーンを討伐し、牙を抜いたのだが・・・・


「グルァアアアアア‼︎‼︎」


「ーっ⁉︎追加が来たか⁉︎」


俺たちが頭上を確認すると、そこにいたのは黄金の鱗に蒼い瞳、全長10m近くある巨体。

そして何よりも、その体から溢れ出る莫大な魔力による威圧。

もし俺の予想、それも最悪の予想が当たってるとしたら


「『古代龍(エンシェントドラゴン)』・・・・」


『貴様らか、私の眷属を殺めたのは・・・・!」

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