邂逅
sideレイア
武道大会まで一週間を切った。
遂に今日から本格的な訓練を始めるつもりだ。
「さて、準備はこれだけしてあれば十分だろ」
俺は聖剣を背負い、胸当てを着けて街を出た。
目的はゴブリン、オークの二種類だ。
ゴブリンがEランク、オークがDランクだ。一対一でも勝てる相手を選んでいる。
「・・・・いた」
木の上を移動しているとゴブリンを見つけた。
ゴブリン7匹、群れか?まぁ、俺には関係ない。殺さない訓練をした後に殺すだけだ。
武道大会で殺しはご法度だからな。
「【鑑定眼】」
名前:
種族:ゴブリン
年齢:6
性別:男
称号:
レベル:11
HP:370/370
魔力:13/13
攻撃:250
魔法攻:0
防御:125
魔法防:25
俊敏:70
「ってそこそこ強いなオイ⁉︎」
ゴブリンにしては強い方だ。まぁ、誤差の範囲内だが
「行くぜ、【光弾】!」
【光弾】で二匹殺す。
ゴブリンとて僅かだが、知能がある。だから未知の物に恐怖する。
奇襲された上に手段が魔法となればそれだけでゴブリンはパニックに陥る。
「「ギイィ⁉︎」」
「ギギィ‼︎」
「「ギィィィギギ‼︎」」
死んだ仲間をツンツンしているゴブリンは後回しにし、
側で喚いてるゴブリンと周りを見回しているゴブリンを倒す。
残り五匹、剣で斬るか
「こっちだゴブリン‼︎」
俺はわざと大声でゴブリンの注意を引き、こっちを向く前に別の木に飛び移って死角へ移動する。
そして前に居た木に注意が向いている内に無言で飛び降り、
ツンツンしてたゴブリンの脚を一撃、両腕を一撃づつ剣で斬る。
「ギィィィ⁉︎」
そして再び木の上に退避する。
そしてまた注意を引くのを繰り返し、遂に魔法以外の攻撃でゴブリンを殺さず無効化出来た。
「10分か、時間かかったな。まぁ、数が数だししょうがないか」
7匹のゴブリンを四肢切断する事なく無効化した俺は結果に満足し、ゴブリンを斬り殺し、次の獲物を探しに行った
「ギィィィ⁉︎」
「ふぅ、これで37匹目か、結構やったし、もう帰るか」
俺はゴブリン無効化の訓練をひたすら続け、無意識にでも無効化できる程力のコントロールを身につけた。
流石にこれ以上は見つからないし、生態系に異常が出てまたゴブリンロードみたいなのが出ても困るから帰る事にする。
そして帰るために木の上を移動して街へ向かっていると・・・・
「・・・ん?エンヴィか?」
木の下でエンヴィ・インヴィディアがオーク三匹相手に戦っていた
「はぁぁ‼︎」
「ブゴォ⁉︎」
「「グゴォオ‼︎」」
一対三、その戦闘を真正面からやっているエンヴィは、意外にもオークを相手に良い動きをしていた。
一匹を殺し終わるまでは、だが
「ブゴォォ‼︎」
「ブヒイィィ‼︎」
「くっ・・・‼︎」
仲間を殺されて怒ったオークが持ち前の馬鹿力で棍棒を振り、エンヴィを休める事なく攻撃していく。
流石に危なっかしいので介入する。
ーガキッ‼︎
「【ホリゾンタル】!」
水平斬りのスキルでオーク一匹を切り裂く。
「エンヴィ、後一匹だ!やれるか⁉︎」
「あ、あぁ!」
エンヴィはそのままやや時間を掛けてオークをスキル無しで倒した
「エンヴィ、大丈夫か?」
「・・・・あぁ、問題無い」
何故だ。凄い睨まれてる。
「えーっと、もしかして邪魔しちゃったか?」
「・・・・いや、そんな事は無い。
ただ、私とお前は敵同士なんだ。出来るならさっさと消えて貰いたい」
スゲェ嫌われてる
「・・・わかった。じゃあ、一週間後にギャフンと言わせてやるよ!」
「言ってろ」
ノリ悪いなオイ⁉︎
俺はそのまま、今度は地上を走って帰った
sideエンヴィ
危ないところだった。
別にオークとの事じゃ無い。ただ、あの時切り札の練習でもするかと思い始めていたから危なかった。
「さて、やるか」
私はホロウウィンドウを操り、ある武器を取り出し、軽く一閃する
ーズバァァン‼︎
それだけで、側にあった木が倒れた。
だが・・・・
「威力が落ちたな。やはり鈍っている」
私は夜まで、己を鍛え直した。
さっきオークを瞬殺したレイアを倒すビジョンを思い浮かべながら
テスト対策のため、一時的に停止します。
具体的には五月中旬まで




