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黒銀の魔眼剣士  作者: 神名一葉
第2章:学院三年生
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乱入者

sideエンドルフ


鮮血が舞い散った


だが、私には傷一つない。痛みもない。だからと言って死んでる訳ではない。

恐る恐る目を開けてみると・・・・・


「・・・・イ、イリ、ス?」


「かっ・・・こひゅっ・・・・・ッ」


そこにあったのは、胸にダガーの刺さったイリスと、刺したリーダーと思わしき男、尋問してた男の三人だった。

イリスが倒れこむ。顔を見てみれば相当な苦痛を味わっているようで、苦しそうな顔をしている。


そこで私はイリスが私を庇ったと言う答えに辿り着く。


「ーっ‼︎イリス、イリス‼︎しっかりしろ‼︎」


「エン、ド、ルフ。いえ、あ、なた、無事で、良か、った」


「すまない。私が油断したばかりに・・・・‼︎」


「良いの、よ。ゲフッ、カハッ・・・・アリシア、を、おね、がい」


「ーっ‼︎そんな事言うな‼︎大丈夫だ、助かる‼︎なんとかなる筈だ‼︎」


しかしどうする⁉︎私には治癒系の魔法に適性がない。レイアが居れば何とかなるかもしれんが、今は居ない。


「クソッ、クソォォォ‼︎‼︎」


「お別れは済んだか?まったく、暗殺者なのだから正面から戦うわけ無いというのに、何故気づかなかったのか。

まあ良い、さようなら、エンドルフ国王陛下殿!」


男のダガーがこちらへ向かってくる。回避は出来るが、私にはもう抵抗する気力も無い。


「(これで、終わりか・・・)」


私はイリスの手を取りそっと目を閉じたが・・・・・


ーギャイィィン‼︎


「よし!間に合った‼︎」


金髪の肌が黒い少年、


「ベルゼ!そのまま耐えてくれ!俺はイリス様の治療をする‼︎」


黒銀の髪の背の高めの少年、


「お母様‼︎レイア、速くお母様の治療を‼︎」


金髪の、毎日家で見ている少女、


現れたのは、とても頼もしい三人の少年少女だった。










sideレイア


「イリス様!しっかりしてください‼︎【神聖剣】!【治癒】!【治癒】!【治癒】!」


【神聖剣】で【光魔法】を強化し、【治癒】でひたすら癒し続ける。

俺には魔法の適性が殆ど無いから上位の治癒スキルは使えない。だから助かるかどうかは五分五分だ。


「よし、今はこれで良いはずだ。アリシア、エンドルフ様とイリス様を頼む。俺はベルゼに加勢してくる」


「・・・・えぇ、気をつけてね、レイア」


アリシアが不安そうな顔でこちらを見てくる。


「任せとけ‼︎」


俺は力強く返事をすると、ベルゼの方へ移動した。


「ベルゼ!大丈夫か⁉︎」


「問題ねぇよ!(ダチ)だからって容赦しねぇぞ!」


「ちっ、金に釣られたか、ベルゼェェェ‼︎‼︎」


暗殺者が斬りかかってくるが、俺が聖剣で防御し、ベルゼが【悪食】で攻めていく。


「ちっ、流石にこっちが不利だな」


「ハッ、わかってんなら降参しろよ!お互い実力はよく分かってる筈だ‼︎」


ベルゼは懐に潜り込んで攻撃するが、敵も慣れてきたようで受け身ではなく回避をするようになった。

それでいて攻撃は相変わらずだ。あと一押し!


「ハッ、【閃光弾】!」


「ーっ‼︎今度はそっちかよ⁉︎」


暗殺者が俺の強化されて無駄に大きくなった【閃光弾】に意識を取られてる隙に・・・‼︎


「さよならだぜ‼︎【悪食之剣】!」


ベルゼが【悪食】の剣を振るう


「ーっ‼︎罠・・・だったのか」


その言葉を最後に、ベルゼの剣が暗殺者の足をごっそり削り取り、気絶させた


「はあぁぁ、勝てたぁぁぁ‼︎」


「あぁぁぁ疲れだ〜!もうヤダ、なんか食わねぇとやってらんねぇよ!」


だが上手くいって良かった。意外とベルゼとの相性いいな


「レイアァァ、テメェ俺が居るのに魔法撃つたぁ良い度胸じゃねぇか。俺の腹に収まる覚悟は出来てんだろうなぁ⁉︎」


「ハッ、俺の魔法攻撃は威力が低いんでな。

大きさを強化した分余計威力が下がってた。あんなんじゃ全員無傷で終わりだってぇの」


「どうだか。『名誉騎士』の魔法攻撃が弱いとは思えねぇよ!」


二人して駄弁りながら床にぶっ倒れる。


「レイア!レイア⁉︎」


アリシアが心配そうな顔してこっちに来る


「あぁ、アリシア〜・・・暫く寝るからあと頼む・・・・」


俺はそれだけ言って意識を手放した。


「え、これ全部私がなんとかするの?」


意識を手放したから聞こえないったら聞こえない。

だからアリシア、ガンバd(^_^o)

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