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黒銀の魔眼剣士  作者: 神名一葉
第2章:学院三年生
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会談

sideレイア


「・・・・以上が報告になります」


「うむ。私の知ってる事と大差は無いな。

皆聞いた通りだ。尋問に当たってくれ」


俺とアヴァールは、その場にいた貴族と王族が開いた臨時報告会に参加して情報を共有した。

カーススキルの存在は、少なくともこの国では国家機密に当たるため話していない。

アヴァールは国家機密について知らないが察してくれたのか何なのか、何も話さなかった。むしろ寝そうになってた。


「エンドルフ様、少々お話がございます故残ってください」


「・・・・うむ、構わん。では皆の者、今日はこれで解散じゃ。

狙われたのは貴族の集まる場所、王族だけが狙われたとは限らん為気をつけよ」


他の貴族が皆ビクビクしながら部屋から出て行った後、俺とアヴァール、王族全員だけが部屋に残った。


「それでレイア、話というのは?」


「はい、その前にイリス様の意見も聞きたいので起こしてください」


「うむ」


イリス様、途中から寝てた。こっそりじゃなくて机に倒れこんで涎垂らしてる。


「イリス、イリス起きなさい」


「ん〜・・・・このまま聞くわ」


机に倒れこんだまま⁉︎


「・・・・わかりました。ご存知の通り俺のスキルにカーススキルがあります。ここにいるアヴァールも同じ・・・・おいアヴァール、起きろ。仮にも王族の前で寝るな」


いつの間にかイリス様の隣で同じ体勢で寝てる。ただし本当に寝てる。


起こしても起きないし良いや


「・・・・続けます。アヴァールもカーススキルを持っています。で、そのカーススキルなんですが、

全部で七つあるんですが、襲ってきた黒マントの一人がカーススキルの一つを持ち、それを使いこなしてました」


「待て待て待て待て、そもそも七つある事自体始めて聞いたぞ⁉︎それに使いこなしてた⁉︎

そんなことありえるのか・・・・?」


「事実ですからどうしようもありません。

情報についてはここで寝てるアヴァールに貰った物です」


「ふむ、情報の出処は?」


「あ・・・・」


聞き忘れてた


「・・・・・・忘れてたのか?」


「・・・・・アヴァール‼︎起きろぉ‼︎起きてくれぇ‼︎

俺の人としての名誉の為にも起きてくれぇ‼︎」


「(= ̄ ρ ̄=) ..zzZZ」


返事がない、只々ダラけてるだけの様だ


「レイア、諦めろ。情報の出処は後々確認すれば良い。まずは尋問に参加するのだろう?」


「あ、ええ、それっぽい魔眼がありますので」


ステータスを知るには専用の道具がいる。だがそれに魔力を流さなければ発動しない。

つまり、本人の同意がいる。尋問には向かない。

だが俺の【鑑定眼】があれば問答無用で情報を引き出せる。そこから辿れば簡単に情報が手に入る。

権力あってのやり方だがな


「わかった。では頼んだぞレイア」


「ええ。行こうアヴァール」


アヴァールを連れて会議室から出て行った。


「レイア、魔眼の事報告して無かった事については後でね」


イリス様の不吉な発言を耳にして








「こんにちは、レイア・ドライア・ナイトヴァンスです。尋問に立ち会いに来ました」


「はっ、話は聞いております。どうぞ此方へ」


尋問室の騎士に案内して貰い、今尋問中の男の元へ行く。


「さぁ吐け。そうすればちゃんと家族の元へ帰してやる。

脅されてるなら犯人はお前の証言さえあれば捕まるから問題無い。

お前の証言さえあれば全て終わるんだ」


「・・・・・・・」


騎士が元・黒マントの男(獣人だったらしい)を尋問しているが、男は反応無し。

生きているしちゃんと行動できると聞いているから喋れなかったり魔法がかかってるわけでも無い。

自分の意思で黙秘を続けているらしい。


俺はドアを開けて尋問室に入っていく


「こんにちは、少し交代して頂けますか?」


「レイア殿・・・・わかりました。拘束して魔力も封じてありますが、気を付けてください。

時期に騎士団長もいらっしゃるのでそれまでお願いします」


まさかの事実。尋問室には王国最強の剣、騎士団長が来るらしい。

まぁ、王族が命を狙われたなら当然か


「わかりました。では俺と連れ、男の三人だけにしてください」


「わかりました」


さて、始めよう。

俺は【鑑定眼】を発動する


「こんばんは、襲撃者さん。

それともクラーク・ブレアさんと呼ぼうか?」


「ーっ⁉︎」


反応はありか。いけるな


「クラークさん、貴方のことは調べがついてます。

年齢28歳、独身、レベルからステータスまで全て分かってるんです。

・・・・・暗殺者だということね?」


「ーっ‼︎・・・・そこまで調べがついてるのか」


ステータスの称号には身分が載せられる為、簡単にわかる。


「えぇ、単刀直入に言わせて頂きます。貴方方の依頼主は誰ですか?

正直貴方の名前、年齢、レベルまで分かった以上調べがつくのは時間の問題です。

ですが我々は早期解決を目指しているんです。王国の暗部なんですから2日で結果が出るでしょう。

ですが、もし貴方が2日以内に情報を提供して頂けるなら貴方と貴方が保護して欲しいと望んだ人を保護します。

良い取引でしょう?代わりに貴方には暗殺者を辞めて、こちらが斡旋した職について貰います。

俺が貴方にやって欲しい職があるのでそれになるでしょうけど」


「・・・・何人までなら保護できる?」


食いついた‼︎


「貴方を入れて、そうですね・・・・宮廷魔法士三人と騎士団長、副団長の計5人が貴方方の保護につきます。

なので貴方を入れて5人が限界です」


「・・・・わかった、取引しよう」


よし‼︎これで誰が犯人かわかる


「先ず保護して欲しい仲間だが、俺と別にもう一人、魔族の少年を保護して欲しい。

恐らく逃げ切ってるだろうから出来る限り無傷で捕らえて欲しい」


「わかった。依頼主、ついでにリーダーの名前を教えてくれ」


「あぁ、チームの連中は本名で名乗らないからリーダーの名前はわからない。

依頼主はブルアーノ・ヒスタリン・グラム公爵家当主だ」


あの豚・・・‼︎


「あいつか・・・・保護して欲しい少年の名前は?せめてチーム中での名前と特徴を教えてくれ」


「あぁ、そいつは今回臨時で参加した奴で、リーダーの推薦だ。

本名を名乗ってたから名前はわかる。

特徴は黒い肌に黒髪、金色の目をした少年だ。名前は







ベルゼ・グラだ」


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