エピソード2 「死ぬのってどんな気持ちかなぁ?」
「ねぇ、死ぬのってどんな気持ちかなぁ?」
僕の上から突然、明るい声が降ってきた。顔を上げると、そこにはこの世の者とは思えない雰囲気をまとった美少女がいた。
彼女は、ニッコリと効果音のつきそうな笑みを湛えている。今まで見た、どんな人より綺麗な笑みだ。その綺麗な笑みに反して、質問は物騒だが・・・。
「ねぇ、聞いてるの~?」
質問したのに、僕がウンともスンとも言わないせいか、少し不満そうに聞いてくる。
「え、あぁ。死ぬのってどんな気持ちだっけ?」
僕が尋ねると、彼女は首を縦に振る。
死ぬときの気持ち。死ぬときの気持ちかぁ・・・。死ぬときってどんなことを感じて、何を思うのだろうか・・・。よくわからん。まぁ、適当に考えて答えればいいだろう。
「怖いんじゃないかな?僕、死んだことがないからよくわかんないけど」
「うーん、そっかそっか。そうなんだ」
彼女は、納得したのかしていないのか、よくわからないリアクションをした後、何を思ったのか考え込んでしまった。
「よくわかんなかったけど、まぁ、ありがとう。じゃあね」
そう言って、彼女は去っていった。
よくわかんない人だな、と思った。
ていうか、なんで死ぬのってどんな気持ちかなんか聞いてくるんだ・・・。
疑問を抱えたまま、僕は読書を再開した。
彼女が自分を大きく変えると露程もしらずに。
こんにちは。月海です!
凪くんの前に現れた少女・・・。一体何者なんだ!
気になったら、次も読んでくれたらうれしいです!
月海より




