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【狂化】スキルに特化にした最強の【狂戦士】になろう!〜知能値-9999を代償に手に入れた力で無双するVRMMO〜  作者: 左ライト
アップデート編!

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ぶつかり合う剣ッ!

「さぁさぁなんでこんな事になったのかはもう始まっちゃったから関係ナッシ〜〜ングッ!!

戦いが始まった以上そこに由来も何も関係ねェ……例えそれが俺の部下によるまぁまぁしゃあない要因にあるとしてもただ終わるまで殺し合うだけだァ──ッ!!

しかも今回の対戦相手たる彼くんは僕様の大ファンって事なんでねぇ〜っ!

ファンサービスも兼ねて全霊殺人行為もといファン狩りに及んでいこうと思いますわよっ!!

それでは早速行きましょう喰らえ奥義ブッ殺剣────ッッ!!!!」

技能(アーツ)【剣防御】──ッ!?」


 フルンディングによる攻撃を受けるためスキルを併用しつつ剣による防御を実行するログレスくん──しかしそれは悪手なんだなァ〜〜ッ!!


 ワシの筋力値は素で37000ぐらい。

 知能値-9999によって初期値が底上げされてるから、この時点で同レベル帯の極振りマンにすら勝てるパワーだよッ!


 んでもって、俺はさらにフルンディングの攻撃力やパッシブスキル、【狂化】中限定のパッシブスキル、職業効果、種族効果などなど……常に発揮している効果値による上昇が沢山あるのであるッ!!


 それらを全部合わせて計算するとその実数値はなんと───驚異の20万パワーッッ!!

 このウルトラマックススーパーパワーを一般剣士マンが受け止められると思うてかッ!?その答えは否だ────ッ!!


「ッ、ハハッ!!動画で見てはいたが凄まじいパワーだな……!!受け止めただけで腕がイかれる所だった……ッ!!」


「うーん体勢を崩せるかと思ったんだが逃げられたわね。やっぱいくらパワーが上がっても技術が消えたのは埋まらんすわ〜〜」


 イカれる所すか、急所に入れればボスモン一撃で殺れるパワーなんだけど……


 スキルで強化された『授かりし黄金の聖剣(エクスカリバー)』の防御力では受けきれないと判断して後方に飛んで逃げたな〜?

 んな事したら最悪ズッコケる所なんだが平然としてるの流石トッププレイヤーなだけあるわね。


「しかしお菓子駄菓子茶菓子和菓子──ッ!!

狂化くんイズノンブレ〜〜〜〜キッ!!止まることは無い、目に入る一切合切全てを破壊し尽くすまでッッ!!!死ねェ可能ならァアッッ!!!」


 ログレスが呼吸を整えるよりも早く【狂化】が地面を駆ける。

 【狂化】は最短距離にいる敵対対象に対し攻撃を行うのは知っての通りだ。

 遥か後方への移動ならまだしも、この至近距離では一次的な回避程度では逃れる事は出来ないッ!!


 深い踏み込みと同時に叩き込む逆袈裟的一閃。

 向かうのは脇腹、小盾や剣による防御は間に合わない位置に入る動きだ。

 これは勝ったなガッハッハ!アレクサお風呂に入れて────ッ!!


技能(アーツ)──【十三円卓(サーティーン・シフト)】【剣撃防御】ッ!!」


 大剣が届くその直前、スキルの宣言と同時の事。

 視界に映るログレスの装備……右手の剣と左手の小盾が──瞬きの間に入れ換わった。


 右手の剣は見知らぬ蒼剣へと換わり、左手には……先程まで右手にあった『授かりし黄金の聖剣(エクスカリバー)』が小盾の代わりに握られている。


 見逃しは無い、間違いなく一瞬の内に入れ換わった。

 操作による装備の変更では無い。

 つまりこれが【十三円卓(サーティーン・シフト)】とかいう謎スキルの効果っつー訳だッ!!


「遮られた【十三円卓(サーティーン・シフト)】の効果は予備動作のいらない装備の変更……そして【超強靭】のスキル効果は『上級までの破壊効果の無効化』だ……ッ!

当然その衝撃は無効化されないがなッ!!」


 スキルのネタバレやめて──ッ!!コミュニケーションちゃんとしてッッ!!!!

 だがなるほど耐性付与ねぇ、そんなスキルもあるとは知らなんだ。あと上位の破壊効果が云々っていうのはなんですか?


「知らねぇ事ばっかでワクワクが終わんねぇなぁこのゲームはよぉ〜〜ッ!!

運営──ッ!!もっとカジュアル層にもゲーム仕様が伝わるようにしてェ──ッ!!

普通にPVPどころかPVEでもシステム外の有利不利が出ますゥ────ッッ!!!」


「こちらも攻め手に回ろうか──技能(アーツ)【打剣返し】【連奏刃】ッ!」


「おっと危ねェ避けろイカレポンチュウッッ!!!」


 二度三度十度十五度とこちらの力任せ連撃を受け止めた蒼剣──『陽に陰りし無欠の聖剣(アロンダイト)』がフルンディングを弾き返す。

 力で押し返したのではなく、技術による受け流しの一種だろう。パワー特化だとこういうのが有効になっちゃうのが辛い所だなぁ〜


 しかし【神祷霊奇】による強化を受けた【狂化】くんも伊達じゃない。

 20万パワーと400%強化AIからなる体幹によって転ぶ前に姿勢を制御、同時に【連奏刃】とかいうスキルによる二刀流攻撃ラッシュを大剣で受け止めつつ着地。


「──技能(アーツ)【前群斬】ィアッ!!」


「ッ技能(アーツ)【流星剣】ッ!!」


 そこへ接近するログレスに対して前斬りで対応しようとスキルを放つが──なんと上空へとジャンピング回避を決められた。

 しかも追加技能(アーツ)のおまけ付きでねっ!多分効果は突進付きかなぁ〜ッ!!なんか超速で落ちてきたぞッッ!!!


「ン技能(アーツ)【剣防御】ォ〜〜ッ!!」


「受けるかッ、流石だな──ッ!!」


 俺が防御スキルを取ったのは、こういう時に最速で防御動作を取る為だ。

 防御スキルによる衝撃耐久は本人の筋力値ステータス依存だが、俺レベルの筋力だと大型モンスター戦でもなければ使う必要は無い。使わずに受け切れるからねっ!


 しかし【狂化】中の【自我介入】によるスキル発動において、防御スキルの発動は最速の防御コマンドとなる。


 自動操縦のAIは目標に対して最速で行動を行う。それ故にどんな状況であろうとも動作をキャンセルして崩御姿勢に変化させられるからだ。

 AIにだけ操縦させてたら発動中の剣撃スキルに気ィ取られて攻撃まともに食らう所だったぜふぅ危ねぇ〜……!


技能(アーツ)剛斬撃波(パワード・スラッシュ)】ッ!!」

「ッ!」


 受けた状況からそのまま攻撃に移行ッ!!

 ダメージを与えるよりも吹っ飛ばしからの姿勢崩しを優先しての選択だ。流石に地面に足も付いてない状態からは受け止めきれまいッ!


 そして目論見通り衝撃波に乗ってログレスの身体が宙を舞う。

 【超跳躍(スーパージャンプ)】で追いはしない。空中戦は意義は無いだろう。

 こっちのパワーも地面があってこそだし、むしろ相手の土俵という可能性もある。下手にそっちに行く必要はない。

 だから行かずに攻撃しますねッ!!


技能(アーツ)【荊棘の毒】、【裂ける槍】ッ!!」


 命中補正と毒効果を付加し十数本の剣を連続投擲ィ〜〜ッ!!

 【裂ける槍】による投擲効果は俺の筋力値とに比例ってコレ前にも言ったっけなまぁいいやとにかく光の速さで大剣を撃ち込まれた事はあるかいィ〜〜ッッ!!?!?


「ッ技能(アーツ)十三円卓(サーティーン・シフト)】【反衝壁】ッ!!」


 飛来する大剣群に合わせてログレスが【十三円卓(サーティーン・シフト)】を再度使用。

 左手の剣が小盾へと換わり、同時に四角形の障壁が形成された。


 おおよそ予想通りだがリキャストの無いタイプのスキルらしいな羨ましいッ!俺もそーゆー手数の減らないスキル欲しいわよッ!!


 しかしそれを使わせたのがデカい。

 名前に十三(サーティーン)とか入ってるスキルだ。それが示すのが使用回数なのか何なのかは分からないが、間違い無く何らかの手札を削っているはず。一歩前進だねキョカ太郎ッ!!ヘケッッ!!!


 障壁に接触した大剣が遥か後方へと弾き飛び粒子化する。

 その勢いは投擲の初速以上……恐らくは受けた衝撃を倍にして対象に返すスキルかな?

 【固有捕食】から詳細を確認してもいいが、今はンな事してる余裕あるなら攻め手に回る方が良さげだろう。


「ッつー訳で今殺りに行きま〜〜っすッッ!!技能(アーツ)【全霊突貫】ッ!!」


 残念ながら空中で体勢を整えられたみたいで地面に見事着地をキメようとするログレスに向けて突進だッ!!

 お前さんがワシの攻撃をスキル無しで受け止められねェのは割れとんのじゃ、その着地姿勢で止められるかなぁ〜〜ッ!!?


「──技能(アーツ)()()()()】ッ!!」


 瞬間、蒼剣が水を纏う。

 恐らくは『授かりし黄金の聖剣(エクスカリバー)』が持ったという単属性特化固有スキルの水属性版。


 なるほど性能上がると属性だけじゃなくて実物も付与されんのね──そう思考したのと同時に、レーザーの如き超高速で水が放たれた。


 狙う先は頭部、防御スキルは──無い。

 取得予定には存在するが、まだ取れていない。【剣防御】もリキャストが短いとはいえ一分はある。

 さっき使ってからまだ三十秒も経っておらず、再使用可能はまだ遠い。

 そして【狂化】本人は発動中のスキルに意識を取られ防御の動きにワンテンポ遅れた。さっきと同じ失敗だ、AIの癖と言える。


 つまりは……防ぎきれない。

 超高速の水撃を【狂化】は横跳びで回避し、身に掛かった慣性は筋力と大剣で無理矢理相殺。大きい隙は晒さず済ませた。


 当然ながらログレスの着地狩りには失敗。

 安定姿勢のまま着地する様をまざまざと見せつけられる。


「初ダメージを取ったのはこちらだな」


 その上で──俺の頬からは流血エフェクト。


 水撃は僅かに頬を掠めていた。

 直撃こそ回避したが、ワンテンポ遅れた分の影響が出たな。

 もっともこの程度自己回復で五秒とせずに治る範囲だ、まともに喰らったと言える程ではない。


「言える程じゃあないが……」


 テンポが取られつつあるのを感じる。

 【剛斬撃波(パワード・スラッシュ)】で無理矢理テンポを取ろうとしたのが裏目に出たか、いやどうあれあのままじゃ押されていた。

 手段のミスではなく、純粋な手数と場数、技量の問題だな。つまりしゃあなしって事!


「手は緩めない──ここからが本番だ」


「ヒュ〜ッ!かっこいい〜〜ッ!!んだばこちらも全力で行かせて貰いますかねェ〜〜!!」


 ログレスが小盾を紅剣に持ち換える。

 恐らくは先程言っていた『陽を受けし赫熱の聖剣(ガラティーン)』か。


 この状況で『授かりし黄金の聖剣(エクスカリバー)』でなくそちらにする辺り、何か作戦でも決めたかな。


 見る限り蒼剣は受け寄せで、黄金剣はバランス型……というよりも長期戦特化か、回復スキルあるとか言ってたし。

 そのように役割を分担させるというのなら紅剣は恐らく戦闘特化の性能だろう。


 それを出したというのなら、目指すは恐らく短期戦。

 当然の判断だな、スタミナ無尽蔵の【狂化】くんを相手に長期戦はどう考えても分が悪い。

 追加で言うなら【狂気伝染】の【狂気】付与効果もあるからねっ!長くやるだけ俺有利だよッ!!


技能(アーツ)──【()()()()()】ッ!」


技能(アーツ)──【狂天動知】ッ!!」

 

 だからこそ、出し惜しみはしない。

 そんな事をしたら全力で殺りに来る奴には張り合えないりこちらも同様にぶつからなければ、この戦いの趨勢は即座に決まる。


 さぁ殺し合おうぜログレスくんよ……!!

 この戦い、最後まで死ななかった奴が勝者だ────ッッ!!!!

諸君、私は失敗した。

ストックが尽きたので多分2〜3日に一回の更新になります。死。

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