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【狂化】スキルに特化にした最強の【狂戦士】になろう!〜知能値-9999を代償に手に入れた力で無双するVRMMO〜  作者: 左ライト
アップデート編!

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目指せ獲得大作戦!

【カリス・アレクソンの後継】

推奨レベル:20〜

内容:光輝神聖会の誇る最高神官カリス・アレクソンは憂いていた。己の齢は80を超え、既に未来はない。だというのに、未だ自身に並ぶ信仰深き神官が現れない事に。

祈りとは尊き物、己の命すらも捧げんという覚悟こそが、奇跡に一歩を踏み出す力を与える──己の信念が真に受け継がれぬまま、自分の生涯を終える事に。

もはや誰でもいい、この私の祈りに応える者はどこかにいないか──。

報酬:【神祷霊奇】のスキルオーブ


▼▼▼▼


「とかなんとか言っているが奴はエロ親父でな。このクエストは女性プレイヤーにしか発生しないようなんだ。

職業の指定は無いのだが……バサラが男性プレイヤーである以上、スキルの獲得は難しいだろう」


 そう言ったルイスさんに一応のお礼を言いつつ、俺は拠点を発って今である。

 ふざける事に注視しすぎて【ぷにゃぷにゃ戦士団】が何かとかルイスさんが何者かとか大いに全無視したがセフセフッ!

 そんないつでも話せるような話題は次以降でいいのだよ……


 ちなみにフルMAXの報酬を渡そうとしたが拒否られた。いい人やね!今度話聞くから、ほぼこっちしか話さなかったのも許してねっ!チュッッッ────!!


 さて、結局今回のお話は俺に課題を追加するに終わった訳だ。

 俺と神相性の【神祷霊奇】はクエスト産スキル。ルイスさんはその問題点を「事実上の女性専用クエストだから無理」と言ったが、それだけなら俺が女性であることを主張すれば通ったはずなので問題にはならないッ!!


 最大の問題は一つ。俺の持つスキル【殺意の塊】による影響……!!


 これによって俺はNPCから無条件に悪印象を抱かれ、会話すらほぼまともに成り立たない。料理屋さんで注文したメニューが出てこないレベルだぞっ!!

 そのため、俺はそもそも【カリス・アレクソンの後継】の発生フラグを立てることができないのである──ッ!!


 ん〜〜〜!遂にどうでもいいやで放置してきた問題が牙を剥いて来たねぇ〜〜〜!!

 NPCの悪印象とか……w そもそもプレイヤーとしか関わらなければいいだけですよね?(早口)そんな事もわからないとか……うおっw の姿勢はもう通用しない時代か……!!


 人間関係、特定人物への陰口、自分もその対象になるという不安……っ!!やめろッ!!これ以上俺を憐れむなッ!!施しは受けない……ッ!!


 ハァ……!ハァ……!俺の“闇”が漏れ出る……!これ以上はいけない……!!


 ともかく最終は振り出し……いや、ブランに会った時点まで進展は戻る事になる。うーん、どうしようかなぁ〜。


「あらぁ~バサラちゃん?こうやって街で会うなんて珍しい事もあるわねぇ〜!運命の出会いかしらッ!?」

「あっ!興奮したオッサンだッ!!麻酔銃で捕獲して山に返すぞッ!!」


 など言ってたら野生のオッサンにバッタリ遭遇。

 普段の生活圏を大きく離れている……これは恐らく冬眠できなかったオッサンの成れの果てですね。オッサン同士の闘争に敗れて冬籠りの餌を集められないとこのように人里に現れて人的被害を齎すのです。


 などと言っていると、ふとオッサンの横にいる人物が目に入り──目をひん剥いた。

 その人は顔面偏差値が日東駒専な美青年、その辺を歩いていたらふと目が義眼になるタイプのアレなのだが──服装が、あの……うん……終わっていた。


 男女の性器と蝶が交わって大自然と人の調和を示すような……極めて芸術性の高い服装。

 全身が虹色の光沢を帯びているのはオッサンのセンスだろう。というかこの服装自体が100%完全にオッサンのセンスの賜物なのだろう。


 こっちに目が行くともう戻ってこれないぃ……!!

 なんだこれは……!?隣のオッサンだって十二分にカチイカれた服装だってのに、完全にインパクトで負けてるぞ……ッ!?

 これがあのオッサンの本気なのか────ッ!!


「なにこれ」

「あら〜気になる?この子はねぇ、ウチの新しい店員になるNPCよっ!

この前みんなで話した時にあったでしょ情報!あの後外見とかも自由に設定できるって聞いてねぇ、思い浮かんだイメージを完璧に形にできる装備を作って今日ようやくお迎えできたの〜!!」


 おー、なるほどNPC!しかもオッサンの手製かっ!

 どおりで自分の服のクセにこの世の全てに絶望した虚無の顔してると思ったっ!!

 確かに着たくもないイカれ衣装をこの先ずっと着せ続けられると知ったらそんな顔にもなるな、ドンマイッ!!


 それと同時──俺はここで、おっさんの発言に天啓を得た。


 ……そうか、NPC。NPCね……!

 クククク──いい事思いついちゃったもんねぇ〜〜〜〜ッ!!


「オッサン、NPCってどこで雇えるんだ?」

「あら興味あるの?それならこの先にあるイカツめの建物、人材ショップ【バローブック】っていうのがあるから、そこにいけばいいわよ!素敵なNPCライフを〜っ!」

「──殺してくれ──」


 何やら空気の溢れるような音が聞こえたが気のせいだろう。なにしろ俺はルンルン気分ッ!俺はオッサンに手を振って──そのまま全力で走り出したッ!!

 バイバイお人間さんモドキ──ッ!!


 クックック……そうだ、何故忘れてたのか。

 あンじゃねぇかよ、あんなに都合がいいモンが……!!

 あんなオッサンのイカれ衣装を着せられて、それに反抗もしない──()()()()のNPCがッ!!


 バンッ!と音を立てて、俺は示された店の番台を金の入った袋で叩きつける!!


「──人を雇いたい、幾らだ?」

「……店働きなら月15万、戦闘なら月50万だ」

「後者一人、女」

「……ついてこい」


 へッ、予想通りだ。この手の店のNPCは荒くれ男が置かれがち……となれば当然、悪印象がある相手であろうと、利益があるなら話の場に立てる──!!


 俺の目的は当然人を雇うこと。

 理由?そんなもんは簡単だ……


 ()()()()()()()()()N()P()C()()()()──!!


 俺の目的の為に全霊を賭して、馬車馬のように働いて貰う、俺の為の()()()をなァ……!!


 クク、この【狂化】不遇世界を壊す、新時代の生贄……俺の為に死んでもらうんだよォ……ッ!!

 ()()()()()()───!!

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