ブランの友達に聞こう!
この小説はルール上、2024年7月6日に投稿された作品として扱う。
──ハッハーッ!!当たるぜ狂人の勘はッ!!
こういう時に友人がくれる何気ないヒントは大体小説だと後の大きい展開に繋がる伏線だ、違うかッ!?
正解百億万点ということでね、今回やってきましたのはこちら!ブランくんの友人がやっていらっしゃるというギルドのホームです!
立派な建物ですねぇ〜〜っ!!
ギルドは拠点となる建物や部屋を用意しないとまず作れないので、誰でもギルドが作れるようにというか、オッサンみたく店を開いたりできるように貸し拠点という場所が賃貸として設けられているのですが、こちらはどうやら持ち家のようです!
お金の力を感じますねぇ〜〜!!
悪いが、俺は金持ちに容赦をしない主義だ。
一撃……一瞬で全てをもぎ取ってみせる。
行くぞ──挨拶の魔法、壱の型────ッ!!
「頼も──うッッッ!!聞いて驚け見て笑えッ!!我が名はジークッ!!友人たる青年ブランのありがたいお言葉の元、本日この場に足を運ばせていただいたプレイヤーです。このギルド【ぷにゃぷにゃ戦士団】のリーダーを務めるルイスさんという方はいらっしゃいますでしょうか?」
「──ルイスは私だ。ブラン君から貴方の話は伺っている、来訪を受け入れようジーク殿」
クッ、先制は受け止められたか。人間性で敗北3マス戻るって所か……?
しかしやるなこの銀髪ロン毛女。俺の挨拶の魔法を無傷で受け止めやがるとは……ククッ、コイツァ面白ェ試合が出来そうだ……!!
「こんにちはルイスさん、改めまして自己紹介をさせて頂きますね。
私はバサラ、一月ほど前からゲームを始めましたプレイヤーで、自動操縦系技能の【狂化】をメインとした構築でこの『マジック&ブレイド・オンライン』をプレイしております。
現在はその【狂化】が先日のゲームシステムアップデート時にナーフ……ゲーム的な弱体化を受けてしまいましたので、コレを補えるようなスキルを探しております」
「え、な……なるほど、はい……ふぅ、確かに、彼からもそのように聞いています。私の用いるステータスを代償とした強化スキルについて教えて欲しいとか」
かつてない強敵だ……イカれた初撃からの平然とした真摯な態度のコンボにすらものの数秒で適応してみせるとは、恐れ入る。
流石はギルドリーダー、立場ある人間といった所か。
しかし──拙い。
そのような反応では動揺が見え透いてしまうよ。今の一手に返すべきは紅茶でも嗜みながら数秒の沈黙が正解だった。
畳み掛けさせて貰うよ──。
「はい、無論タダでなどとは言いません。報酬の用意としましては、情報が有益であるか否かに関わらず50万メダ。
そしてもし、それが有用な物であれば──追加で100万メダと、ジュエルポイント変換前の【ロイヤルジュエル】を15個お渡しします」
「15っ──、いえ、いや……あの。えー……15、15か……いや、キャラ……」
折角集めた割に報酬しょっぱかったんだよね、ロイヤルジュエル!!多分俺らがアホみてぇな量1チームで独占したから調整されたんだろうけどさッ!!
しか──し!!アレをしょぼいと言えるのはプレイヤーとしてのライフステージが違うが故ッ!!
俺にとって特別な魔法の交換やら特殊剣術スキルなんかがなんも要らねぇカスゴミなだけで、それを獲りたい奴は何人もいるのだ……!
「どうですか?今回のお話、お受けしていただけますでしょうか。提示した条件に納得がいかなければ、ある程度の調整は可能ですが」
「あの──キャラ……違くないですか……?」
〜今回の勝敗……バサラの勝ち〜
ちなみにOK貰えたよ。やったねッ!!!
▽▽▽▽
「私の使用するスキル──【神祷霊奇】は、確かに指定したステータスを%単位で支払う事で強化率を変更できるスキルだ。
正式な効果としては『指定したステータスを1〜30%支払い、指定したスキルを次に発動する時、その効果を最大400%強化する(1/2h)(捧げたステータス は1h下降状態を継続する)』という物で、強化の最低値は110%
試した訳ではないが、このゲームの通常仕様通りであればマイナスのステータスを捧げた場合マイナスの値が大きくなるだろう」
綾里法律事務所、まさしく俺にうってつけのスキルっちゅーワケやな。
コレとさっきブランに教えてもらったコンカッセみてぇな名前のアレを組み合わせればワシの知能下降幅は更に上昇する。噛み合わせは極めて良好だ。
「私が求めていた通りのスキルですね。むしろ都合が良すぎるぐらいだ」
「は、はい……確かに、貴方の【狂化】特化構築には性能として極めて相性がいい。
ただ、一つ明確な問題がある」
「……問題点?」
なんだろう、なんか信仰系スキルっぽいしよくわからん宗教に入信しないと貰えないとかかな?
クッ、遂に長年信仰した10連スキップ教を離れる時が来たか……ッ!!これまで何万円を何の演出もなく飛ばされる3秒へ捧げてきたか、滅べ課金ガチャッ!!
などと考えていると、ルイスが悩ましそうに口を開いた。
「このスキルは、クエストで入手のアイテムから獲得できる物なのだ」
───なるほど、そりゃあ“詰み”って事かい?
ルンルンが2年前に既にいるという事実に驚きを隠せません。私はどうしたらいいんですか?
とりあえずこの章は終わりまで大体書いたので、今月の半ばぐらいまでは更新があります。
その後……?コムギ……?(プロットはある)




