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咲かせたのは君  作者: バルたん
第一章 誰に似るでもなく
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第十五話 「実況席大荒れ模様」

「え、どういう意味?」



「実は俺と若草駿、佐藤太郎の三人で

役職を決めて高校生活をしているんだ。

それは、ある意味で現代の生活に身を置きながらも

常に中身は江戸時代の立派な漢ってことなのさ。」


「何それ?

やっぱり面白いね、崎坂くん。

じゃあ、崎坂くんが将軍ってことは、

若草くんと佐藤くんは?」



こちら実況席。

お、俺たちのことも

一応聞いてくれているぞ♪



「若草は侍だ」


「若草くんは侍かぁ~、かっこいいね。」


駿の謙遜した表情も束の間で、

顔はにんまりとニヤついている。


「将軍の方が立場は月と鼈、遥か上だけどね。」


孝也将軍強がりますね~~


「ちなみに佐藤は平民だ」


一気に実況席が歓喜、ではなく寒気と化した。



「え、平民?

何だか佐藤くんだけ立場低いね。」


「まぁ、それぞれ部に相応ってことだろう。」



おいおい、どの口が言ってんだ。

お前が勝手に決めたんだろ孝也~。


こちら実況席大変荒れております。今一度落ち着くまで実況の方はお待ちください。


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