3/10
第3章 偽善の構造
ゼインたちは潜入と戦闘を重ね、英雄団の恐るべき裏の姿を暴いていく。
彼らが発見した真実は、あまりに残酷だった。
アストラルの「青き光」は、ただの聖なる力ではなかった。
「生体エネルギーを消費して輝く、代償の光」だったのだ。
力を維持するためには、無数の惑星からエネルギーを搾取し、時には「危険」という口実で住民ごと浄化し、その命を糧としていた。
連合の上層部と英雄団は、その事実を隠蔽し、民衆に夢を見せることで支配を続けていたのである。
「見たか! これが彼らの正義の実態だ!」
ゼインが闇の通信で銀河中に暴露すると、民衆の間に動揺が広がった。
だが英雄団は逆に宣伝を強めた。
「彼らは闇の悪魔だ! 正義を妬み平和を乱す破壊者だ!」
メディアはゼインを最悪の犯罪者として描き、賞金をかけた。
それでもゼインは迷わなかった。
「どう思われてもいい。私は愛する者たちのために、この腐ったシステムを終わらせる」




