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独り苦しむ貴方へ  作者: 桐生桜嘉
*貴方に捧げる言葉*
4/7

泣きたいときに泣きなさい

泣きたいのなら、泣けばいい。


無理に隠そうとせず、無理に笑おうとしなくていい。


一人で泣きたいときもあるだろう。


そういうときは思いっきり泣きなさい。


泣くときくらい、他を気にせずに、自分のために泣きなさい。


貴方にだって感情はある。


どんなにそれを殺しても、決して消えるものじゃない。


だからつらいのだろう。


だから泣きたくなるのだろう。



──だから、胸が痛くなる。苦しくなる。



それは、貴方が生きている証。



誰にだって喜怒哀楽はあるもの。


確かに我慢することも大切だ。



でも貴方は少し、我慢しすぎている。



だから


時には、自分勝手になってもいい。



人は皆、わがままで自分勝手だ。



貴方だけ、それをおさえなくてもいい。



もし貴方が、誰かに「自分勝手だ」と、「わがままだ」と言われることを恐れているなら、それを気にする必要なんかない。


さっきも言ったように、人は皆自分勝手。


その相手も同じように自分勝手なのだ。


貴方だけじゃない。

私だってそう。


だから自分を責めなくていいんだ。




泣きたいときに泣き、笑いたいときに笑いなさい。


心の底から隠すことなく。



貴方が泣きたいときは傍に寄り添い、共に泣こう。


理由を無理に聞こうとはしない。


ただ「大丈夫」と、他には何も言わず、貴方が泣き止むまで傍にいる。


そして心の底から笑えるまで、貴方の涙は私が拭おう。




貴方はよく頑張った。


頑張ったよ。


だから、もう、



──貴方は自由になってもいいんだ。












貴方が最後に泣いたのはいつですか?


その時、貴方はどんなふうに泣いていましたか?


一人、声を押し殺して泣いてはいませんでしたか?



泣くことはおかしなことではありません。


大声で泣いてもいいんです。



時には貴方の感情を解放してあげてください。


少しは心がすっきりし、軽くなるはずです。




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― 新着の感想 ―
[一言] こんにちは 声を押し殺して泣いていて、もうどうしたらいいのか?と思いながらインターネットを触っていたら、この作品を見つけて、あぁ、思っきり泣いていいんだなと思いました。 なんだか胸がスっとし…
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