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独り苦しむ貴方へ  作者: 桐生桜嘉
*貴方に捧げる言葉*
5/7

“貴方”を見つけなさい


貴方の優しさは、時に自分を壊してしまう。



相手が傷つかないように、傷つけないように。


そして相手に迷惑をかけないように、心配をかけないように。




そうしているうちに、自分自身がどうしたいのかがわからなくなってしまう。


そして、“自分”を見失ってしまう。



『どうして、自分はこうなんだろう』


時にはそう自分を責めることもあるだろう。


でもそう思うのは、知らないうちに自分を誰かと比べてしまっているから。


そして自分に自信がもてないから。



貴方はもう少し、自分に自信を持ってもいい。


何かを引け目に感じているのなら、貴方はそれを気にする必要なんてない。


今まで頑張ってきたのだから、少しくらいわがままになってもいいだろう。


少しくらい自分勝手になったって、誰も責めやしない。


誰も責めることなんてできない。


自分を見失うほど、頑張ったのだから。


それに人は皆、自分勝手だ。


貴方だけ我慢しなくてもいい。



自分を忘れるくらい、頑張れる。

自分よりも、誰かを優先し優しくできる。

それは誰にだってできることじゃない。


貴方だからこそできたことだ。


自信をもっていい。




人は必ず、長所と短所を持ち合わせる。


それは、長所は短所にもなりえるし、逆に短所は長所にもなりえるからだ。


貴方にとっての自分の悪い所は、良い所にもなりえる。


“あの人”だって同じだ。


“あの人”の持つ良い所だって、悪い所にもなりえる。



完璧な人なんていない。



人は必ずどこかは欠けている。


それを埋めることができるのも、同じ人間。


そうして支えあうのが人間だ。



だから貴方一人が我慢することも、一人で抱え込むことも、する必要なんてない。


誰かに頼っていい。



貴方は“貴方”だ。


貴方の悪い所は良い所でもあるのだから、気を落とすことはない。


自分に自信をもちなさい。


そうして、失くした“自分”を探せばいい。


そうして、“自分らしさ”を取り戻せばいい。



私も手伝おう。



一人ではない。



一人になることを怖がらなくてもいい。



自分勝手になって、“自分”を見つけなさい。







いつか心から笑えるときがくるときまで、一緒にいよう。


その時にはきっと、貴方の目に映る景色は色づいて、“貴方”の色が見えてくる―――――。
















読んでいただき、ありがとうございました。


気付けば忘れていた“自分”はいませんか?


自分勝手に行動することは、時には必要です。

貴方自身の意思を強く持ってください。


一人の意思が弱いなら、同じ意思をもつ人を増やせば、きっとそれは何倍にも強くなる。



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