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氷川

朝、川を見た。


薄い氷が、川を包んでいる。

ところどころわずかに隆起し、ひび割れる川をわたしは見つめた。

息を少しだけ外にだす。

少しずつ白い煙へと変わっていく。


朝、川を見た。


薄い氷が、川を包んでいる。

小さな川だ。

庭の芝生を見つめる。

白いじゅうたんに変わっていた。

それは、道路まで続いている。


朝、川を見た。


薄氷に向かって石を投げてみる。

簡単に割れた。

それと同時に、石ではない物体が水面を跳ねた。

川はまだ生きていた。

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