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ハロウィンの出来事(番外編)

いつも見ていただいてありがとうございます。

更新時間遅くなりすいませんでした。

今日は10月31日、地球でもこの日はハロウィンである。

この日の夜、夏が終わり、冬になる。そのため、死者の霊がぞれぞれの家を訪ねてくる。その影響で有害な悪霊や魔女が出てくるので、それらから身を守るため、仮面をつけて魔よけの松明を起こしていた。

そして、ジャック・ド・ランタンを作り、家々では子供たちがお化けや魔女に仮装して、

「トリック・オア・トリート」(お菓子をくれないといたずらするぞ。)

という風に周り、各家庭からお菓子をもらい、それを元にハロウィンパーティーをするというイベントである。

そして、この世界でもハロウィンを持ち込んだ村があった。

それはサラダ村というところだ。

ここには転生者のシルバリオンがいた。そのため、生前の知識を基に、充実した転生ライフを過ごすと同時に、かわいい妹やかわいい弟のために、より過ごしやすい村にすると決めてから、それぞれのイベントを立ち上げていたのだった。その中のひとつとして、ハロウィンも立ち上げていたのだった。

そして、これはとある年のそのハロウィンのイベントの日の出来事である。


「アポロ、わらわは今年参加するぞ。」


といい、サラダ・シーザーという、見た目かなり幼いが、本来は大人の年齢の元魔王の女性が、少女に向かって話をしていた。

「サラダちゃんどうしたの?毎年参加していなかったのに急に?」

とそこには、狼の耳をつけ、尻尾をつけたズボンをはいていた少女、アポロが返事をしていた。

「今までは、シルヴァと一緒に居たから、わらわはその行列に参加していなかったのじゃ。でも、お菓子はシルヴァの手作りお菓子をもらっておったので、文句はなかったのじゃ。だけど、今年はシルヴァがドックキャットに行ってるから、お菓子がもらえないのじゃ。だから参加するのじゃ。」

とサラダはなきそうになりながら言ってきた。

そう、シルヴァはあくまで料理(お菓子)を作る側に回っており、仮装行列には参加しなかったのだ。シルヴァは

「僕はおいしいものをみんなが笑顔で食べるのを見れれば良いんだ。」

と言っていたのだ。

「確かにシルヴァは自分が作ったのを喜んで食べてもらっているときが一番幸せそうだよね。」

とアポロが言っていた。

「そういえば、サラダちゃんは何に仮装するの?」

とアポロがサラダに聞いてみた。

「わらわは魔女に仮装するのじゃ。だから、アポロも手伝ってほしいのじゃ。」

とサラダが言っていた。

そういうサラダを見ると、杖は持っていて、三角帽は被っていた。後はほうきとマントで仮装が完成する。

ちなみに、シルヴァはある程度の仮装のルールを話していたのだ。もちろん、みんながどういうのかが判らないのと、過剰になると回りの大人たちに迷惑がかかるからだ。

「じゃあ、ちょっと待っててね。」

とアポロは言うと、マントとほうきを探しに行ったのだった。

そして、アポロを待っている間、サラダはもらえるお菓子を想像してニヤニヤしていたのだった。

もちろん、女性は甘いものが好きなので、仮装行列は女性の参加が多めである。

でも、子供は比較的甘いものが好きなので、ある程度の部分は仕方ないのである。

「サラダちゃん、おまたせ。これで良いかな?」

とアポロがほうきとマントを持ってきてくれた。

「ありがとうなのじゃ。これでわらわも参加できるぞ。では、行くのだ。」

とアポロの手を引っ張り、サラダは仮装行列に混ざりに行ったのだった。


そして、そこには小さな子供から小学校高学年くらいまでの子達が集まっていた。

そこで一番の年長者はやはりサラダである。次点でもアポロであった。

「では、行くのだ。」

とサラダが音頭をとり、各家庭に回っていくのだった。

「「「トリック・オア・トリート」」」

とみんなで叫びながら各家々を回っていた。もちろん毎年来るのでお菓子の用意はされていた。大体は小さな果物にチョコレートでコーティングされたものや、飴などであった。

だが、一部家では用意されていなかったのだった。だが、シルヴァルールで、いたずらは

「この家は、僕たちにお菓子をくれなかった家です。」

という張り紙を一枚ドアに張るだけにしていたのだった。

そう、用意を忘れた家のための処置である。下手にいたずらをされると迷惑になるので、ある程度の簡易的なもので済ませたほうがいいという判断だった。

そして、仮装行列は、大体の家を回り終え、お菓子が結構あふれそうなくらいにはなっていた。

そんな中でシルヴァの家である。

「「「トリック・オア・トリート」」」

とみんなで言うと、扉が開いた。

そこにはラーラが笑顔で出迎えてくれた。もちろん、いっぱいのお菓子を持っていた。

「可愛い行列ね。みんなこれをどうぞ。あ、アポロちゃんとサラダちゃんはちょっと家の中までいいかしら?」

と言われたのだった。

二人はなぜ呼ばれたかは判らなかったが、いずれ姑になる人なので、誘われたら行かなくてはいけなかったのだ。そして、ほかの子たちにまだ行っていないところに行って、お菓子かいたずらをしてくるのじゃといい、二人はラーラの後についていったのだった。

「二人とも正座ね。」

と先ほどの笑顔が消えて、ラーラは少々怒り気味に言っていた。

二人はおとなしく正座をすると、

「二人ともいい年ですよね?あの行列は基本的に12歳位までというルールがあるのですよ?」

と言われた。

もちろん二人はその部分を忘れていたのだった。

「わらわは見た目10歳くらいなのだ。だから平気」

というと

「サラダ様は私たちより年上ですよね?」

と怒ったラーラが言ってきた。

「そうじゃった・・・。」

そう落ち込みながらサラダは話していた。

「シルヴァは小さい子に少しでも楽しんでお菓子も食べれるようにということでこの企画をあげたんですよ。あなたたちはもう小さくないですよね。さらに、いずれ私の義理の娘になる子がいつまでもこんなことはしてはいけません。罰を与えます。もらったお菓子を出しなさい。」

といわれた二人はおとなしくお菓子をすべて出した。

「これはうちの子たちにあげます。あの子たちは熱を出して参加できなかったから・・・。」

と告げていた。

「二人は大丈夫なんですか?」

とアポロがきいた。

「一応落ち着いてきたから大丈夫よ。でも、二人にはお尻叩き10回ですね。」

と笑っていた。

二人はなきそうになっていたが、それでもラーラのお尻叩きはきちんと行われ、その際、ラーラたちの家からは二人の叫び声が聞こえていたのだった。


時は同じくドックキャットでは、ジャックドランタンが作られた残り物でかぼちゃの煮物を作り、シルヴァはお酒を飲めなかったので、ご飯で食していたが、ハクさんとラインさんはその煮物をつまみに酒を飲んでおり、ハロウィンの説明をしながら、故郷を懐かしんでいたのだった。

今回はハロウィンの番外編になります。

本来は悪霊から身を守るという部分になりますが、ちょっと調子に乗った二人の女の子は御菓子にはありつけず、お尻がはれたという落ちになりました。

蛇足でシルヴァのちょっとした出番を作りましたが、番外編なので、シルヴァの活躍は皆無でした。

本編は明日になりますが、明日はメシテロまでいければ良いかな?

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