歩けるようになりました
ようやく歩けるようになりました。
俺の名前はシルバリオン、通称シルヴァです。こちらの世界では、一般的な家庭では恐らく苗字が中々無いと思われます。ただし、完全に地球とは違う世界だと思っています。なぜなら、その原因は親にあります。
父親は、ややイケメン、母親はすごい美人というレベル。
でも、父親は、剣で素振りしており、時には以前有った弓矢を使い、狩りみたいにしている。現代なら銃ですぐ狩れるのに・・・。
ちなみに、母親は地球でいう魔法を使うみたいだ・・・。なぜなら、コンロっぽい場所でなにやらぶつぶつ言ったら火がついて、それで調理していた。さらに、俺が歩き出せたときに、転んですりむいて悔しくて泣いていたら、治癒魔法をかけてくれた。
さて、そんな中で、ハイハイできるときから必死に言語を学び、なんとか理解できるようになりました。
まあ、言葉ができないと生きていけないが、どうやら、生前の記憶があるだけで、理解力などは、通常の幼少期と同じみたいだ。自然と知識がスポンジのように吸収される。
ということで、母親の部屋に侵入しています。
目的?
母親は魔法を使えるみたいなので、その資料とかあれば勉強し、自分でも使えるようにするためである。
ただし、ひとつ問題があるとすれば、母親は人間でないっぽいことぐらいである。
いや、最初から予想はしていた。
美人すぎる。
耳が長い。
そう、耳が長いのである。さらに母親は金髪、貧乳・・・。胸小さいと言ったときに母親は激怒し、ご飯一食抜きになるという恐ろしすぎる罰をうけた。でも、父親が、母の目を盗み、少量のパンとスープを持ってきてくれて、「お母さんに胸が小さいというのは言ってはいけない」と教えられた。
父親はいいやつだが、俺に剣を教えたがっていた。
生前柔道、剣道をやっていたので、剣については多少の経験がある。
さらにいえば、この体は知識や経験を吸い尽くすだろう。だからこそ剣は後回しと考えていた。
でも、父親の優しさに触れ、剣の道もいいなと思ったので、父親に「お父様、今回はお父様のご飯減らすようなことしてごめんなさい。こんなときにいうのは変だけど、お父様がいつも使っている剣の使い方を教えてください。僕も剣を使えるようになりたいんです。」といった。
父親は喜んで次の日の朝から昼くらいまで教えてくれるようになった。
剣については剣道の動きとは違っていた。
さらには、最初に知識として、全体的に主流の4個の流派の特徴も教えてくれた。
剣の種類はいくつかある。
攻剣流
名前のとおり攻撃を主流とした剣の流派である。上のほうに行くと防御無視の攻撃ができる。さらに、目に見えない敵(幽霊など)物理攻撃が効かない敵も切りつけることができるみたいだ。
守剣流
名前のとおり守備を主流とした剣の流派である。主に受け流しからのカウンターが得意技で、上のほうに行くと魔法に対してもカウンターを与えられるみたいだ。
奇剣流
名前のとおり奇抜な動きをし、相手を翻弄する剣の流派である。動物のまねをしたり、折れた剣を投げつけたりと相手は予想だにしない動きで翻弄して攻撃、守備をするみたいだ。
魔剣流
名前のとおり魔法を使いつつ剣も使う流派だった。ただし、魔族が主として使っており、今の人間や魔族以外の種族は使えないらしい。
といったかんじだ。ただ、最後の魔剣流は父親も使えないので、教えられるのは、攻、守、奇の3流派を学ぶことになった。
なお、各流派1~10のランク付けをされている。
1は入門者、4で一人前となるらしい。
ちなみに父親にランクを聞いたら全ての流派でランク5らしい。
なお、魔族について聞いたらわからないから、そっちは母親に聞くように言われた。父親はある意味脳筋と認識した・・・。
父親は脳筋だが、町の警備長をしているらしい。近隣の魔物を狩ったり、いざこざの仲裁(大半は物理的にらしい)をしたりなど・・・。
とある日、俺は母親に一日ついて回った。仕事が気になったからだ。
母親は、治癒魔法が使えることから、教会で働いているみたいだ。
怪我の治療は基本魔法を使わないが、ある一定のレベルから魔法を使うみたいだ。そのほかにも孤児や近隣の子供たちを集めた授業みたいなことをしている。この地方の状況、魔物に出会ったときの対処方法、過去の出来事等々・・・。母親は完全な頭脳派であることが確定した。
朝は父親、夜は母親に勉強を教えてもらうことを決めたのでした。




