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アオネリア(改)  作者:
5/6

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私は今、リオン様宅のベッドの中にいる急に泣いてしまった私は、マリッジブルーと馬車の旅で疲れがでたのだとしてベッドで寝るようにルディネ様に命令されてしまった。

リオン様とサンダール伯爵様は帰ってきたみたいだが、挨拶もまだしてない。最初からやらかしてしまった。嫁ぎにきて挨拶もしないで夕方から寝てるなんて駄目嫁決定だ。

ただでさえアイリスの変わりなんてなれないのに。アイリスならきっと上手く出きてた。

アイリスと私は似てない。髪や目の色は似てるがアイリスは身長も高く体格も良くて、女性らしく出るところは出てる。私は身長は少し小さいが色々と薄い。残念だ。そんなアイリスと私は太陽と月だと周りから比喩されてる。光を放ち周りを照らす太陽がアイリスで闇の中じゃないと存在がはっきりしない月が私だ。


「アオネリア様、もうそろそろ夕御飯のお時間ですが、食べれますか。」

シェリーが何時の間にか部屋にいた。

「まだ、気分が優れませんか。顔色もあまり良くないですね。」

シェリーが心配気にたずねてくる。

「大丈夫よ。すぐ用意するから手伝ってね。」

私なんて、姉の変わりに相応しくないけどもう、ここまできたらやるしかない。覚悟を決めよう。まだ笑える気分じゃないけど、精一杯の笑顔をシェリーに浮かべた。

「アオネリア様、まだリオン様方はいないのでその笑顔しないでいいですよ。」

シェリーの言葉に決めようと思った覚悟が揺らいでしまいそうになった。やっぱりアイリスのように決まらないわ。

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