アオハル
それからの日々は目まぐるしくて…
灰色しか知らなかった僕には少しまぶしすぎた。
毎日がそう…『幸せ』だった。
ちはやは僕が思ったとおり、蓮兎のことが好きだったようで。告白したらOKもらったと嬉しそうに報告してくれた。
それからは、僕と灯、ちはやと蓮兎の4人で過ごす、日々。
世界はいろんな色に溢れていた。
ピンク、オレンジ、ミドリ、アカ、ムラサキ、アオー
この世界がこんなにもきれいだと教えてくれたのは、灯。君なんだよ。
時を重ねるごとに積み重なっていく、愛おしさ。そして…ありがとう。
僕はこれっぽっちだって君に伝えられていない。
ねえ、分かってないだろ?僕は、君が思っている以上に君が好きなんだよ。愛おしくてたまらないんだよ。
いつか…いつか伝えられるだろうか。僕の心の中にある、本当の気持ち。ありったけの『愛してる』そしてー『ありがとう』
「陽?ほら行くよ!ちはやも蓮兎も待ってるんだから!」
「うん。灯」
「なに?」
彼女の笑顔は今日も僕を照らすあかりのようで。
「ううん、何でもない」
好きだよ。っとぽそっと呟き歩き出す。
僕はなれるだろうか。彼女を照らす…太陽に。
ふと空を見上げる。
空はキレイな青春
ここまで読んで下さった皆さん。本当にありがとうございました!納得のいく終わり方ではなかったかもしれませんが、なんとか完結させることができました。全17話、すべて読んでくださった方がいらっしゃるなら幸いです(*´꒳`*)
実は私、これが初学園恋愛ものでした(笑
なので拙いところも多々あったと思います。とても楽しく書かせていただきました!陽くんの成長を少しでも感じとっていただければなあと思います(`・ω・´)
そして少しでもキュンキュンを感じていただければと!!笑
よろしかったら感想やアドバイスなどお寄せください!ぜひぜひ参考にさせていただきたいです。皆さんの声が私の原動力にもなると思うので!それから私の成長のためにもぜひ!
ではでは、ほんとうにほんとうにありがとうございました。次回作などでお会いできることを祈って。
2013.4.9




