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第65話 昨晩の出来事説明

最近暑い・・・・

 カルミアに押しつぶされて気を失って、気が付いたのはそれから数分後の事であった。


 カルミアに平謝りされて許したけど、なんでソティスが部屋にいたかは聞けずじまいである。なんかほかのみんながソティスをじとーーーーーっと見ていたが。


 宿を出る前に、俺は昨晩の出来事を皆に話した。


「・・・ということがあったんだよ」

「なんか怖いですね・・・」

「わらわたちを攫うつもりじゃったのか・・・・」


 そういえば、あの黒タイツ不審者たちはカルミアのことをどうやって運ぶつもりだったんだろう?彼女の場合、下半身が長い蛇の胴体だから引きずる形になりそうなんだが・・・。



「で、鬼神様はそいつらを尋問して雇い主の名前を知ったと」

「そう、それでそいつのことを知っていそうな人に話を聞こうとしているんだよね」




「その人なら知っているわ。服屋ラリゴの社長ラリゴよ」


 今、俺たちは服屋エドモの社長兼デザイナーのヤマダさんに聞いてみていた。やっぱり同じ服屋というのもあって知っているようである。


「それはどういった人で?」

「そうね・・・貴族にあこがれえて、それでいてろくでもない人よ」


 この店も被害にあったことがあるという。


「数年前にうちのモデルを勧誘してきてね、その時は断ったのだけどもしつこく勧誘してきて、ついにはある日突然モデルが襲われて・・・」


 証拠を出して訴えてやろうかとしたらしいが、証拠がつかめず泣く泣く寝入ったらしい。


「そのあとも、きれいな人を見つけては次々と毒牙に・・」

「それで今度はソティス達を狙ったわけか」


 この鬼神の体があの眠りの香とかに対しての耐性がなかったら、今頃彼女たちがさらわれていたわけか・・。あの女神(希望無し)が嫌がっていた神々が作ったというこの体に今更ながら感謝した。


「一応、襲ってきたやつらから供述と証拠を引き出してきました。念のために雇い主に脅しの伝言しておくよう言いましたが・・・・」

「それであきらめるようなタマじゃないわよ。どうせあなたたちのことを軽く見ているようだし、襲ってきたらこの際徹底的ににやるのがいいわよ。大事なところをもぎ取るとか」


 この人何気に怖いこと言うな。証拠としては契約書のようなものをもらっているし、まあ、そこまでの大馬鹿やろうでなければ・・・前にもあったよなこの感じ。あ、こりゃ来るな。


「というか、何でそんな野郎が服屋?」

「昨日も話したと思うけど、服屋のモデルの服の写真を貴族へ送るみたいなこと言ったでしょ?」

「言ってましたよ・・あ」

「わかったようね?貴族にモデルが気に入られれば、貴族との取引ができる。そのままとんとん拍子で行けば大儲けができる可能性があるのよ」

「その金で今度は女性を・・」

「そういうことよ。私たち服屋は本来はそういった儲けなんかよりも美しい原石を見つけ出す仕事。でも、そいつはお金と己の欲望を満たすだけになったと言っても過言ではないわ」


 最悪すぎるじゃん・・・・


「ひどいですね」

「最低じゃな」

「嫌悪感」

「きもいです」

「いやですね・・」


 女性陣がドン引きしたよ。俺もなんか引いたけどさ。


「た!たいふぇんです社長!!」


 いきなり部屋に眼鏡かけた平社員のような人が入ってきた。


「どうしたのよ?」

「み、店の前に暴漢たちが!!」


 あー、やっぱりこのパターンか。

まーたーこのパターン?でも今度は・・・。

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