第64話 事情説め・・・・できませんでした
ちょーっとやってみたかった悪ふざけ。
「・・・朝か」
窓を開けて寝ていたから朝日が部屋の中に入り、それが顔にあたって俺は起きた。こういう起き方って結構気持ちいいし、生活リズム崩さないからいいんだよね。
とりあえず、いったん着替えようと思い、服を朝起きたときにすぐに着替えられるように枕元に置いていたのでそれをとろうと寝たまま手を伸ばしてつか、
もにゅう・・・
「・・・ん?」
服かと思ったら、何やら布地とは違う柔らかさ。上を見ていないので何をつかんだかはわからないが、少なくとも服ではない。
とはいってもここはソティス達が寝ている部屋ではないと昨日の夜確認している。朝起きたら一緒に女の子と寝ていて、その胸を揉むとかある小説とかってあるがまさかそんなことがあるまいし。
でも、かなり柔らかく、重量感があった。もっかい触って確かめてみる。
もにゅう
もにゅう
もに「アン・・・」
いきなり何やら声が。
いやいやまさかそんなと思いながら俺は冷や汗をかいた。
顔を上にあげて、今手に掴んでいるものを確認すると・・・・。
「ぶっつ!?」
まさかのそんなであった。俺の頭の上の方でソティスが横になって寝ており、その胸を揉んでいるような体制になっていた。
アイエエ!?ソティス=サン、ナンデ!?ドウシテココニ!? ラルノリセイガ爆散シカケタ!!
と、そう考えるのにわずか0.1秒もかからずに、俺は素早く手を放して勢いよく後ずさりした。
よく見ると、この宿で借りれる寝る時に着る浴衣を着てはいたが、その谷間がちらりと見え、はだけかけていた。
ダークエルフということもあり、結構艶めかしくも見える。
念のため周りを見渡したが、ソティスしかいなかった。
「ラル殿ぉぉぉぉぉ!!ソティスがそちらに行ってはおらぬか!!」
勢いよくカルミアが部屋に飛び込んできた。ドアをぶち破ってである。
だが、ちょうどそのとき俺はドアの前にいたので・・・・
「がっつ!?」
そのまま飛び込んできたカルミアに押しつぶされて、気を失ったのであった・・・・。
カルミアの身体って、下半身が蛇でながいから重い・・・・・。
なぜ、ソティスが部屋にいたか?
それは、単にみなより早く起きて、ラルの寝顔をこっそり見に行ってそのままつられて2度寝をしていたからであった。不純な動機ではなくて本当に純粋にである。




