屑、長靴を履く。
正直なぜ殺したいのか明確な理由も信念もない。
でもやる事もないし、もし弱みを握れたら殺さずに済むし、そのまま懐柔出来るかもって考えたら
「行動した方が得じゃね?」
って思った人の物語。
私は猫谷 あおいという名前で配信者活動を行っている。まあいわゆるVtuberだ。
登録者は1000人、平均同接者数は50人の自称中堅配信者だ。まあ実家暮らしで最近親に「仕事しろ」って言われなくなったから親もこの活動を認めてくれるんだと思う。配信中は人を殺すゲームを好んでやってる。エイムがバキバキって常連さんは毎度褒めてくれる。そんな風に平和に配信活動を行っていたら、ある日の配信でアンチが湧いてきた。インターネット上級者の私といえどもネットストーカーはうざい。とにかくうざい。事故で死ねばいいのに。かと言って開示請求をできるレベルではない「エイム悪w」とか「試合中喋れないなら配信者向いてなくね?w」とか本当に腹が立つ。
アンチなら配信を見に来なければいいのに…ああ、うぜえなあ。
うざ、死んでくんないかな。
…まあどうせ私も時間経ったら忘れるしいいや。
私はとにかく無視を貫いた。インターネット強者として無視という行動が出来るのが大人なんだから、私は大人なんだから。うん…うん…
……ふっざけんなあ!
毎日配信をしていると必ず奴はやってくる。かと言って私はそれに大人の対応ができる程余裕がない。こっちは真剣なんだよ。1週間も粘着しやがって…
最近は「特定しましたw」とか洒落にならない構ってコメントをしてきやがる…ワンチャン訴えられねえかな…でも警察呼んだら面倒な事になるしなあ…
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それから1週間が経った。
反転アンチっていう言葉は有名だけどその逆の事象に名前をつけるなら無難に反転ファンとでも言うのだろうか、こいつ(ユーザー名I love v)はよく分からんvtuberの絵をアイコンにしているキモオタだ。でも配信に来るたび暴言が減っていった、たまにする雑談配信では自己主張が少し強いが趣味に話になるとまともになってそこから少しずつ配信に馴染んだコメントをするようになった。久しぶりに人の成長に手を貸した感じになって誇らしい気分だ。今日は久しぶりにコンビニに行ってお菓子を買いに行こう。
コンビニ帰り、雑談配信をした。せっかく仲良くなったのでI love vにアイコンにしているVtuberの話を聞いてみた。
同接が平均より少ないからこそできる芸当だ。
どうやら彼女の名前は「歌蟹 立花」という名前で、ピンク髪で蟹のカチューシャをつけた皮を被った登録者10万人の平均同説1500人ほどの個人勢Vtuberらしい。
……何それ。何それ何それ何それ何それ何それ何それ何それ何それ何それ何それ何それ何それ何それ何それ。
…妬ましい。何故私のファンのI love vの推しなの?
100000人も登録者がいてなんで私の大切なファンのI love vの一番なの?…はあ、うざいな、…ただの絵のくせに…まあいいや。落ち着こう、とりあえず今日は寝よう。
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どうやら最近は配信していないらしくそこから歌蟹立花の配信のアーカイブを見るようになって、たまにコメントするようになった。ワンチャンコラボ誘われねえかなあ…そんなことをして1ヶ月が経った。
…反転ファンという言葉を考えた時の私は二度もこの言葉を思い返すと思ってはいなかっただろう。
沼にハマってしまった。歌声から性格まで私の好みだった…企業勢じゃない分二次創作が少ないのが悔しい…最近オカズが減ってきた…ああレイプしてえ…。ああ…また勃起してきた。最近金も無くなってきたし、こいつにファン吸われるのもうざいなあ…レイプして殺すか。
いやでも…まあいっか。殺すか金も手に入ったら一石二鳥だし…………まあやるか、せっかくだしメモも書くか…サイコパスっぽくてかっこいいな、ドラマ化期待だなあ…書き出しはそうだな…自己紹介からで…
「私は中谷 修也32歳の男性無職。
猫谷 あおいという名前で趣味で配信をやっている。
実家暮らしで親がうるさかったから殺してしまった。
まああいつらも腐ってて誰もあいつらと付き合いなんてないから誰にもバレなかったけど。
やる事もないしVtuberを殺そうと思う。「思い立ったらすぐ行動」が信条なので、すぐに行動しよう。まあナイフがあればいいか、ホームセンターで売っているかな、雨が降っている…長靴を履かないとな…
この物語は作者がなんも調べず書いた物語なので別にリアリティはないと思います。もし見てくれたらありがとうございます。嬉しいです。




