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キミの名はエリカ  作者: ひよこ倖門


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6/6

手始めに

 と、いうわけで、ぼくは彼女のことを知るために行動することにした。

 まず、為人(ひととなり)はある程度知っているから、それ以外からかな。

 意識してみると、結構面白いかもしれない。

 学園に登校するところから、下校するまでしか、観察する時間はないけど、保護者として呼ばれい時の彼女はわりと普通だった。

 授業は真面目に写してるし、魔法の実践の時も集中して取り組んでいる。まぁ、男女どちらのクラスメイトからも一線は引かれている感じはあるけど、合同練習とかでグループから爪弾きされることもない。

 ペアになってくると若干周りがどうしようみたいになってるけど、彼女自身はあまり気にしてない、というか気づいてなかった。

 一番見ていて面白いのは食べてる時で、あの細っこい身体のどこにあれだけの量が収まっているのか、彼女じゃないけど問いつめたくなるほど。

 基本的には一人で行動してるけど、たまにクラスメイトだったり、友人だったり――友人いたんだって思ったのは内緒だけど――と雑談していたりして、あれ、案外普通なんだと感心してしまった。

 いや、これ、ぼく結構失礼なやつかもしれない。

 さりげなく彼女の友人に尋ねたところ、お茶会とかでは普通にしているという。あと、あれだけの量を食べることを知ってた。えー。

 教師からは突撃さえしてこなければ、質問とかも的確だし、勤勉だし、良い子だよって。

 ……良い子って小さい子のイメージ強いのぼくだけかな。

 彼女の興味惹くことは日常的にあると思ってたんだけど、琴線に触れるまではいかないみたいだ。たまに興味惹いたのかなって瞬間を見かけるけど、突撃していかないこともあるから、彼女なりのルールがあるのかもしれない。

 人間って強烈なことしか印象に残らないんだって、ぼくはこの数日で気がついてしまった。

 だって、彼女が猪突猛進に向かって保護者として呼ばれることがそんな多くなかったんだよね。いつも呼ばれてる気がしてたんだけど。

 それでも一日に一回は呼ばれてたんだけど、もっとある気がしてたんだ。気のせいだったけどさ。

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