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光太郎は、空を羽ばたきながら、缶コーヒーを飲み。
緑色の大空を見つめた。
「こんな色になってしまったけれど、世界って綺麗なんだな……鈴姉……」
鈴姉は……あの後で、消防車や救急車とかがきたけど、結局助からなかった。
なんか、今までずっと黒い物体を全て倒しても、スッキリしないんだな。
「あれ? またあのカプセルだ!!」
大空から、カプセルが大量に降り出してきた。
地上へと落下するカプセルは、容赦なく地面に激突し、破裂する。
ここからよく見ると、着弾したところから大きな水飛沫が広がっていた。
遥か空から、次から次へと降りだすカプセルの数は今度は凄まじく多かった。
「こんちくしょーー!!」
光太郎は、缶コーヒーを空中で投げ捨てて両手に炎を宿した。
それで、炎で破壊汚水を焼き払おうとしたら、空の上から声を掛けられた。
「あー、君。やめといた方がいいよ」
「ああーん?」




