第一話「漢中王即位」
219年漢中王即位の式典で転倒した劉禅に転生した主人公。
歴史ゲームの知識を活かして、関羽を救う為に天下を帆走する。
『あいったーー!!!?』
めっちゃ転んで頭ぶつけた。
こりゃ、タンコブできましたわ。
血が出て無いかな??スリスリ
ってなんじゃこりゃ〜!?
見たことない場所におるやんけ。
「劉禅様 大丈夫でしょうか?」
なんだなんだみんな?
変な着物きて集まってきちゃったぞ
膝もぶつけたみたいで痛くて痛くて
涙ちょちょぎれそうだが痩せ我慢。
恥ずかしすぎてこの場から早く立ち去りたい。
「劉禅様!」 「劉禅様!お怪我は!? 「劉禅様」
「え??うん、大丈夫。ちょっと転んだだけ。平気平気。」
何事もなかったフリをして座わり、案内人に色々聞いてみた。
ここは劉備軍の漢中王即位の式典。219年7月1日。
転倒した時にどうやら13歳の劉禅に転生したらしい。
中学一年生かよ。
って、なんで劉禅!!??
こいつ阿呆で有名な暗君じゃん。
大好きなゲームでも統率3武力5知力9政治4と超低能力
サンゴクシ語呂合わせのネタキャラだったはず。
同じ弱小ならば荊州四天王の一人、韓玄になって老黄忠無双。
孔融の配下、武安国もいいな。太史慈と義兄弟になったり。
黒い三連星 宋憲、魏続、侯成になって呂布に振り回されたい。
せめて蜀ならば
趙雲とか諸葛亮とか関羽とか、もっと有名なキャラが良かったよ〜。
んん?
関羽といえばこの後、大ピンチを迎えたような。
たしか俺の歴史ゲーム好き記憶では、
ここが劉備軍にとっての全盛期のはず。
漢中での勝利に乗じて、関羽が樊城に侵攻。
長雨とか水攻めで最初は勝ち続けるも
呉の裏切りで関羽が挟み撃ちされて、荊州を全部失う。
劉備は激怒して関羽の弔い合戦。
夷陵の戦いで大敗。
白帝城にて孔明に後を託して亡くなる。
諸葛亮がその後、無能な劉禅 (俺) を補佐しながら
5度目の北伐にて五丈原に死す。
何年後かに姜維も劉禅も降伏して、蜀バッドエンド。
三国志って樊城のあたりからバンバン有名武将が退場していって
だんだん切なくなっていくのよね。
むむむ。
しかし、ちょ待てよ。
今だったらギリギリ間に合うかも!
関羽を救えば蜀の滅亡バッドエンドを無くせるかもしれない。
劉備と孫権がガッチリ手を組んで同時に北伐!曹操を攻める。
曹操はたしか来年正月には寿命で亡くなるはず。
関羽が生きて暴れ続ければ、蜀にとっての大チャンス打線!
今しか救えない。 いつやるの?
今でしょ!?
憧れた三国志時代に来たんだ。
難易度マックスの関羽救出作戦。
そのためにまずは劉備玄徳、、、殿?
父上?に相談せねば。
次回 第二話 おっちゃん つづく
三国志人物紹介①
劉禅リュウゼン 字は公嗣 コウシ 幼名は阿斗アト
13歳 荊州新野出身 生年207年〜271年没
蜀の第2代皇帝。後主。劉備の子。母は甘氏。
甘氏が北斗七星を呑む夢を見て懐妊したことから。
「阿」は〇〇ちゃんと非常に親しい仲での呼び方。北斗ちゃんのような愛称。
三国志演義では、長坂坡の戦いで糜氏に抱かれて逃げ、趙雲に救出された。孫氏(尚香)が呉に帰ろうとした時、呉に連れていかれそうになるが、趙雲と張飛に奪還される。劉備の死後、第2代皇帝として即位。諸葛亮、蒋琬、費禕らに政権を委ねる。しかし、その後は宦官の黄皓を用いて政治を荒廃させた。263年、鄧艾に成都を包囲され降伏。翌年、洛陽に移されて安楽公となり、長寿を全うした。正史では後世、幼名の「阿斗」は無能者を指すことわざにまでなってしまう。「扶不起的阿斗(助けようのない阿斗)」
統率3.武力5.知力9.政治4.魅力68.
214年劉禅7歳、劉備が益州平定で成都移動。
219年13歳で太子。漢中王即位
221年15歳に劉備(先主)が蜀建国。皇太子となる。
223年17歳、亡き劉備の跡を継いで2代目蜀皇帝(後主)
234年26歳、諸葛亮、五丈原に墜つ。
263年56歳、降伏。蜀漢滅亡。洛陽へ
物語の主人公にして転生者。一人称は俺。
関羽救出作戦のため、三国志の知識で天下を奔走する。
歴史ゲーム好き。劉禅
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