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ゆるクエ  作者: おでん信用金庫
Season3 少女覚醒の章(潜在能力編)
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28/114

#27 元気100倍:オーバーヒートパンマン

前回までのあらすじ


超伝説級のサバ読み



マリア「カズさんの元お仲間の賢者のカーミルさん、バトルマスターのイザベルさん・・・。あとお1人は?」


カーミル「おいお(・)前(・)、さり気なく私の名を略すんじゃあない」


イザベル「ちょっとアンタ、女の子をお前呼ばわりとはどういう風の吹き回しかしら?」


カーミル「あー、その、えと、私の名前を略さないでもらえるかな、マ・・・マリアさん」


マリア「はい、申し訳ありませんでしたわ、カーミルさん」


カーミル「お、おう・・・」


カーミル(くっそ、なんでこの私が女を名前呼びしなければならんのだ!くっそ、私はこんなキャラじゃない、キャラじゃないぞ!!っていうか、こいつまたカーミルって言わなかったか!?)


ユイ「ところでカズ、あとの1人はどこにいるんだ?」


カズ「まだ来ていないらしいな。そいつの紹介を軽くしておくと・・・」


???「待て~~~い!!!!」


ユイ「なんだ、このうるさい声は」


ネロ「この声の主は一体どこに・・・」


???「ここだここだ~~~!!!」


ネロ「うわっ、いつのまに私たちの背後に!?」


マリア「なんですの、この見るからにチャラそうで怪しい金髪の男は」


カズ「あぁ、そいつが最後の1人だよ」


マリア「ええっ、こんな野蛮で下品そうな男がカズさんのかつてのお仲間だったんですの!?」


カズ「本人の前でそこまで言うか普通?」


???「はっはっは、なかなか正直なお嬢さんだ!」


ユイ「うわぁ笑ってる。誹謗中傷を浴びて笑っているぞこの男」


ネロ「う~ん、これはマゾというやつか」


???「はっはっは、この程度の悪口で落ち込んでいては、ハンサムが廃(すた)るというものだ!」


ユイ「で、カズ。この自称ハンサム風不審者の名は?」


???「なんだそれ、褒められているようで貶(けな)されているぞ!なかなか面白い言い回しだな!」


カズ「え~と、こいつの名前は・・・その、あれだよ、ほら」


???「はっはっは、あえて分からないフリをしてボク自身に名乗らせるという作戦か!流石カズだ!」


ジャスティス「ボクの名は『ジャスティス・イン・マイハート』だ!気軽にジャスティスと呼んでくれ!」


カズ「あっ、そうだ、その通りだ。彼の名前はジャスティス君だ(小声)」


カーミル(こいつ絶対忘れてたな)


イザベル(カズちゃん、完全に忘れてたわね)


マリア(う~ん、ジャスティス・・・)


ユイ(ジャスティスかぁ・・・)


ネロ(ジャスティス、正義!かっこいいな!!)


ジャスティス「ジョブは魔法戦士!年齢は19だ!みんな仲良くしてくれよな!!」


カズ「うるせぇなもうちょっと音量下げろバカ」




カズ「というわけで、この3人が俺の1年前のパーティの仲間だ。しかし妙だな。俺たちが来るやいなや門前で迎え入れるように待ち構えているとは・・・」


イザベル「御師父コーカスから連絡があってね。そろそろ、お前が仲間を連れてやって来ると聞かされてたのよ」


カズ「なにぃ、あのオッサンが。まーた読まれてたか」


カーミル「コラっ、我々の師匠になんという無礼な呼び方を!!」


ジャスティス「まーまー、堅い感じで絡むのも苦手な人だったじゃん、あの人は」


カーミル「そ、そうだが、常に尊敬の心を忘れぬよう・・・」


カズ「ま、あの人から俺が来るって聞かされてるのなら、ここに来た目的は分かるな?」


イザベル「えぇ」

カーミル「無論」

ジャスティス「当然だ!」


カズ「・・・そう来なくっちゃあな!よしユイ、マリア、ネロ、よく聞け!」


カズ「今からお前らはこの3人と修行してもらう!!」



ユイ・マリア・ネロ『!!』



カズ「マンツーマンの修行で、ユイはカーミルと、マリアはイザベルと、ネロはジャスティスと共に修行してもらう!いいな!?」


ユイ「・・・なるほど、カズのかつての仲間はそれなりの実力者」


マリア「その方たちから教えを乞えば、」


ネロ「私たちもパワーアップできるということだな!」


カズ「そういうことだ、期間は1週間!それぞれに分かれて修行しろ!じゃあまた1週間後に会おう!じゃあな!(走り去る)」


ユイ「なんだ、あいつ。急に説明が雑になってどっか行ったぞ」


イザベル「カズちゃんたら、面倒事は私たちに押しつけて自分だけパチンコに行っちゃったのね」


ユイ「なんだと!?」


マリア「まったく仕方がない人ですわね」


ネロ「しかし、カズ殿っぽいと言えばぽいな」


ユイ「まぁ、そうだな」


カーミル(自分たちの修行を他人に任せて、自分は新台入れ替えの遊戯に勤(いそ)しもうとしているというのに、誰1人怒りもしない。むしろ、それを寛容に受け入れている・・・?)


カーミル(単なるバカなのか、それともあの男に惹かれているのか。まぁいい、それはこいつらと向き合えば分かることだ・・・)


カーミル「・・・いいかお前ら!俺たちはやるからには手加減はせんぞ。覚悟しておくんだな!」


3人「はい、カーミルさん!」


カーミル「だから略すなァァ!!!」


新台入れ替えなら仕方無い

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