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7-14 モンスターの大襲撃 ベルスター

まだバイトだけど仕事って楽しいね。

今回は、ベルスター編です。

香蓮とアスだけで危機は乗り切れるのでしょうか…

 どうも香蓮です。現在ベルスター近郊でアスと準備運動しております。


「アス、体調はどう?」

「良いけど、少し不安かな…」


 アスは、屈伸しながらも少し不安な面持ちをしながら笑う。


「だって、今まで焔や日影がメインで戦っていたから最近体が訛ってるんだよね」

「それ私も分かる。私、闘技大会の時以降ダブルクロス使ってないから訛りぐあいヤバいよ」


 二人で他愛もない事を話していると焔から念話が届く


『各員に通達、現在獄山脈からモンスターの一部が転移した。』


「か…香蓮、あれ」


 アスが指さす方を見ると十万以上のモンスターが居た。


『こちら、ベルスターの香蓮です。こっちもモンスターの転移を確認。』


 平常を保ちながら焔に念話で返信を返す。


「アス…数多くない??初め聞いてたの十万体って聞いたんだけどこっちに来たの焔曰く一部らしいんだけどどういう事??」

「そういう事だよ。普通に考えたら信じたくないけどこれ現実なのよね。まぁ一般人の数えた数だからねぇ。それに準備運動には、ちょうどいいでしょ。」


 アスの神格である両刃斧ラブリュスを持ち体とラブリュスが帯電していた。


「それもそうだね。私もダブルクロスの準備運動が欲しかったところだったし」


 ナイフで手の平を切り裂き血を流す。

 血は、自ら意思が有るかの如く私の周りを漂う。


「半分ずつねアス」

「了解」


 アスは、帯電した状態で敵に突進していく。触れた敵は、消し炭になるか吹き飛んでいく。


「私も行きましょうかね。行くよ私の血よ」


 体の周りを漂っていた血を握ると刀の形へと変化する。

 これが私の能力:ダブルクロスの中の一つグラム・ストーカーの効果。

 自らの血を自由に操るという単純明確で強力な力。


「手始めに血の弾丸」


 片手に刀を持ちながらナイフで傷を付けた方の手を振る。

 すると血は、音速を超えモンスターに着弾する。

 着弾した血は、モンスターの体の内から爆発し血の槍へと変化する。


「うっわーエッグい」


 アスは、返り血を浴びながらもモンスターに対し斧を振り下ろしていた。

 斧を食らったモンスターは、爆発四散し血が華のように飛び散る。


「アスだって変わらないじゃん」


 飛び掛かってきたゴブリンを切り捨てながら話しかける。

 何が訛ってるよ…アス普通に強いじゃん


「ブラム・ストーカーは、いい感じだったし、次は…」


 ブラム・ストーカーを解除する。

 そのかわり私の体の周りには、電気が集まっていた。


「香蓮もボクと同じだね。」


 気分が良くなったのか周囲が灰になるほどの雷を迸りながら斧を振るう。


「そうだねアス。なら戦闘スタイルも真似ようかね」


 近くで死んでいた死骸を手に取り斧に変化させる。

 雷は、ブラックドッグの効果で今使った死骸を斧に変えた効果は、モルフェウスだ。

 ブラックドッグは電気を操る効果で機械操作などもできるようになり、モルフェウスは物質の変化。簡単に言うと錬金術。


「アステリオス・レプリカ」


 アスのようにモルフェウスで作った斧に電気を纏いモンスターに突撃する。


「こっちは、ほぼ終わりだよ」

「私も終わり」


 アスは、最後のドラゴンの首を切り落とす。

 その首周りは、アスの身長より、長く太い。

 と言っても私のやった事もほとんど変わらないんだけどね。


「さてさてさーて、いつまで高見の見物してるんでしょうね」

「それは、ボクも思ったよ」


 モンスターの屍の奥に未だ動かないこのグループのボスに向け言葉を発する。

 オルクスの効果で一人と一匹がまだ生きていることがわかったいる。

 オルクスは、自らの周囲に領域を作り出す能力だ。固有結界と呼ばれることもある。


「よくもまぁここまで二人で出来るモノだな」


 屍を踏みにじりながら前に出てくる。

 その姿は、筋骨隆々で目測で二メートルを超えている。

 だがその者を表す最も分かりやすいのは…


「その髯…美髯公 軍神関羽」

「さよう、よく分かったな。この馬を見て儂を関羽と当てるとわな」


 関羽は、顎髭をさすりながら笑う。

 右手には、青龍偃月刀が握られていた。

 青龍偃月刀と言えば関羽と言われるほど有名で、形は薙刀のように長い柄の先に湾曲した刃がついている。


「えっ馬??」


 関羽の方にしか目を向けておらず隣に佇んでいた馬が見えてなかった。



「紅い…馬??」

「赤兎馬か…あぁ赤兎馬は、呂布の馬だから呂布と間違えるのね」

「そういう訳じゃ。一つ質問だがお主は、何か栄光を持っているのか?隣の牛は、欧州系の神格だろう。儂も軍神として神格を得てからは、他の軍神を回っていたので分かるがお主だけ分からぬ」


 髯をさすりながらも、その英知を披露する。

 時代や地理が全く違い決して知るはずのないものを当てた。


「ん~言うとしたら現代の勇者とでも言いましょうか?」

「そうか、それは、面白そうだな。」


 笑いながらも青龍偃月刀を振りまわし戦闘準備を行っていた。

 笑ってはいるが目は、猛獣のようなギラギラしている。


「やっぱり戦わないといけないのか…でも、軍神と呼ばれるほどの人と戦闘できるなんて嬉しいな」

「それは、儂としても嬉しいな。現代の勇者と呼ばれるものと死合出来るとはな。」

「主よ、今回のメインは、我ぞ」


 急に横に居た赤兎馬が喋った。


「「喋ったーー」」


 私とアスの絶叫にビックリした顔をする関羽と赤兎馬


「そうか、普通は喋らないからな馬は…だが神格を得たものは、知識などを得ることが出来る。ゆえに我は、喋ることが出来る。」


 赤兎馬は、嘶き脚を動かす。


「そうだな、今回、我はお主のサブとして呼ばれた。だがならそちらの同神格持ちと戦えばよかろう」

「嫌だ!我は、奴と戦う」


 関羽と赤兎馬は、どちらがどちらと戦うかで喧嘩をしていた。

 その姿は、軍神と言うより愛馬に拒否られた騎手のようだった。


「えっ?二人とも一緒に戦うんじゃないの?」

「関羽の青龍偃月刀は騎馬を元に作られているでしょ?」

「ハハハまさか儂らに対しここまで好戦的な者が居るとはな」


 髯をさすり赤兎馬の背中を撫でる。


「こっちもアスが居るしね」

「あっボクも戦うんだ…ステルスしてたから放置してくれると思ったのに…」

「二対二で良いでしょ」

「良かろう」

「我も良い」


 赤兎馬の背に乗り青龍偃月刀をこちらに向けてくる。その目は、早くやろうと語っていた。

 答えるように私もアスの持っている両刃斧にモルフェウスで作った斧を重ねる。


「「いざ…勝負!!」」

ベルスターもグラングエル編同様1話で終わらなかった…

二編ともキャラが二人いたし仕方ないな(ごめんなさい


誤字脱字等ありましたら教えていただけると幸いです。

また感想やアイデアを常時募集中です。

ここがつまらないなどの意見も送って下さると幸いです。


次回の投稿は3/29(金)を予定しております。

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