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7-1 建国準備?

駄作特有の時間飛びして祝勝会から1か月経ちました。

その間は、グータラしながら建国の話し合いをしてました。


 どうも焔です。祝勝会から一か月経ちました。


「よーし大まかな建国の話は、大丈夫かな?」


 ここ一か月は、拠点である豪邸の一室を会議室とし、ノエル&グリードと、建国の具体的な話をしていた。

 決まった事と言うと、

 一:国名が「人魔混合国グラングエル」であること。

 二:首都がメリソスである事。

 三:国王が俺、焔で宰相が日影。一次産業(水産・農業・林業)をアステリオス・二次産業(製造・建設・電気)を香蓮。国政をヘングレに任せた。

 四:グリードとノエルをヘングレの配下とし、各国から、人材を派遣してもらい国を動かしてもらう。現状決まっているのは、グリードの配下からはイラがサポートとして来てもらい、ノエルのところからは、フェデルタが来てもらえるそうだ。


「なあノエル、フェデルタって誰?」

「あぁ焔さん達が召喚された時に、案内を任せた使用人ですよ。」

「召喚された時と言うとあのアラフィフのイケメン使用人か。あの人なら信用できそうだな。」

「はい、信用に関しては、私からも太鼓判を押せますよ。父の時代から仕事をしており、頭の回転や国政に関しては、私の国一だと思います。」

「なら何で使用人なんかしてるんだ。」


 国一なら、現役で働かせるのが国にとって最適だと思うが。


「それは、フェデルタ自身が引退したいと思っていたからです。」

「へ~ノエルは優しいんだな。」


 普通、辞めたいで辞められる世界ではないのだろうが、そこがノエルの魅力なのだろう。

 それとも俺が日本の考え方に侵されすぎなのかもしれない。


「っと、とりあえずこのぐらいで良いか?」


 俺は、二人と話しながら、作った資料を見せる


挿絵(By みてみん)


挿絵(By みてみん)


挿絵(By みてみん)


「はい、大丈夫です。」

「私も大丈夫だ。」


 二人は、資料を確認し、頷く。


「了解、んじゃ再来週には、建国するからよろしく。」

「分かりました。こちらも準備しておきます。」

「了解、んじゃ次は、建国の時に会おうね。」


 俺たちは、三人で握手を交わしグリードとノエルは香蓮の案内の元、テレポーターのある地下に向かい俺は、ヘングレと共に外に向かった。

 この後、メリソスに住んでいる住民に建国に伴う工事の話やいろいろの話をする。と言ってもメリソスの住民は、全員建国に賛成で、今後この街が発展していくであろうことに心を躍らせていた。

 先に言っておくが洗脳や記憶改ざんなんかは、してないからな。

 闘技大会を行うときに、住民に直接話に行き、商売人や自営業者には、販売許可を出したり、日常的にこの街の治安や生産性をサポートしていたらいつの間にか親しまれるようになった。


「皆聞いてくれ。」


 俺は、メリソスにある広間に行き声をだす。

 闘技大会の時、迷惑をかけるかもと言う話をした時も、同じように、民の前で自ら話した。

 住民は、新しい発表に関し、耳を傾ける。


「今日、ノエル女王と魔王グリードと話し合い、再来週メリソスを首都とした。人魔混合国グラングエルの正式な建国が決まった。」


 発表に歓声が上がる。

 よく見ると、闘技大会に参加したものや、商売人の多くが歓声を上げており、一般住民は、少し不安そうな顔をしている。


「そこで、魔族が怖いと思っているものや、反対だと思っている人もいると思う。俺としては、我儘だが我慢して生活してほしい、何故なら魔族も人間も同じだと理解して欲しいからだ。だけど、絶対に嫌だという人は、言ってくれノエル女王に頼んでベルスターに移住できるよう頼むからだ。今後明確に示した資料を配るからそちらを見てほしいが、ただ一つ言えるのは、俺はこのメリソスが好きだから、基本そのままの現状維持で居たいと思っている。まぁ簡単に言うといっまの日常に魔族が居るぐらいに考えてくれて良いぞ。あと建国に伴い、一部工事をしたいと考えてます。今決まっているのは、国壁と言うかただ壁を作り今後の災害の盾を作るのと、農場の作成・漁業の開拓などを行う予定です。其処ら辺も後日、詳細は配りますが、国営の為、現在未就職者や失業者などは、手伝ってくれ。以上です。」


 一礼し、歩いて広場を去る。

 途中何人かに質問されたが、すべて答える。

 多かったのが、魔族が住むことに対する治安の悪化と国営事業の詳細だった。

 治安の悪化に関しては、俺が創造でゴーレムを数体作成し、無人での警邏隊の発足や仲裁係といった者の強化などをしていこうと考えている。

 国営事業に関しては、一番多かった質問が、失業の可能性と給料だった。

 資料を見た限りだと失業者の数や、給料は平均的だったが、何故かその質問が多かった。

 失業は、国が亡びるor自ら辞めたいと言うまでは、雇うし、休暇も週完全二日でその人の希望通りにしてスケジュールを考える予定だ。

 給料も月固定だし、出勤日は、昼飯支給するし、本当に生活がヤバい場合、家族毎養う予定だが、養う敷居は高いし、養われた場合普通より過酷にはなるが、生活は、保障しよう。

 といった回答をし豪邸に戻る。


「乙乙~住民には公表したし、今夜、国壁作って明日、領土内の見学+産業基盤の作成をするよ。」

「お疲れ、主」

「OK焔」

「了解」

「分かりましたが、焔あなたレベル上げはしなくていいの??」

「何?迦羅ちゃん、俺のこと心配してくれてんのかわいい」

「殺しますよ」


 茶化すと、迦羅は、炎の翼を出し、怒りの表情を浮かべる。


「も~迦羅ちゃんは素直じゃないんだから」

「ちょっ姉さん…胸揉まないで下さいよ」

「いいじゃん減るもんじゃないし、それよりまた大きくなったの?」


 悟空が迦羅の後ろから鷲塚む様に胸をもみしだき、先ほどまで怒りの表情だった顔は、恥じらいと快楽で紅くなっていた。

 炎の翼も消え逃げようと足掻くが体をくねらせているようにしか見えない。


「そうだ、焔に揉んでもらえば大きくなるかもよ」

「バカなこと言わないでください。焔、本当に揉んだら殺しますからね」


 迦羅の胸を揉んでいた手を赤ちゃんに母乳をあげるような形に変え誘ってくる悟空と、恥ずかしさから少し涙目になっている迦羅の図に理性が爆発しそうになるがここで爆発すると後がめんどくさそうなので夜までまつことにしよう。


「悟空、おっさんみたいな事するな。しっかり夜に二人とも可愛がってやるから」

「は~い、その代り夜は、満足させろよ」

「私は、しませんからね」


 対照的な反応だが迦羅の目には期待の色が見えたのは見逃さない。


「んで、元の話だが俺のレベル上げだが、正直言って今のままでもお前ら然り、遅れをとる気もなければ負けるきもねぇから大丈夫。」

「へぇ~面白いこと言ってくれるねぇ」

「それは、私たちへの宣戦布告ってことでいいんですよね」

「主、それは舐めすぎでしょ」

「私は、パス。正直今の焔でも勝てる気しないもん。」

「これ私も参加しても良いのかな?」

「日影は…ちゅらいけど来いよ本気でヤッてやる。」


 いつの間にか戦闘する流れになってしまったが、力の確認には丁度いいから良いか。

 今回は、俺VS日影・アス・悟空・迦羅だ。香蓮は、野生の感かそれとも昔のことを思い出したのかパスした。


「いつもの発動」


 手抜き詠唱をし、領域作成、対斬打弾魔結界など全力が出せるステージを創り出す。


「がんばえ~私は、休んでるから」


 欠伸をしながら手を振り寝室に戻っていった。

 今、この場に残っているのは、明らかに怒気を含んだ悟空と迦羅、今の状態なら勝てると思いあがっているアス、楽しそうという理由だけで参加した日影。

 話にでなかったヘングレは、今互いに各国に行って部下となるフェデルタとイラに会いに行っている。


「かかってこいよ。クソ雑魚共てめぇらに主様の強さを教えてやるよ。」




「うぇ~お腹貫かれるってこんな感じなんだ。昔の香蓮の気持ちが分かった」

「ガクブルガクブル」

「昔の拷問が生ぬるく感じるよ」

「あははやっぱり焔は強いね」


 戦闘は、カットだ。

 結果は、全員の攻撃をわざと食らい、死んだと思わせてブラムストーカー+ブラッドメタル+土魔法の混合槍を地面から産み出し日影以外の全員を串刺しにした。

 途中で抜けられても困るから全員力の入らないアブナイ薬+手足を縛っておいた。

 日影だけは俺の考えが読めたのか次々に産み出される槍をダンスを踊るかのように華麗に避けていったが、満足したのか降参して、戦いの幕は下りた。


 アスは、昔香蓮が同じことをされたのを思い出し、合唱し、迦羅は、トラウマになったのかさっきからガクブルおびえている。悟空も笑顔では居るが、少し怯えたような眼をしている。


「分かったかお前たちの主の強さを。」

「元から知ってるよ。ただ昔の主の強さを知りたかっただけです。」

「はひぃ」

「どっかの最強の武神より怖かった。」

「んじゃお前ら昼は、自由時間だから休め。ただし迦羅と悟空お前らだけは、ダメだ。」


 アスは、疲弊しきったように床に大の字になって、日影は俺の意図を組んでアスを元の世界に運んで行った。

 今俺の領域に居るのは、悟空・迦羅・俺の三人のみだ。

 さっきの事があり、何をされるのか怯えている二人。

 いつも、強気でツン全開な迦羅と何事にも楽しそうに笑顔で居り、見るものすべてが新しい物のように見る悟空。しかし今は、人間に叱られた子猫のように縮こまり、震えている。

 かろうじて、恐怖に耐性のある悟空が、元気づけるように迦羅を抱いている。


「安心しろ、さっきまでのは遊びだ。」

「焔、今の状態でその発言は問題だよぅ」

「ひぃっ」


 悟空は、比較的冷静になれたのか、俺に殺意も戦う気も無いことに気付くが迦羅は完全に怯えきっている。


「まぁ、この後することは、決まってるよね。」


 俺は、上着を脱ぎ始める。

 悟空は、事の始まりを理解し、同じように上着を脱ぎ、ついでに迦羅の服も脱がす。


「これは、アフターケアなのか心を完全に折るためなのかどっちなの?」

「それは、悟空次第だぜ。」


 俺は、悟空と迦羅に口づけをした。

7章開幕です。

10章で一旦完結にしようかなと思ってます。


読んでいただきありがとうございます。


次回は、12/28(金)です。

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