6-7 闘技大会当日
前回闘技大会の会場を建設し少し日影と遊びました。
前回闘技大会の会場を建設し少し日影と遊びました。
前回から一週間が経ち、闘技大会当日です。
一週間のうちに闘技大会への参加者の受付や出店の受付・魔族参加の対応など色々な雑務をしてました。
今日の予定としては、午前にバトルロイヤルを行い振るい分けをし、午後からは、俺たちVS午前生き残り+魔王七幹部+人間選抜組の予定だ。
「ということで今日は、闘技大会の当日です。闘技大会の開催理由は前回も言ったが人と魔族の共闘ということだから勝つのは、当たり前だが速攻で倒すなよ。相手の力を測る訓練だとでも思ってくれ」
朝飯を食べながら香蓮たちに伝える。
「まぁ香蓮とアスで始め頑張って連携が取れ始めたら俺が出る。今回、ヘングレと日影は、お休みな。ヘングレに関してはここの領主だからVIP対応をしてもらって日影はヘングレのサポートを頼む。」
「了解」
~焔達食事&支度中~
俺たちは、飯を食べ終え各自支度をし、会場に向かう。
道中は申請を出した屋台の列で賑わい香ばしい香りが漂っている。
告知し、通達していたがメリソスの住民は、比較的魔族差別が無いようで、闘技大会に参加するために来た魔族に対しても分け隔てなく接客している。
「あっ焔」
大会会場に向かう道を進んでいると焼きそばを買っているグリードに会う。
その前にたこ焼きでも食べたのだろう爪楊枝を口にくわえている。
「よう、グリード楽しんでるか?」
「うんとっても楽しい。魔族にとって人の料理は、珍しいからとっても楽しい」
「それは、逆もしかりだ。寿司やラーメンはこっちに普及して無いから人からすれば興味のあるものだろう。」
そんな他愛も無い話をしながら会場に向かう
「今回、午後は、俺・アス・香蓮VS午前勝ち残り組+魔王七幹部+人間選抜組の対決だがそっちはどうだ?」
「ん?まだアヴァリティアとかが人を下に見る傾向にあるけど、皆人間の戦い方に興味があるみたい」
「ほう、それは上々。だけど勝つのは俺たちだからしっかりとよろしくな」
「願いをかなえるって話でしょ、でも舐めないでね魔族も負けたもんじゃないから」
「おう、楽しみに待ってるぜ」
俺たちは、会場で別れた。
グリード・ヘンゼル・日影は、VIP席のほうへ行き、俺・アス・香蓮は、開会式の為に作ったバトル場へ向かう。
闘技大会のスケジュールは、後10分位で開会式を行いそのあとすぐに一般参加者の振るい分けのバトル・ロイヤルを始める。
終わり次第昼休憩をはさみ、午後に俺達VS勝ち残り+魔王七幹部+人間精鋭組の戦いが始まる。
「そう言えば、香蓮。初めは、香蓮とアスで始め頑張って連携が取れ始めたら俺に交代って言ってたが、ノエルに人間精鋭組に入れてもらって俺と戦うってものもありだけどどうする?」
「面白そう採用で」
即決で俺の敵になることになったが成長が見れる分俺にとっても面白そうだから何も問題はない。
それに、香蓮が向こう側に行くことによって連携や統率がとれそうだしな。
「了解、とりあえず日影に連絡してノエルにそう伝えておくわ。」
選手入場口に向け歩きながら念話で香蓮が人間側につくことをノエルに伝えるように日影に言う。
「では、人魔共栄の足掛かりになる闘技大会を始めますか」
入場口から会場に入ると既に多くの選手が待っており、観客席もほぼ満席だ。
「では、第一回メリソス闘技大会の開会式を始めます。」
設置されているスピーカーからヘンゼルとグレーテルの声が聞こえる。
また開会宣言を聞きウォーと選手たちが叫ぶ。
「まず、開会にあたり企画者で開催者の主様から言葉をいただきたいと思います。」
主という言葉に周囲がガヤガヤするが無視し朝礼台に上る。だってめんどくさいし何言ってもこういう時は弁解できなって知ってるから。
「今大会の開催者で召喚者の焔だ。今回の大会は、前半戦バトルロイヤルを行い人数の振るい分けをした後に本選として俺達と戦ってもらう。勝者には、人間の女王または魔王に願いをすることが出来るからせいぜい頑張れ。まぁ俺達に勝てたらだけどな」
そういい俺は、朝礼台から降りる。
長髪がいい感じの油になったのかやる気が増している。
「ありがとうございます。続きましては、ノエル様・グリード様お願いします。」
次は各長からのあいさつだ。
「今回はこのような大会にお集まりくださりありがとうございます。」
VIP席のところからグリードとノエルが姿を現す。
小学校の校長や選挙中の立候補者のような丁寧な言葉で話すノエル。
その姿は、王である風格があり様になっている。
「ということで、選手の皆さんは頑張って下さい。」
一礼しグリードに変わる。
「選手諸君、焔を倒し名誉を手に入れ自らの力を示せ、この大会では死んでも大丈夫だ。だから死ぬ気でやれ。」
ノエルとは違いクラスの担任のような感じの応援を送っている。
不思議なのは、憎んでいるはずの魔王なのに人間の参加者ですら叫び応えていることだ。
「では、バトルロイヤル開始です。 10人以下になりましたら強制的に終了いたしますので死ぬ気で頑張って下さい。後この闘技場は不思議な力があり死んでも復活しますので本当の意味で死ぬ気で頑張って下さい。」
ヘングレが言い終わると、横の人を殴るものや姿を消し隠れるものなど居るが本当の意味でバトルロイヤルが始まった。
俺達は、会場を後にしVIP席に向かう。
VIP席には、さっきあいさつをしていたノエルとグリード、俺の仲間のヘングレと日影のグループ以外にも数人化のグループがあったが無視し、グリード達のほうへ行く。
「魔王様から見て今回は、どんな感じかい?」
「言い方は悪いが烏合の衆だね焔やイラ達から見ると多分予選抜けしても速攻で沈むだろうね。」
「私もそう思いますが、みなさん楽しそうなのでいいではないですか。」
ノエルは楽しそうと言っているが会場では、魔法が飛び交い悲鳴や怒号が飛び交っている。
だが皆、真剣にそして自分の力を示すように戦っている。
「まぁ俺からしても本命は、午後からの戦いですし、前哨戦は、知らない奴で面白そうな奴を探す程度だな。」
そんな話をしていると会場のほうから眩い閃光が走った。
それは、魔法の爆発やただの閃光では無く、威圧感と言うか神々しさみたいなものを感じる閃光だった。
会場のほうを見ると5人立っているだけで他のすべての人が気絶していた。
5人の内、誰があの光を放ったのか分からないが言えることは今残った5人は強い
内訳は男二人女二人、仮面をつけていて素顔がわからない奴が一人。
「わーお、面白い結果になったな。」
「今の何?」
「何が起きたの?」
「あちゃ~これは、厄介なことになりそうだね」
発言は、俺・グリード・香蓮・日影の順だがノエルは、戦闘に関してはからっきしなのだろう放心したまま固まっている。
「感覚的には、威圧だろうな。だけどなんか知ってる感じだったぞ」
俺が知ってる奴なんて…シヴァ・多分24の獣の女・創造主ぐらいだぞ…怪物しか居ない\(^o^) /
あれ~今回第一回目だよな、問題児混じってるとか糞じゃん
「くそくそくそ」
「焔が壊れた」
心配しながらも躊躇なく頭を殴る香蓮に思うとこあるが衝撃で正気に戻る。
「意外な結界だがバトルロイヤル終了勝者は、昼休憩後本選もあるからよろしく。後、昼過ぎ1時から本選なのでそれまでは休憩していてください。」
予想外に早く終わってしまった。
10時開始し、今の時間は11時前だ。
正直12時ぐらいまで掛かると思ってたのに…まあいいか。
「んじゃ本選の為に少し肩慣らしでもしますかな。アスちょっと付き合えよ。」
「わかったよ、主」
俺とアスは席を立ち会場に向かう。
「そうだ、香蓮。敵になったからには覚悟しないから死ぬ気で来いよ。アデュー」
「私選択みすった系?」
身を震わせ涙目の香蓮を無視り、アスと腕を繋ぎながら部屋を出る。
「まぁ一週間準備運動はしてたから鈍ってはないはずだが今回は怪物が紛れてたし少し本気を出さないといけなさそうだな。」
「そんなになの?さっきの光はすごかったけど、他が弱かっただけじゃないの?」
「そうだったらいいんだが、あの感じは、創造主の知り合いかお前と一緒の24の獣のどちらかだな多分」
あの光を見た時に感じた既視感は多分創造主かシヴァの時に感じた物だろうがどちらにしても上位神ということだ。
「そう言っても主負ける気内でしょ、今めっちゃ笑顔だよ」
「そういうアスこそ戦闘狂にでもなったか楽しそうな顔してるぞ。」
互いに周囲が怯えそうな笑顔をしながら会場に向かう。
会場には、人が居らず俺とアスが準備運動しても問題なさそうだ。
観客席に居る者たちは、食べ物を片手に余興が始まるのかと興味有り気にこちらを見ている。
「観客が興味有り気にこっちを見てますし、少し楽しませるか」
「少しって言ってもどうせ、最終的には激戦になる気しかしないな~」
「大丈夫、ただの組手するだけだから」
俺たちは、腕や足の凝りを解しながら数手打ち合う。
最近、遊び程度の打ち合いしかしてなかったから、アスの成長に驚かされる。
俺の出した腕を最小限の動きで受け流し確実に急所を突いてくる。
アスの方も組手のためか触れる程度だが実戦だったら数回は殺されているであろう。
「成長したな、アス」
「ただ、主が手加減してくれてるからだよ」
「謙遜するな。実力が上がったのなら誇れ、ただし自惚れるな。」
少し、打ち合うスピードを上げる。
観客からは、スゲーやおぉぉと言った感動する声が聞こえる。
突然スピードが上がり戸惑っていたが数手後には対応し、難無く打ち合う。
アスの地力が見たくなり、どんどんとスピードを上げついでに足も出す。
「ちょっと主、組手だよね? もう軽い戦闘だよ」
「ならやめるか」
ピタッと止めたから、アスの拳を数手食らうがコラテラルと考え、空間魔法で別次元からタオルと飲み物をだしアスに渡す。
「今回は問題児が居ると思うが頼むぜアス」
「安心して今までのポンコツな僕じゃないから」
「おう期待しているぜ。」
見世物だと思ってた観客達は、食べることを忘れ、俺たちの組手を真剣に見ていた。
しかし、しっかりと動きについてこれたのは、何人ぐらいなのだろうな。
「まもなく、本選:開催者焔・アステリオスチームVSバトルロイヤル生き残り者・魔族七幹部・勇者チームを開催します。」
観客の熱気が凄い、敗退した者たちも見ているためか野太い声が会場を包む。
「では、本選スタートです。」
残った五人とは誰だったのか…
はたして作家は内定を手に入れられるのか(現実逃避)
読んでいただきありがとうございます。
最近は、アクセス数などチラ見程度の確認しかしてませんが平均で一日100PV行くようになりました。
後、約2000PVで累計2万PV達成するので皆さんよろしくお願いしたします。
また、記念小説や連続投稿など致しますので期待していてください。
次回は、11/23(金)です。




