14-8 各自の戦い メルロッタとヘングレ
どうも皆さん。メルロッタです。
現在、複製パパと戦ってます。
魔物を倒していると背後から急襲を受け、そちらを向いたらパパが居ました。
「パパ…じゃないよね?パパは創造主と戦ってるから あなた誰?」
「俺は、焔だけど? メルロッタお前がパパと呼ぶ人物だぞ」
その姿はパパそのものだけどそこに私への愛情や繋がりを感じられない。
「そう…それであなたは誰?」
「だから‥‥」
またパパの名を言い出しそうだったから黙らせるために破壊で喉を潰す。
私は、インドラ様とパパの戦いの後、インドラ様の神格から産まれた。
年齢で言うと数カ月だけど知識はインドラ様譲りだし、肉体もパパの周りに居なさそうだったからこうしたけどニャル様の様に自在に変えられる。
「次、ふざけたこと抜かそうとすると殺すよ」
「ひっどいな~ 本当に俺は、焔。ただ創造主に複製された方だけど
そんな姿まで変えて完全警戒しなくてもいいのに」
「そう。それで貴方の目的は?」
パパの複製体は、良くも悪くも出来が良く
外見はもちろん、神格や能力までも完全にコピーされている。
そう考えると創造や24の力も使えるのキツい。
破壊で壊してもすぐに治されてしまう。
この後戦闘になると考えると手を抜いたりしてたらこちらが殺されかねないから本気を出すため大人の状態になる。
ちっこい時と違い灰色の髪は腰まで伸びており胸は程よく実っているってなんで私自分の胸の解説してるの⁉
それに胸なんて自由に変えられるから無価値なんだけどね。
「俺の目的などお前たちの前に立った時点で分かってるだろ。」
「やっぱり戦闘になるのか…本当にパパとは戦いたくないんだよね」
「その心は?」
私の憂いた声に疑問を投げかけてくる
「だってパパを倒すとしたら瞬殺かガチバトルだと思うんだよ」
「そうだな。実力を考えたらもうこの時点でガチバトル不可避だろ」
「でしょ~そう考えたらここ一帯が絶対更地にやるでしょ。それに負ける気は無いけど力の差的に負ける可能性も高いし」
「そうだな。」
「だから不戦って事にしませんか」
「拒否だ」
冷たく否定の言葉と共にパパが攻撃を仕掛けてくる。
それは、開戦の合図とともにどちらかが死ぬまで続く戦いのゴングだった。
「ならガチになる前に倒したいですね」
創造で作られた剣を破壊の能力で破壊するがそのままのフォームで拳を繰り出してくる。
「いったーい」
剣を振るフォームからの拳なのにいともたやすく私の身体を貫通する。
お腹を串刺しにされパパの腕を支えに立っている。
「あっけないな。」
「これからに決まってんじゃん。取り合えず腕は貰うね。」
貫通していた腕を破壊で切断し奪った腕を使い体を再生させる。
私の神格である子は破壊と再生をメインに司る。
「次はこっちから」
手を前に出し握る
瞬間パパの肩から血が噴き出る
「その程度だと勝てないぞ」
破壊で壊せても逆再生の様に傷が再生される。
「お前一人じゃ俺には勝てないから諦めるか大人しくしろ」
パパの言葉と共に私は磔にされる。
いつの間にか現れた十字架に束縛される、破壊の能力で破壊しようとするがうまく力が発現しない。
「大人しく殺されるなら恥を忍んで仲間を呼ぶわ」
「いいね~だけど仲間を呼ぶ時間をあげるとでも?」
大鎌を私の首に添え殺そうとするパパの身体から剣が生える。
「なら呼ばれる前に奇襲すればいいんだよ」
「お兄さま殺し切れてませんよ」
「お姉さま大丈夫だよ。後で殺すから。それよりメルロッタさんを助けるのが先」
パパに刺さった剣を振り剣ごとパパを遠くに投げ私を助けてくれる。
「ありがとうヘンゼルさんグレーテルさん」
「大丈夫だよ。僕たちの所にあるじのレプリカが来なかったからこっちに来ただけだし」
「大丈夫ですよ。暇だったのと興味でこちらに来ただけなので」
「ヘングレも参戦か…面倒くさいな」
げんなりするパパ。
その姿に悪魔のような笑みを浮かべるヘンゼルさんとグレーテルさん
「大丈夫だよあるじ。戦うのは、メルロッタさんだけだから」
「大丈夫ですよあるじ。私たちはサポートだけですから」
そう言うと二人は淡い光になって私に纏う
「武具変身:双子」
双子は、私の武器となり鎧となった。
その姿は、白銀のヴァルキリーの様だった。
「スキルコピー」
「スキルコピー」
双子のスキルコピーの効果で焔の使える能力全てが使えるようになった。
「行くよパパ。速攻で終わらせる」
一瞬でテレポートしパパの背後に移動し、パパを磔にする。
手を抑えこんでいるナイフはパパが使える創造とヘングレさんの武具変身の組み合わせ技であらゆる行動の阻害をする。
「ありゃ動かない~それに力も奪われてるじゃん」
「そう言う事だから死んでね」
どういう訳なんだろう…と言った声が聞こえた気がしたが無視をする。
「じゃあお疲れ様。」
さっきパパが私にしたように首に鎌を添える
違いは、パパみたいに首に添えただけで勝ち確などせず無慈悲に首を落とし破壊でチリも残さず破壊する。
「全然遊べなかったね姉さん」
「そうね兄さん」
パパとしっかり戦いたかったのかしょげる双子。
私的には、ヤバい戦闘にならずに済んでほっとしている。
「これでここは大丈夫だと思う。ありがとうヘングレさん」
「はーい。お疲れ」
「お疲れ様ですメルロッタさん」
礼を伝えると靄の如くヘングレが消える。
「後は、香蓮さんたちだけだ…」
長き戦いが終わりに近づいていることを確信するとともに今以上の強敵が出るであろうことに不安を覚える・
「マスター待っててね」
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