2-2-2 ダンジョン再開
まだ茶番多めですがダンジョン攻略開始です。
どうも焔です。現在後ろから日影の魔力が迫っている状態です。
魔力を伸ばす…後数センチのところで日影の魔力が止まる
「えっ?なんで動かないの??」
「日影?なんで僕のすぐ後ろに日影の魔力が迫ってるの??」
「えっ僕??焔、私が悪かった」
日影は俺の僕発言に驚いている。
前にも言ったが俺の一人称は複数あるそれこそ今は分かりやすくずーっと俺でいたが高校時代の普段はお爺ちゃんとか僕とか儂とかいろいろ使っていた。だが日影は俺の過去を知っていたも俺の高校時代を実際に体験してないし日影と話すようになって俺が僕と言ったことがないため怯えている。
実際に捕まってビクビクしている。
「日影さん「ビクッ」、辞めようって言いましたよねニコ」
「はっ、はい」
めっちゃプルプルしてる。かわいい虐めよう。
「日影さん、こういう言葉を知ってますか「他人に魔力を向けるときは自分もヤられる覚悟でやれ」って言葉なんですが」
笑顔で問う。日影はこの後起こるであろう未来を理解しプルプルビクビクしている。
「し、知らないよ。そんな言葉」
「なら教えてあげるねニコニコ」
俺は笑みを浮かべながらウネウネと魔力を動かしながら近寄る
「ごめんなさい。知ってます、だからやめて」
半ば涙目になりながら懇願してくる。
「だが、断る!!」
「いやぁぁぁ」
魔力を日影の体に絡みつけるそれはまさに触手の様だ。
「まさか焔、その魔力で私に乱暴するんでしょ。エロ同人みたいに!エロ同人みたいに!!」
「テンプレありがとうではニコニコ処刑開始」
日影の体に這っている魔力が首筋や脇、横腹をくすぐり始める。
「ちょっあははは…待って・あはそれはよそう‥ふしてないよあはははは」
セクハラをされると思っていた日影はくすぐられるとは思っていなかったようで待ったをかける
「待ちません。5分耐えたら許してあげる。Au revoir」
魔力を空間固定しながらその場から離れて探索を進める。
歩き進めるとき日影の懇願が聞こえたが自業自得なので無視をする。
魔力を空間固定したため日影が逃げ出すことは出来ないし力技で壊しても魔力消失で俺が分かるから日影はどうやっても詰んでいる。
仕方ないから時魔法を応用して5分で解除されるストップを発動しておく、それが切れたら日影を迎えに行こう
この階層は敵が出てこないため悠々とお仕置きできる。さっき手に入れて未だ使ってなかったマップを発動する。
「うっぐぅ」
脳内にこのダンジョンのマップが浮かぶがダンジョンが大きすぎてマップ全体を表示するだけで頭がはち切れそうな痛みが起きる。数秒表示するだけで頭の血管が何本か爆ぜそうになっている為いったんマップを切る。
「はぁはぁ‥頭いって~。説明に合ったけど脳の処理以上のものが入ると頭痛と吐き気が起きるのか。一種の酔いみたいなものかな?まあいいじゃあ次は自分を中心に50mぐらいにしますか。」
再度マップを発動するが今回は自分を中心に50mだけが表示されそれ以外が黒く染まっている。
「50mぐらいだったら目視で確認できるぐらいだから頭痛や吐き気は無いか。ではどんどんと拡大していきますか。」
焔は指定範囲を少しずつ拡大していく。50m→100m→200m→300mと広げていく1kmを超えた辺りから少し頭痛がするようになり1.5kmぐらいで辛くなったが最大を知りたく続けたが2kmが限界だった。
「おえぇ~気持ち悪いし頭いてぇ、なんか正月だからってバカやって家でお酒飲んでつぶれた感じ*2徹した後みたいな感じだ。ヤバい辛いから休もう」
俺はその場に腰を下ろした。現在俺は日影にお仕置きしている小部屋から約500m進んだところの道の隅に座っている。
ダンジョン風景はシヴァと戦った4階層と変わらずモグラの穴のように天井も壁も床も土で出来ている。だが不思議なことにどれだけ壁を壊したり地面を掘ったりしても無意味だった。すぐに再生したり壊せなかったりした。
「うへぇ~未だに頭痛いがもう少しで約束の5分立ちますし行きますかな」
立ち上がりマップを1km表示で固定しながら日影の居る小部屋に向かって歩く、マップを開いているため頭痛がひどくなるが慣れるために痛みを無視する。
~焔帰宅中~
「はぁはぁ」
小部屋に帰ると、お仕置きしていた魔力が消え床に座り込んでいる日影がいた。
体は汗ばみ髪が首筋に張り付き肩を揺らし息を整えようとしているいつの間にか胸も初めの時と同じぐらいの巨乳になっていた。
やべぇめっちゃエロい
「日影お疲れこれに懲りたらもう悪戯しようとするなよ」
見とれていたことを隠すように強めに言う。
「はぁはぁ‥うぅ~悔しいけどそうする。焔って神にも容赦ないんだね。」
まだ少し肩を揺らしながら答える日影
「じゃあ20分ぐらい休憩したらダンジョン再開しますか」
俺は日影の横に座りながら今後の予定を伝える。
「分かったじゃあ私少し休む」
日影は隣に座った俺の膝に頭を置きながら横になる。膝枕というものだ。
「俺も今は辛いから少し休むか」
マップの頭痛が辛くなり膝に居る日影のことを考えながら水魔法で水を作りそれを枕にしながら少し休んだ。
(焔が私で…ニヤニヤ)
~日影&焔休憩中~
がんっ
「いってぇ。もう20分経ったのか」
いつの間にか寝ていた俺は、枕にしていた水が魔力切れで消えたことにより頭を強打し目を覚ます。
未だ膝には日影が寝ていた。
すぅーすぅーと規則正しい寝息を立てながら寝る日影の耳元に顔を近づけ
「日影、起きろ。起きないとキスするぞ」
イケメンな声で囁きすぐに顔を離す
「ひゃっ寝込みを襲うなんて焔のエッチ」
顔を真っ赤にし勢いよく体を起こし体を守るようなポーズをしながら遠くに逃げる。
「日影、起きたなら行くぞ」
そそくさと起き上がり歩き出す。
「えっさっきのは夢??って置いてかないでよ焔~」
日影は未だに混乱しているが置いていかれないようにと焔を追いかける。
(チョロイン‥おっと日影は心読めるんだった。)
「階段は見つけてあるから速攻向かってどんどん攻略していきますか」
俺はマップの拡大実験中についてにこの階層の階段を見つけていた。
だっていつまでも敵が出ないとつまらないからね
「そういえば俺武器無いんだった」
敵と戦いたいと考えていてふと思い出したことを口にする
「そういえばブラフマーストラ受け止める時に消滅してたよね。」
日影も思い出したように答える。
「そそ、素手でも多分イケると思うが不安だな」
焔が悩んでいると日影が提案を出してくる。
「焔にぴったりの武器が有るんだけど扱いが難しいんだけど欲しい」
「どんなのでもどんと来い」
日影の含みのある言い方に少し疑問を感じるが少しでも武器が有ったほうがいい俺は即答する。
「これなんだけど」
そういいながら空間魔法のアイテムボックスから日影が取り出したのは手に乗る程度の立方体の黒い鉱石だった。
「何これ?」
日影が差し出したから右手で受け取りながら質問する。
「それはね‥」
日影が質問しようとしたとき立方体の鉱石から棘が生え俺の手を貫き血を吸っていく
「いってぇ」
引き抜こうとしたときに日影が
「抜かないでそれは武器として使うために必要な儀式だから」
「ちっ我慢しますか」
俺は貫かれている手の痛みを無視するかの様に歩き出しながら日影に問う
「でこの鉱石は何??」
「この鉱石はブラッドメタルって言って手にした者の血を吸うことでその者を主と見做しその者の望む姿に変化するの。こんなに急に血を吸うとは思って無くってごめんね」
説明不足で有ったことを謝る
「そしてこの鉱石の一番の問題は…」
日影は言いたくなく無さそうにしている
「どうした??」
「これを言うと多分焔怒るから言いたくないの」
「何があっても怒らないから言ってみ」
「絶対聞いたら怒ると思うけど。このブラッドメタルは血を吸ったものの抑えているステータスを自分のステータスとするの」
焔は頭に?を浮かべる
「どういうこと??」
「はぁ簡単に言うと縛りプレイで抑えられている方のステータスがブラッドメタルのステータスになるの」
「まじかよ」
「まじだよ」
俺は怒るというより驚いている。
なぜなら
「待てよっていうことは今後は自分のステータスの0.001%が俺のステータスになって残りがブラッドメタルのステータスになるのか?」
「そういうこと」
そういうことだからだ。…どういう事だよって思っている人が大半だと思うから解説するが今まで俺は日影のせいで元のステータスの0.001%しか出せないのだ。ただしシヴァ神とのタイマンの時はしっかり100%出したがそれはそれだ。
残りの99.999%は簡単に言うと宝の持ち腐れだった。まぁリミットブレイクのスキルで開放できるんだが代償がヤバいから極力使いたくなかった。だがブラッドメタルが俺の99.999%のステータスを持つということは擬似的だが100%の力を振るえるということだ。
「焔怒ってない??」
「正直言うと怒ってないむしろよくやったって言いたい。」
俺は怒られると思い少し怯えている日影の頭を撫でる
「ならよかった」
日影は安心したように笑みを浮かべ気持ちよさそうな顔をする。
「だがいろいろと説明不足な点は許さん」
撫でていた手に力を入れブレーン・クローをする
「いだいいだいごめんなさい、でも人の話聞かずにやる焔にも難があると思うよ」
足をバタつかせて逃げようとする日影の言葉に一理あることを理解する
「それもそうかなら何か一つ願いを聞いてやるよ」
「マジでじゃあ貸ひとつってことでよろしく」
「うわぁ貸作っちゃったよ。しかも駄神に対して」
「酷くない」
そんな他愛のない話をしているといつの間にか次の階層へ行くための階段に着いていた。
ふと痛みを感じなくなった右手を見ると棘が消えて元の立方体に戻っていた。貫かれていた穴は塞がっており手にあるブラッドメタルは血を吸った為か赤黒く変色しており少し禍々しくなっていた。
「変化が終わったみたいだね。そうだ焔鑑定してみたら」
「ナイスアイディア」
さっそく鑑定してみる
鑑定結果
名前 ブラッドメタル
分類 武器
持ち主 焔
効果 持ち主の血を吸い成長する鉱石。持ち主の縛っているステータスを自らのステータスとして使用する。
形態変化は魔力を流しながら武器を頭に浮かべると変形する。
想像上の武器にも変化可能
ステータス
LV.1
STR (力) 370,952,690
EXP (経験) 0/5
特殊効果 持ち主のスキルの一部使用可能・一定条件を満たすことで???開放・破壊不可
鑑定結果には僕の考えた最強の武器のようなステータスが映し出されている。
「俺の元のステータスの高さはいいとして、どんな武器にもなれるのかよ」
俺は魔力をブラッドメタルに流しながら刀の形やメリケンサックの形を頭に浮かべる
するとブラッドメタルは応えるかのように刀やメリケンサックに瞬時に変わる
「ほぉ変形のタイムラグはほとんど無いのかぁ。後はこれかな」
頭の中でP○O2のジェッ○ブーツを頭に浮かべながら魔力を流す。
するとブラッドメタルはジェッ○ブーツの形になる。魔力を代用ししっかり動作する。
「これは最高の戦力を手に入れたぜ」
「焔が楽しそうで何よりです」
日影が微笑ましそうに見ている
「ほんじゃ武器も手に入れたし次の階に行きますか。」
俺たちは目の前にある階段を下りて行った。
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次回の投稿は12/1(金)を予定しております。




