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8-7 久々の冒険

最近問題が多すぎて辛い。

私情で作品を遅らせるわけにはいかないので頑張ります。

 どうも焔です。モンスタートレインから一週間経ちました。


「よーしまた冒険にでも出るか」


 俺は、背伸びをしながらいつも居るメンバーに話を掛ける。

 モンスタートレインは成功し、今ではこの国の住民のほとんどが魔族と仲が良くなり、他の国から来た冒険者が問題を起こすと庇う様にまでなった。

 戦ってくれ魔族には、私からの褒美として栄誉金プレートと言う他の金プレートより一段上のプレートを贈与した。

 効果としては、問題の仲裁時の決定権や国政への直接的な願いだし・一部税の免除など色々ある。

 そして今回のMVPのベルには、グリードからの褒美として願いを叶えると言ったら、何故か俺の魔力を食べてみたいらしく快く了承した。

 その結果、俺の魔力を喰らった瞬間、酔った様に顔を綻ばせ、体をビクつかせていた。

 後にベルに聞いてみた所、ベルフェゴールの能力は、他人の魔力を吸収し自らの力として使用すると言うものらしい。

 ベルがいつもけだるそうな理由は、器に対してベル自身の魔力が少ないかららしい。

 百リットル入るプールに一リットルだけ入れても少ないのと一緒か…でもそれって一般人が百ミリリットルだったら結構ある方だと思うんだけどなぁ…

 怠惰の名の通り自分は、動かず奪ったものを動かすと言う事か…


「それで何処に行く気なの?」


 俺が急にモノを言うのに慣れたのか本から目を離さず返事する

 他の奴らもまたか…と思ってるのだろう。自分たちの手を止めない


「ん~未だ未開の地に行こうかな。グラングエルの下の方に行こうかな…」

「あぁ~いいんじゃない?」

「なら決定。では今回の冒険メンバーを発表します。」

「えっ?みんなで行くんじゃないの?」


 一番初めに反応したのは、香蓮か…


「えっ違うけど?だって国政が有るじゃん」

「それは、今まで通り代理に…」

「部下は、大切にしましょう。と言う事でメンバーは俺・迦羅・悟空・アストライア・バフォメットの5人です。」

「え!」

「ふぇ?」

「分かりました。」

「私も?」


 すげーアストライア以外名前を呼ばれると思っていなかったのかアホな返事だ。


「私…焔さんに忘れられてたと思ってた…」

「デート以来かな私と迦羅がメンバーに入るのは」

「焔さんとの初冒険です。」


 各自、思う点があるのだろう。

 すまんバフォメット正直忘れてた。


「大丈夫だ。バフォ忘れてない。ただ今までが平和過ぎてな」


 感動で涙目になっているバフォの頭を撫でておく


「メンバー選択に異議は有りませんが…冒険先でハメすぎないでくださいね」

「香蓮…それを言うなら羽目を外さないね」


 ヘンタイ女二人組が何か言ってるが無視しておく。


「んじゃ、明日出発だからしくよろ。それと建国時から増えてるダンジョンだが発見次第攻略するからよろしくね」

「今までの傾向上そこまで強い敵とかは出ないんじゃない?」


 建国時に創造主がこの世界に大量のダンジョンを生み出した。

 基本的にダンジョンの敵は、外に出ることが無く。倒せばアイテムが手に入るため特に何もしてない。挑んで死ぬ者が居ないわけではない。

 だけど、本当にモンスターが外に出ないかと言う確証は、無い…だから未開の場所にあるダンジョンを攻略する。


「ダンジョンの全容を見たいからな。ダンジョンの最奥に何が有るか。本当に外にモンスターが出ないのかとかね。」

「一番はティーシの様に、神格が居るかもって思ってるんでしょ。」

「やっぱり日影には敵わねーなそうだよ。そして今フラグとなったな。」

「がんばれ~」


 その後は、特に何もなく次の日になってしまった。

 しいと言えば、今日は妙にバフォが甘えてきたな。


「よーし全員揃ったし、行くか」

「「「「はいっ」」」」


 皆、いつも通りの私服だが、普通の鎧や装備より防御力が高い。

 そんなことを思いながら転移魔法を使いメリソスの外に転移する。


「国王様お疲れ様です。」

「おうお疲れ様」


 門番をしていた女兵士がこちらへ近づいてきた。


「国王様、外に出ることに対して文句は言いませんが出来れば普通に門をくぐってくれませんか?こちらからすれば仕事に関わるので」

「善処する」

「それ、駄目な奴じゃないですか~分かりました。では気を付けて行ってきてください」

「おう、ありがとよ」


 一礼して戻っていく女兵士に手を振り再度旅道を進む。


「あはは、焔怒られてやんのわらひゃっ」


 悟空がうるさかったから昔使っていたお仕置きプログラムを起動する。


「口の悪いサルにはお仕置きだ。」

「ちょっほむらっこれはっ」


 お仕置きプログラムとは、日影が良く被害にあった魔法で、効果は、触手・バイブと言ったエロイ系がメインのいたずら魔法だ。



「知らん、皆行くぞ」


 悟空の言葉を無視し進む。

 悟空は迦羅に引っ張られるようにして付いて来ている。


「やっいっ…えっ?」

「満足したし停止させた。」

「焔の意地悪」


 悟空が達しそうになったからプログラムを止めた。

 悟空は顔を真っ赤にさせ体が震えていた。


「役に立ったら褒美をくれてやるよ」


 そんなことをしながら道なりに進んでいく。

 途中、スライムやゴブリンと言った雑魚モンスターと遭遇したけど基本瞬殺で話すことが無い…


「やっぱりヌルゲーだな」

「そうですね…」

「縛りプレイで得意縛りしよ」


 俺の愚痴に頷く迦羅と何処からそんな言葉を聞いたのか問いただしたくなったが悟空が縛りプレイを提案する。


「具体的には、何を縛るのですか?」

「まさか…身体を縛るのですか?」


 真面目なアストライアの質問とアホなバフォメットの質問…同じ質問のはずなのにとても差が出るのはなんでだろう(白目


「おめーだけ身体を縛ってろ。得意縛りってことは、得意分野を縛るってことだろうし、バフォなら魔法を縛って近距離戦限定。悟空は、魔法限定。迦羅が炎系禁止ってことか?」

「正解だよ。」

「そう考えたら私と焔さんは何を縛るんですか?」

「ん~アストライアは能力縛りで焔は戦闘自体を縛ろう」

「ってことは、俺は戦う事自体縛ると言う事は、完全ガードってことか」

「うん。初めは何か縛ろうと思ったけどアストライアは置いておいて焔に関しては、全て得意だから戦っちゃだめ。アストライアは、能力が強力過ぎるから能力縛りね」

「分かりました」

「了解。ならこれを全員はめろ」


 話を聞き指輪を創り出す。

 この指輪は、安直に縛りの指輪とでもするか、効果は、その名の通り縛る指輪で今回は、悟空の言ったものが縛られる。

 全員、躊躇いなく指輪をはめる。

 皆の体が淡く光るが外見上の違いは見れない


「すごーい。本当に縛られてる。殴ろうとしても体が動かない。」


 悟空がエアジャブの様にファイティングポーズをとって殴ろうとするけどファイティングポーズのまま微動だにしない。


「私の魔術が…」


 バフォも魔力を貯めるが途中で霧散してしまう。


「まぁダンジョンに着いたら解除してやるよ」


 俺は、戦闘全般を封じられてるが自分以外ならOKなんだろ(ゲス顔


「よーし行くぞ~」


 何回も歩いた道を進む。

 ほどなくしてキュクロテス方面との分岐に着く。(地図は7-1 建国準備?を参照ください)

 ここに来るまでに何回か雑魚モンスターと遭遇したけど基本アストライアが始末した。


「こっち行くぞ~」


 キュクロテス方面の道とは違う道を進む。

 平原な為、遠くまで見渡せるが特に話すものは見当たらない。


「さぁさぁ何が有るかな…」

「特に何もないに一票」

「私もそう思います。」


 悟空とバフォは、見える現実を突き付けてくる。


「それは…どうでしょうか…」


 アストライアだけは、何かを見えてるのか疑問を浮かべていた。

 まぁ俺も何かあると思っている。

 だって俺だよ?何もなかったらつまらなくない?


「どちらが正解かは、未来のみぞ知るってことで未開の地へ行こう」


 この後焔たちに試練が起きるがそれを知る由も無い…

読んでいただきありがとうございます。

誤字脱字等ありましたら教えていただけると幸いです。

また感想やアイデアを常時募集中です。

ここがつまらないやこんなキャラを出して欲しいなどの意見も送って下さると幸いです。


次回の投稿は6/28(金)を予定しております。

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