満ち欠け
静かに落ちていく
名前もない願いが
壊れた世界の端で
まだ笑えるのなら
それだけでいいと
誰かが囁いた
夜の底で揺れる
微かな光と 運命
きっと残酷だけど
選ぶのは私だと
涙が教えてく
嗚呼
闇を裂くように響いた
絶望の中で見つけた
ひとつだけの色
綺麗だと信じたいから
もしもこの声が
まだ歩ける理由になると
言うなら
「生きていい」と言おう
微かな温度だった
だからもう迷わない
私は進む
静かに落ちていく
名前もない願いが
壊れた世界の端で
まだ笑えるのなら
それだけでいいと
たった一つでいいと




