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ホーリー・グローリー・ジャッカネイプスのカボチャ祭り  作者: ぽすしち
そうして はじまりへ

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116/138

掘った土は・・・


 ゴロゴロと黒い空がひかり、風で雨がたたきつけられるなか、シャベルをもった兵隊たちが、こどもがさした場所に、それを突き立てる。



 局長のドドルは、この場でおきることをしっかり記事にしろ、とロジーに命じ、自分は印刷所をすぐにあけてもらえるよう交渉してくる、と街へはしった。




 つぎつぎつきたてられるシャベルで、ガショリガショリと掘られてゆく場所を、みんながじっとみつめていたが、ロジーはなぜか、掘られてあたりにちらばる『土』に、めがいった。




 掘られた『土』は、穴のまわりにとびちると、なんだか白くて、木の根がからまりあった《かたまり》に姿を変えた。


 その『木の根』が、しばらくすると、もぞもぞと虫のように動き出し、はしってどこかへきえてゆく。




 ロジーがかたまりに近づいて目をこらすと、それは、木の根でも虫でもなかった。


「・・・これって・・・」


 いつもロジーがタイプライターでうつのと同じ、数字や文字、なんだか記号らしきものが、からまったようにかたまっている。




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