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第53話 日本に帰れば(3)

 だからリムは「はぁ~。姉上わかりました~」と。まあ、本当に反省をしているのか、していないのか、わからないような、悪態をつきつつ姉のレビィアへと言葉を返した。


「もう、リムは」と、レビィアの口からも、こんな言葉が漏れるけれど。二人の間で、これ以上の口論、言い争いがおこなわれると言うことは無く。二人は次の話題と言うか? レビィアが口を開き。


「私が町へと出かけ、日雇いの仕事をしていた頃と変わったみたいですね」と、自身のシャープな顎に指を当てつつ、天上を見詰め、考える人になりながらレビィアが僕達三人へと告げてくるから。


「レビィアが向こうの世界で日雇いの仕事に出ていたのは、いつの頃の話なんだ?」と、僕がレビィアへと問い返せば。


「えっ!」とレビィアは声を漏らし。


「う~ん」と呻り思案を始める。


 でッ、少しばかり思案を続け、終われば。


「こちらの世界の三百年から四百年前ぐらいですかね?」



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