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第48話 第2章 驚愕! (12)
僕がレビィアへと微笑みながら告げると。
「旦那様、何か誤解しているみたいですが。私は町の悪ガキ達と仲が良い訳では御座いませんから」と。
「旦那様、変な事を誤解しないでくださいね」と。
レビィアは少しばかり不満のある顔で告げてきたから。
「ん? ああ、全然誤解していないから大丈夫。大丈夫だからレビィア……」と。
僕は、自身の顔の目の前で手を振りつつ、奥様へと告げると。レビィアの傍へと直ぐに近寄り。柔らかい頬へとチュ……。接吻をして御機嫌窺いを始めながら。
「レビィアの初めては俺だとちゃんと見て確認しているから。俺は黒髪の奥様の事を疑ったりしないよ」と告げれば。
「なら、良いです」と。
我が家の黒髪が良くお似合いな女神様は、少しばかりツンデレなところがある女神様だからツンツンと言葉を返せば。




