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第47話 竜の女神の微笑み! (2)
僕はレビィアやリムの言う話しだと。
夢の中でも独り言を呟きつつ、広島お好み焼きを焼いているぐらい。
僕は自身のお好み焼きの味の改善に悩んでいるのに。
エリカは別に、僕に気にするなと告げてくる、だけではなく。
「レビィアやリムが焼いて、お客さまが美味しい! と、喜ばれて。またこのお店に来店してくれる。それで陛下、いいではないですか? 何がいけないのですか?」と告げ。
「今後は私も陛下のお手伝い。妃らしくするつもりですから。私がお店に立てば、レビィアやリムどころではありませんよ。お客さまの数は」、
「ふっ、ふふふ」と。
エリカが泣くのを辞めて、鼻を真っ赤にしながら告げてきた。
だから僕は『何故?』、『どうして?』
『エリカは何でそんなことを思い。言い切れるのだ?』と。
僕がエリカに尋ねようとしたら。
「あっ!」だよ。
『あっ!』と、僕の口から驚嘆が漏れるから。
「あなた、思い出しましたか?」




